2016 年 2 月 27 日 のアーカイブ

偲ぶ

2016 年 2 月 27 日 土曜日

いなくなったことを嘆くのではない 

泣きにいくのではなくて

その人を 思うのだ

楽しかったこと

すごかったこと

まったくもおぉ なこと

みんなで 笑うんだ

でも 泣かずにいるの 難しいだろうな

そのあとにも 予定をいれちゃってるから

揺らぎに 呑み込まれ過ぎて

瞼 再起不能海老水餃子にならぬように とは思えど

身構えすぎずにゆこう 

懐かしい写真を 引っ張り出したら

また 込み上げたりもしたけど

きっと みんなで 

懐かしく 愛しい思い

肴にして

泣き笑いしようか

偲ぶ

レッスン合間に

2016 年 2 月 27 日 土曜日

ピアノ仕事が

歯抜けスケジュールで

本日は うろうろ出掛けずに

空き時間を有効に♪と 

うきうき あれこれ 巡らせて

最後の 酵素玄米 おにぎって

林檎のお菓子の おやつ

読みたい本 5冊と

まだ 引き継いでない 今年の予定書き込み手帳 旧手帳と

お手紙書く 便箋封筒住所録…

んで 飲み物は 買おうかな…と 外に出て

つい 途中の肉屋さんで コロッケなどなど 買ってしまい

あれやこれや…

持ってきたる 健康おにぎりが 霞むほどに

お腹満たしすぎて 突っ伏すように うたた寝…

たいてい あれもこれもと 気張りましたるもの 

うまくはまったことないよな

持ってきた本 一冊も読み終えぬまんま

また 次の レッスン始まる

ぼよ~んとした目を さまそうと

インスタントコーヒーなど いれてみるも

ただ 満腹感に トッピングがなされただけで

うぶぶ…

眠気覚ましに アラベスクなど 弾いてみる

弾き終わると また どろり…

座ったら また メルトダウンしてしまいそうなんで

立ち上がったりする

立ったまんま レッスンするときって

眠気覚ましのこと あるのでした

どうしようもないやつだな まったく

銀杏枝

2016 年 2 月 27 日 土曜日

街路樹の ばっつばっつ剪定
 
また たけなわの季節

樹…て あんな風に切らなくちゃいかんものじゃないよなぁ と 思う

あったほうが 和むし

ちょ とした 身の寄せ場になって

危険回避になったりするけど

大抵 電線の 真下で

電線に引っ掛からないように
とか

標識や 信号 見えなくならないように と

切られるはめになる

去勢されたみたいな 姿…なんて

考えすぎかなぁ

でも 不憫だ

うなだれたとて なんの 解決にもならんが 

ちょ と うつ向いてしまう

ふと 剪定で 散らばった 枝が 目につく

銀杏かな?

踏まれちゃってるけど

まだ うっすらみずみずしい 薄緑の 切り口

水に挿しといて いきづくかな?

