雨上がりの　合間

広瀬川　近くの　ヘリポートで

走る走る

まてまて～♪なんてな　お飾り掛け声はあるにしても

基本的に　誰かが鬼になってつかまえて交替するなんてルール　成立しないからね

ひたすら

走る走る

んでもって　その顔は

みんな　やけに　楽しそうに笑っているんだ

転んだり

おしっこしちゃったり　てな　お子は

一瞬　固まるけど

それでもまた　立ち上がって

走る走る

きっと　これからも

そんな風に　

転んでも

また　立ち上がって

笑って

生きていってね

どうも　わんさか　鳥糞幼ちゃんたち

みどりこさんに　たどり着く前に

あしなが一族に　連れていかれてしまっているのだろうか

もしくは　鳥たち？

うむむむ

んで　蜘蛛の巣のところに

散らばっている　糞もしや　待望の　みどりこさんのものか！？と　

集中的に　見たものの

どうやらこれ　みのがの　ものらしい

初々しい　若枝色のアクセントも

地色と　違わぬ色合いに落ち着いてきて

中のお方も　肥え太ってきているようす

無防備に　頭だして

むしゃむしゃしているところを

激写！

もっとよりたくて　にじにじしてたら

柚子枝に　引っ掛かって

木を揺らしちまった…らば

のんびりむしゃむしゃ…てな　風情だったのが

しぱん！と　音さえ聴こえるくらいの　素早さで

簑の中に　隠れました

わ～♪機敏なのね　意外♪

蚊に　お食事など　提供して　痒かゆになってしまいつつ

どうか　みどりこさんに　出会えますように　と

手を合わせるような　思いなのでした

蛞蝓さまの　軌跡

その姿が　消えたあとも

きらりきらり

生きた道を　輝かせる

奇跡のようだね

到底　追いつけない

生きる有り様