2014 年 6 月 23 日 のアーカイブ

土へと

2014 年 6 月 23 日 月曜日

昨日

定禅寺通の 真ん中で

上空から

回転しながら

降りてくるものがあって

手のひらを差し出したら

そこへ 舞い 降りた

まさしく 舞いであった それは

少し前まで 羽ばたいていたであろう 誰かの羽

楓の種のように 

つちをめざしていたのであろうな

また わずかながらでも 次の何かの いのちへと

繋いでいくのだね

いってらっしゃい と

土へ

送った

蛹準備

2014 年 6 月 23 日 月曜日

あしながさんち

大きいさんの お部屋が 

蛹準備なのか

蓋されて

小さいお部屋が 増築されちょりました

おおぉ

これ…このまんま 見送ってて大丈夫だ…よね

この子らは あげはみどりこさんたち食べたりしない…よね?

まぁ とりあえず

増築祝い てとこで

見上げておる

気落ち

2014 年 6 月 23 日 月曜日

午前中の リトミック仕事

お休みさせていただき

気持ち 落ち着けつつ

おしゃさんの 葬儀へ

入り口の 優しい笑顔の写真と

かつて出演なさった 『屋根の上のバイオリン弾き』台本や

奥さまのメッセージ…

うまく 目が上げられず

おめぇが 泣くとこぢゃねぇだろ!と ずっと乱暴に 奮い立たせてみたものの

ずっと えぐえぐしてしまい

おめぇが…と 突っ込んだところで

立場を 比べたとしても 一般論のようなものを あてがったとしても

わきあがるものには 抗えぬものだ…と

諦めた

あまり泣いたので

帰り道の 運転で 目がうまく開けられなくなったり

暑さも相俟って

あわや 居眠り運転に 突入しそうにもなり

しっかりせんかい!と 途中で 停車などしたりもして…

なんのためにもならない状態のまんま

これは 気落ち…というものなのだろうな と 思う

ひとを見送ったのだ 元気でいろってのも 酷な話であろう

作業に埋没すれば 紛れもするかね

明日 角田幼稚園「えいごであそぼう」活動で 用いる 楽譜仕上げようとしたら

ぴっちっちっ おえらいさんが 

のさり と 楽譜に 寝そべり

「おまいの めそめそなんかどうでもいいから まずは 今わたくしの快適が優先である」なんてな 感じで

あぁ なんだかいつもこんな風にして

慰められてるよなぁ と思う

気の めり込み具合

若干 持ち上がる

空色でいこう

2014 年 6 月 23 日 月曜日

朝のひかりとか

雲とか

風とか

空色コップの 白湯に

混ぜて飲んだ

そんな気分で

今日を生きてみようか