袖の床に ぺたりと 尻をつけて
はいふく筋やら ハムストリングを
みゅ～んと 伸ばす
袖幕や 照明を 見上げて ゆっくり息を吸う
息を吐きながら
中身をだし
また 新しい 舞台の空間を吸い込む
至福
広い会場だったけれど
お客様の 笑顔が見えた
思わず そのかたに向かって ご挨拶踊りなどする
また 帰ってくるね…と 思いながら
お辞儀をした
見知らぬひとが 優しい家族みたいだった

しもて
舞台袖
バレエのお姉ちゃんたちの 背中みながら
ストレッチ

今年はもう 来てくれないのかなぁ…と
諦めておったら
やっほう♪
いらっさい
キアゲハ幼ちゃん
人参花 むしゃむしゃやっちょりました
一番小さいさんが
一番のきかん気で
近寄っただけで
臭角みゅんみゅんに出してて
んもう めんこいったら♪
たのしみをありがと～

骨髄バンク登録推進イベント
舞台後
一時間の 受け付けお手伝い終了後
会館の中にある 素敵レストラン「けやきの杜」…だったっけ？
…にて むろむろと むろむろだんな ぴろさんと ごはん
地下の パフォーマンス広場が 見下ろせて
ジャグリングや
ダンスや
楽器練習や
駆け回るお子達が いた
なんだか 懐かしいような
ひたむきにがむしゃらに練習していた頃と
いまだいぶ 離れてしまったような気もして
ちょっと 切ない

いまTAP SHOTS として 活動できてるのは
実質 二人
結婚 出産 引越 引退…その他もろもろ思うところもあって
気持ちはあるけど いま一緒に 動けない…と
過渡期続き
営業舞台の話もなかなか受けられなくなってるし
金銭的に 稽古場の維持が 難しくなっている
でも
いま舞台に立ち続けるきっかけを
TAP SHOTS の 始まりを 導いてくれた
今は亡き A ちゃんや
離れていても ずっと 大切な仲間だと思っている あのこもこのこも
思い浮かべながら
「まだやってたのぉ!?」と 呆れたり
「ただいま ちょっとのぞきにきたよ～」て
いってもらえたらよいな…と
細々でも 続けていく
大きな展望ではないけど
強く思うこと