2024 年 3 月 12 日 のアーカイブ

針仕事

2024 年 3 月 12 日 火曜日

お誕生日 おめでとう冠を こさえたついでに

気になってた 愛しの腕時計 はみるとんさんの ベルト ぺろぺろ剥がれたところも 繕った

己が補修したところの 修繕のみにして

他の もう千切れそうかも…の 部分は

また 新たに 皮切りだしてから…なので

また 後日

以前の 縫い穴に 麻糸 通すだけ…とはいか

なかなかに手強くて

慎重にしたものの

ちみっと 針刺してしまい

気づくと 生成りの糸が 若干 血の色

…あわわわわ

でも 装着するときの ぺろぺろを よけておさめる ほんの些細だけども 面倒な気持ちは 解消された

己でどうにもならない もどかしくかなしいできごとのことがかいけつしたわけではないとしても

それはそれでもう 受け止めるしかないのだしな

またしばらく 継ぎ接ぎでゆく

だいじょぶさ

がんばるよ

針曲げてしまうほどの力は あんのさ

みててよね

やれること

2024 年 3 月 12 日 火曜日

命に関わることがあると

それ以外のことが

「そんなこと」と 払い除けたくなったりもするけれど

思えば 命に関わることには なんの手出しもできなくて

何に手出しができるのかといえば

生きて 暮らしてゆく中の 「そんなこと」たちに対してなら わずかばかりの 何かができたりもするわけで

届けられるところへ 届けるということで

そのあたりのことを 粛々と 成しながら

また 生きて暮らしてゆく

明日は 3月のお誕生会の 係

これから という 希望の光だけで 輝いていてくれるようなお子たちに

おめでとうを 届ける

生まれてくれてありがとうね の 冠を作る

なんもできん

2024 年 3 月 12 日 火曜日

代わりに やっといて…という なんてことない用事

「危篤」だから という理由

「もう…」と 言われてから

「鎮静に入る」と 言われてから

随分と 頑張ったのだね

いや…無理な頑張りはしない という 選択だったけどね

なんもできんまんま

どうしていいかわからないまんま

その病の「おかげ」で いろいろ 思いがけないことできた て 笑ってた 穏やかな顔

まだ 痛みの さほど出なかった頃

いろいろ 心配やら 思いを届けてくれたこと

幼い頃の あどけない でも 気遣う細やかさ

引っ張り出して

どこに伸ばしたらいいかわからない手を ひとり 握り締めてみたりしたけど

ありがとう と 手をふるよ

また いろいろ 伝えてよ

違う形でいいから

そして 猫の尻など 撫でるしかない 朝