2018 年 3 月 16 日 のアーカイブ

濃いぃ触れ合いもあり

2018 年 3 月 16 日 金曜日

先日 呼んでいただいた 幼稚園にて

卒園式も終わり

おうちのかたと お子達が お昼御飯を食べて

その後 謝恩会に うつる てな 間っこの時間

わたくしも お部屋の片隅に コーナー作っていただいて

やさしくおいしい おにぎり弁当を いただいていた

そろそろ みなさんは 移動を てな段になって

一人の男の子が ぱたぱた と かけ戻ってきて

わたくしの 目の前にある 電子ピアノの 陰に 身を潜めた

かあさまが 呼びに戻ってくる

「Hくん…もう始まるよ 早くいこうよ どうしたの?」

無言

でも わたくしの 視線で 場所に気づいて 覗きにきた

行こうと 促せども 首を縦に振らずに 踞る

「もう お母さんいっちゃうよ いいの?一人で…」

なんども やり取りして

やはり 行きたくないらしい

わたくしも たのしいゲームとかやるっていってたよ 行ってみたら?と 話しかけるも 心動かぬようす

あっ んじゃ そこにいるなら わたくし 舞台に 4つも 荷物持ってかなくちゃないんだけど ひとつ持つの 手伝ってもらえないかな?と 言ったら

むむむ…と 首をかしげた

いいよいいよ 無理にとは言わないよ あと 一時間くらいあとのことなんだけどさ…と 一応 引っ込める

かあさまは「じゃ お母さん 行っちゃうね ここにいるならいいけど 外にはいかないでね」と 行ってしまった

しばらく ぶんぶん準備しながら ぽつりぽつりと 独り言みたいなことを 喋ったり 話しかけたりしているうちに

踞るような様子から もぞもぞと おもちゃをいじり始める Hくん

時々 そのようすについて 突っ込み入れたりしてたら

おもちゃの 騎士の剣みたいなんを 持ったまんま 距離を 縮めてきた

かっちょいい~♪それもって 鞄も持ってくれたら すんごくうれしいんだけどなぁ♪と 言うと

す と 鞄もとうとしてくれた

いやいやいや それは すんごく重たいから こっちこっち と 

一番 軽いやつ 示したら

それともうひとつ 持ち上げた

それだってだいぶ重いやつなんだけどな

なんかもう ヤル気満々に なってきてた

その後「かくれんぼしない?」やら「この磁石どこにくっつくかなぁ?」とか ノリノリ♪

ノリノリならば 今どんなようすか 会場見てきてよと けしかけたら

「はっ!いってまいります♪」と 敬礼みたいなんして駆けていった

そのまんま たのしい会場に 巻き込まれたら いいのに と 思ったら

すぐ戻ってきて 様子を話してくれた

しばらくして また 「見てくる」と

だんだん その間隔が 縮まってきて 

そのうち 会場にいる時間が長くなり

そのまんま みんなと一緒に 混ざって 戻ってこないか と 思ってたら

「そろそろ出番なんで 近いお部屋のとこに 移動して待っててください」と 声がかかり

荷物と共に 移動した

…らば Hくん わたくしの 控え室に かけ戻ろうとしてきた

こっちこっち!ごめんね 近いとこに移動しちゃったけど…と 言いかけたら

さっき 持てるかどうか 確かめた 二つの鞄を ぐっ と 持ち上げた

おぉ 騎士Hくんよ♪頼もしいぜ

結局 舞台まで Hくんに 荷物運びしてもらって 拍手で 迎えられ

ぶんぶんショーの時 ずっと見て(見守って)いてくれた

ここの幼稚園は すんごく 元気でのびのびで 頼もしいお子達ばかりで

積極的に ショーのなかにも 関わってきてくれた

はじめ 会場に 混ざらない と 頑として 自分の気持ちに従っていた Hくんに 関わるときの かあさまも

ちょっと 困惑の表情はあったものの

ゆるりと構えておられて

あぁ いいかんじだなぁ と 思ったもんな

自由に のびのびと 自分の気持ちを 出すこと

それに 向き合い 受け止め つなげてゆくこと

ここでは 気持ちよく 育まれていたのだろうな と 思う

記念品贈呈や 見送り 紙吹雪の後片付けまで ずっと お子達と そこにいて

最後には「あ~ぁ もっとやっていたかったなぁ またね ぶんぶん」なんて お元気さんたちに 手を振られ

汗だくになりつつも

あ~ぁ わたくしも 楽しかったよぅ て 胸いっぱいになった

ありがとうね