黄昏たそがれ
うつくしい蜜が ひたひたとみちてきたようで
吸った息を 吐くのが 惜しくて
むねをふくらませたまま
福羅雀のように
あたりの気を抱いて 立ち尽くす
この光が 胸のうちにも満ちたことを思うと
少し震えた
黄昏たそがれ
うつくしい蜜が ひたひたとみちてきたようで
吸った息を 吐くのが 惜しくて
むねをふくらませたまま
福羅雀のように
あたりの気を抱いて 立ち尽くす
この光が 胸のうちにも満ちたことを思うと
少し震えた
明日 母 内視鏡検査
市の検診の引っ掛かりがありましたもんでね
大腸の 内視鏡といえば
今やもうネタになっちょりますが
4年ほど前に わたくしいたしましたる
あの 尻だしてる状態で「森さんて ぶんぶんちゃんの森さんですか?」てな お声掛けいただいて
ついつい ドキドキ患者モードから サービストークスイッチ入れて
いやいや こんなかっこですんまへん…などいって
己の腸壁見ながら 与太話してしまった…てなやつですね
不安がる母に
いづいだけでのんつうこたぁねえ♪腸壁ってなかなか美しいもんだったよ…など 言ってみるものの
今夜からの 下剤やら 憂鬱そうでした
そらそうだよね 寝たまんまで 下剤だもんね
でも 明日午前中仕事 またもやお休みさせていただいて
母姫に 付き添うつもりでやんす
それでなにか大きく変わるわけではなくても
ちっこいなんかが 落ち着けばいいやね
ファイトだ
ほんとに
くっだんない
つっまんないことで
いらっとしたことば 投げつけ
互いに ささくれだったこころもちになり
あとに引けなくなって 黙り込む
怒らせたいわけでも
困らせたいわけでもなくて
どうしてこういうことになってしまったんだろう
かろがろと こだわることなく 次へいかずに
意地という名の 硬化ゴムが
苛立ちへと 引き戻す
その奥にある
構ってよ労ってよ褒めそやしてよ と
駄々っ子な わたくしが
地団駄を踏みながら
甘えたことを ぬかす
そんなあたりを 捲りあげ
はたはたはたと 塵でもはらうようにふりまわして
本当に欲しいものは こんな戯れ言の成就ではなかろう!と
自分にびんた
ただいま…と 心安らげる場所を なくしてしまいたいわけではないのだ
近眼的心持ちから
目をあげて
灯りのもとへ 帰ろう
帰る場所に 灯りを ともそう
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