2016 年 2 月 21 日 のアーカイブ

あら艶っぽい『月の光に』

2016 年 2 月 21 日 日曜日

ピアノレッスンで

ソルフェージュ教材に 使っとる本に出てきた 旋律

おや 懐かしい フランス民謡『月の光に(Au Clair de la Lune )』だ

お子に ポーランド民謡だったかなぁ…なんて 適当なこといっちゃって 不安になり

すぐ調べたら フランスでした

んで 昔 わたくし ピアノ習い初めの頃 用いてた 楽譜は

何故か メキシコみたいな 挿し絵があり

別の楽譜でも のんきな月夜の絵とか

日本語の歌詞がついてるやつも

「月の光に照らされて…」とか

やはり のんきな 内容だったかなぁ…

調べたサイトに 歌詞が書いてあったもんで

豆知識みたいに お子に 内容伝えようか…と 読んでみたら 

…あら

艶っぽい

中学生の 真面目な男の子に 伝えてまずい内容というわけではないけど

まぁ なんというか

ふ~ん なんつって 己の心だけに 仕舞ってしまいました

フランスでも お子たちに 歌ってもらうときは

二番までなのだと

ふふふふふ

アモーレの国でも

その辺り すこぅし 奥ゆかしいのね

登場人物の「友達のピエロ」くんは

本当に ペンを持っていなくて ベッドの中に 入っていたのだろうか?

もしかして おともだちたちを とりもつ 策略だったのでは?なんて

穿った見方をしてみたりもして

粋な はからいだね♪

1.
Au clair de la lune
Mon ami Pierrot
Prête-moi ta plume
Pour écrire un mot.

月の光のもと
友達のピエロよ
ペンを貸してくれないか
手紙を書きたいんだ

注:「plume(ペン)」は古い歌詞では「lume(光・灯かり)」となっている。以降の歌詞で話の筋が通らないのはこのため。

Ma chandelle est morte
Je n’ai plus de feu
Ouvre-moi ta porte
Pour l’amour de Dieu.

ろうそくが消えてしまって
もう火がないんだ
お願いだから
扉を開けておくれよ

2.
Au clair de la lune
Pierrot répondit :
“Je n’ai pas de plume
Je suis dans mon lit.

月の光のもと
ピエロは答えた
「ペンは持ってないよ。
それにもう僕はベッドの中なんだ。」

Vas chez la voisine
Je crois qu’elle y est
Car dans sa cuisine
On bat le briquet”.

「隣の家へ行ってみなよ。
彼女ならいると思うよ。
だって台所で
火打石を打つ音がするから。」

3.
Au clair de la lune
L’aimable Lubin
Frappe chez la brune
Elle répond soudain :

月の光のもと
優しいリュバンは
隣の家の扉を叩くと
茶髪の彼女が答えた

“Qui frappe de la sorte ?”
Il dit à son tour :
“Ouvrez votre porte
Pour le dieu d’Amour”.

「ノックしてるのは誰なの?」
彼は答えた。
「お願いだから開けてくれないか。
愛の神様に免じて。」

4.
Au clair de la lune
On n’y voit qu’un peu
On chercha la plume
On chercha du feu.

月の光のもと
はっきりとは見えなかったけれど
彼らはペンを探したり
灯かりを探していた

En cherchant de la sorte
Je ne sais ce qu’on trouva
Mais je sais que la porte
Sur eux se ferma.

そうやって探し続けて
彼らが何を見つけたのかは知らないよ
でも分かってるんだ
二人の後ろで扉が閉まったことをね

ダーニングで 繕う

2016 年 2 月 21 日 日曜日

なぎ~ねぇちゃんからもらった ネパールズボン

大切に…とか思ってても

やはり 布地の 柔らか優しさが 

ほろりほろろろ…と ふけて

ぼろり…

緑のネパールズボンより ずっと しっかりした生地だと思ってたのだけどなぁ…

んで 今回は つぎはぎパッチワーク的でなく

織物風に 繕ってみました

しかし 支えやら とめておく…やら 全くせずに

適当に 指で押さえて うえしたうえした…と 糸を進めてゆくもんで

だんだん かわりばんこじゃなくなってきて

あれれれ?うえうえしたうえ に なっとる!など

乱調 変拍子

もとに戻したつもりが なんだかまた わからなくなってきて

あううううぅ

もういいやい

とにかく はじっこまでいってみよう

一見 織物風に 見えてきたけどね

乱雑織り繕い

目が疲れてきちゃった…

ふうぅ

のげし 横顔

2016 年 2 月 21 日 日曜日

のげし

ちくちくの葉っぱ

露を戴いて

珠かんむり

そのちくちくは

棘のようで

きらめきを 壊さずに

掲げ持つ

細心の 尊重のようで

まるで 尖ったこと言って

でも それが実は 思いやりだったりする 誰かさんのようだよぅ なんて

懐かしい 横顔を 思い出したりもする朝

台所で

2016 年 2 月 21 日 日曜日

台所窓辺 しげしげさんたちのなかの

小葱根っこ

曲がり葱風に のびのびしてきましたる
 
でも これ 曲がってるわけではないよな

上へ 光へ

すくすくしてるだけ

この子なりの まっすぐなのだな

めんこいな

先日 石巻の パン工房ficelle の

清美さんの 手による ランチに お出ました「酵素玄米ごはん」

ぬおおぉ♪んまいっ と

その 滋味の 染み渡りに

しみじみ 感動などしつつ

うちでもやりたいなぁ と 目論む

まずは 家族を巻き込まない風に やって

ちょっと食べてみない?と 誘って 懐柔してゆくつもり

固いもの 苦手になってきてる父が 一番抵抗するであろう

元 米扱い商店の息子…白米信仰みたいな

米のことは 俺が…てな 自尊心あるし

「ごはんは 健康のために食うんでねぇ んまいがら 食うんだ」なんて

いつも 言っとるので

おふかす(赤飯)さ 似でってば♪なんて 誘ってみよう

米糠のような香り むんむんに 炊き上がり

まず初めの かき回し

ふと きづいた

塩いれるの 忘れっ!

炊き方 インターネットで調べて 2つほど 書きうつして 

なんとなく 段取り頭に 叩き込んだ気でおったらこれだ…

とほほでやんす

炊き上がってから 混ぜ込んだら

不都合ありますかね?

むううぅ

うまくいくか しくじるか…わからん

ぶつぶついいながら やってたら

「君は 必ずなんか やらかすよね」

後ろでにやにや あんちゃ

まだ 結果は 出てねぇ 楽しみにまってろぉ♪と 言ったら

「いや…楽しみにはしてない」とな

ちぇっ

慣れっこだけどさ…