木々草花の いいとこは

そのものの存在のみ ではなくて

切られた部分が 
 
また 根をはり

いきづくものとして

花開くものとして

在り続けることができるということ

大きく動かず

植のものとしての 最大能力を 開いてきた道なのだな 

そのもののみの アイデンティティーなんてな はなくそみたいなもんにしがみつくしかない 動くものの 限界やら おこがましさやら 浮かべつつ

去勢…なんてな こちらの都合の 仕業とか 投影とか

そんなもん 屁 と わらいとばしてくれよ

あちこち いのち 分けて 増やして

ほくそ笑みつつ…なんて

またもや 投影などしつつ

水に挿してみる

用いてくれた

2016 年 2 月 27 日 土曜日

家族らから 呆れられたり

冷たい目で 一瞥くれられたり

見ないことにする…なんてな 台所窓辺 しげしげさんたち

…ところがどっこい

昨日の朝 わたくしが 惰眠をむさぼっておりましたる間に

朝の味噌汁対策に

あんちゃ

一昨日の 味噌汁の残りに お湯足して

しげしげさん要員の ひとつ 芹を ちょきちょきして 入れたのだと

おおぉ♪

ままごとみたいな 収穫も まんまのことの 役に立つなんて

用いられる 喜び わくね

キャラメルから

2016 年 2 月 27 日 土曜日

とてぱた 買い物

支払い待ちの 列

レジ横の キャラメルに 目が留まる

郷愁と 購買意欲に 突き動かされ

うっかり 籠に入れる

くそうぅ 乗せられちまったぜ

負け惜しみみたいな 気持ちで 照れ隠し

蝋びきみたいな 紙ではなく

今は アルミみたいなのね

1つ2つ 続けざまに 口に入れてみたりもして

大人食い

大事大事に 惜しんで 食べてた 幼い頃の わたくし

惜しみすぎて とけちゃって 台無しになってて 

べそかきながら 箱から 融け流れたとこ こそげて 舐めてたっけな

ばかだねぇ

でも そんな風に 一粒に 向ける 眼差し 思いが 悔しいけど 美しかったね

変わってないくせに 変わったふりなんかしてしまう 自分が かなしくて

ちみっと 泣く

やっぱり 大事大事に 食べよう

でも 融けてしまう前にね

変わりながら かわらずにいたい なんて

欲張りながら

キャラメルを 箱に仕舞う

森まゆみさんの投稿から

2016 年 2 月 27 日 土曜日

母 はとこ 文筆家業の まゆみさん

これほどの お方でも こんな風…

人の こころと いのちを 救ってくれることに関するほど

金銭的なことが 二の次にされてゆくのは

あちこちであって

あまり 細かく言うと

「いやしい」扱いなどもされたりして

あああぁ

社会の仕組みとか 流れとか

大義名分ばかりで

命さておきな 気がするのだけど…

声をあげてゆく

↓↓↓↓↓

労働の現場の話を聞きたいと思います。まず私から。
アベノミクスのせいかどうかは別として、出版界は確実に悪くなっています。
確かに又吉さんの「火花」が100万部を超えたとか聞きますが、テレビで有名な人が芥川賞を取ったためで、そういう話題作と、テレビ化映画化されるもの、老人向け終活本などのほかは、部数は落ちています。

去年の売り上げは、書籍と雑誌で1兆7000億とか。中国人観光客のお買物とほぼ同じ。ことに雑誌が落ち込んでいるそうです。
原稿料はじわじわ下がっています。この仕事を始めた頃、400字1枚一万ということもありましたが、今は新聞社の書評くらいです。5000円もらえればいい方で、1000円というところもあります。3日かかって13枚書いて1万3000円もらいました。これでは生活できません。

各出版社は雑誌やPR 誌が出せないので、ウェブを立ち上げていますが、これまた原稿料は安く、連載は何枚書いても一回一万円とかいうところもあります。20年前は、雑誌連載の原稿料+単行本の印税+文庫本の印税でどうにか取材費を出し、暮らすことができたのですが・・・文庫本は毎年3、4冊出たのに、この2年、文庫化されません。今年はようやく「千駄木の漱石」がちくま文庫に入ります。没後100年の漱石先生のおかげです。

講演もテレビラジオの出演も少なくなりました。なんだか新聞のインタビューはこのところたくさんありますが、これは「ただ」です。
講演料も1万とか2万で、引き受けると打ち合わせ、写真やレジュメやタイトルを送り、後始末もありますから、家で寝ていた方が体のためです。
行政が「規定により」ととても安い謝礼を提示しながら、懇親会をやるなどといいだすのは大変、腹が立ちます。NHKも日本薄謝協会として有名ですが、帰りのタクシー券をくれなくていいから、出演料をその分高くして欲しいです。と言っても、フリーランスは労働組合もなく、弱い立場です。

というわけで、口のある作家、評論家は皆大学の先生になりました。
これまた大変で、ほとんど著作をださなくなる人が多いです。
私もやってみたけど、1時間半かけて通い、毎週6コマの授業を準備。夏休みは海外研修の引率、春休みは受験の立会い。書くのは無理でした。
漱石じゃないけど、勤めるのが嫌だからもの書きになったわけで・・・
だいたい、文芸科も映像科も入り口あって出口なしの詐欺みたい。

最近友達の作家は家政婦や居酒屋、お掃除の仕事を始めたりしています。あるいは主婦になる。食堂勤めの女性が賞を取ったこともありました。
さあ、これから何か仕事が見つかるでしょうか?楽しみです。

違うまんま

2016 年 2 月 27 日 土曜日

何かを 見ているときは いいんだ
 
でも その 何かが なくなって

さて と 互いを見ようとしたとたんに

そぐわなくて

ちぐはぐで

こすれて
 
すれ違って

あぁ と ため息など 吐いて

離れて

でもまた 近寄って

何事もなかった風に 何事かを また 見たりもして…

受け取りかたも 手渡しかたも

そもそも すべての かたちも 速度も 温度も違うのだよね

こすれて 擦り傷など 作りながらも

ほんのわずかの そぐう瞬間を

たから探しのようにして

それが まるで たからものみたいになったりもして

勘違いなのか

そういうものなのか…

おんなじものを見ても

そこにいたい 長さも 

感じ入る 手触りも 違うまんま

一人の時間の 気が済んだら

気を 澄ませて

気を 合わせる

互いに 求めるのは

そぐうところだけにして

また 添ったり

こすれたり…

あぁ あたりいちめん 梅の空気だねぇ

そんな 他愛もないこと言って

おんなじように 目を閉じて

違うまんま

あるいてゆく

工業デザインいうか…

2016 年 2 月 27 日 土曜日

とあるところに 送るお手紙に 

補強をしたくて

段ボールを 出す

これは 先日 honto さんから まとめて本が 届いたときのやつだ(いつもは 青い ロゴなどが印刷された ボール紙の 封筒状のやつ)

別段 気にせずに なにかに用いよう素材コーナー 段ボール編のとこに つっこんどったのですが

封入するに よい形に 切ろうと 広げたら

あら…

本の保護のため 内側強化に 貼り付けてあったと思いきや
 
折り畳み式

なんか 粋な 工業デザイン

思いもかけない 構造に

ちょっと うっとり
 
何度か 広げて 折り 閉じ

また 広げて…を やって 見入ってしまいましたる

シンプルで 優雅

こういう 梱包 収納 段ボールデザイナーさんて おられるのだよね

すごいなぁ

見知らぬ 考案者のかたに

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