浮かんだ思い
伝えようとしたんだよ
なのに その目が
近くにいたはずの その心が
あまりに 遠くて
口ごもる形のまま 凍りつく
とかせるのは
あなたの 目なのです
手なのです
寄り添う思いなのです
…のに
浮かぶことのできぬ
うたかたの如く
眼球ばかりが ひりひりと
その目線を 追う 冬の日
浮かんだ思い
伝えようとしたんだよ
なのに その目が
近くにいたはずの その心が
あまりに 遠くて
口ごもる形のまま 凍りつく
とかせるのは
あなたの 目なのです
手なのです
寄り添う思いなのです
…のに
浮かぶことのできぬ
うたかたの如く
眼球ばかりが ひりひりと
その目線を 追う 冬の日
ちょっといま
えぐえぐしてて
明日の朝 瞼が 海老水餃子にならんように…と
涙拭いたりしておるところ
BSプレミアム『ナンシー関の17年』を 観た
ほんと 大好き ナンシー関さん
ほぼ 著書…手に入れたつもりだった
そんなに多くはない わたくしの 何度も 読む本のひとつ
ナンシーさんと 近かった方が言う「これを見て ナンシー関なら 何て言うだろうか…と 思う」という言葉
本当に そう思う
見たものの捉え方
転がして
余計なものを 取り去って
奥にある形を見せつつも
なぜその余計なものに 嵌めてあるのか…という 成り立ちの秘密さえ 解き明かし
また はめてみせてくれるような 痛快さ
消しゴム版画の 線 言葉を 決める その 秀逸なセンス
…恋しい
今週末は
3日間で 四種類の舞台
ほぼ 毛色の違うことするので
ちょこっとだけだというに
なんだか わしゃわしゃと がさばる 準備物と 心持ち
落ち着け…
一個一個は やさしく たのしいものばかりだから…と なだめつつ
準備やら製作中に 発生する 用事に
心ささくれ立たぬよう
よゆうよゆう~と 自己暗示呪文を唱える…
今度の 日曜 オペレッタの中に 三分だけお邪魔する お姫様だっこ舞台衣装
とりあえず リメイク終了
なんとなくもやっとしてるけど
ここは 緻密さより 大胆さを 求められるところ
屁のこだわりは なしとする
しかし かつて 茶ぶんぶん衣装で 使ったことある ペチコート
流用しようとしたら 腹回りが…
あたくしったら痩せていたのねむかし おほほほほ などと 笑ってみる
ううううう
ゴムで繋ぐか…
それはまた後日だな
みぴなさん 振り付け動画を確認したら
きれいさっぱり忘れておる部分など 発見して
う~む
記憶って不思議 なんて いってる場合ぢゃないな
がんばる
舞台衣裳周りの 捜索
自室アンタッチャブル領域やら
押入れやら
倉庫やら
んもぅ またもや 部屋が いつにも増して 輪をかけて 土星…と 化しておりますの
挫けそうな思いに うなだれて 布布本雑貨服飾小道具の 混沌の中に へたりこんだら
ふと 目の先に
思い当たる 小袋が
おおおおぉ! あったっ!
これ…結構 捜索の始め辺りに
横においといたやつだな
くうぅ
まぁいいや
一番捜索困難かもしれない…と思ってた 熊の鼻っ柱が みつかったので
あとは そう大変なものでもない
ついでに 冬物セーターなども まろびでてきて
一石二鳥♪(混沌の片付かなさは さておき)
容易く 機嫌もよくなったりして
昼飯でも 作っかな
昨夜 パキスタンから 電話
あぁ HAJI おぢちゃん 里帰りでもしているのだろか?
ほぼ ワンギリ状態で
取る間も無く 切れて
かけ直しもせずにおるのだけれど
それでも また 忘れた頃に 電話が 掛かってきたりするのだろうな
11年前の 偶然に 乗り合わせた
東北本線での ひととき
https://shingetsu-usagi.com/?m=20090618
互いに もう 顔も 覚えていないだろに
あの一点から 細々ではあるけれど
思いがけない 彩りで 織り上げられてきた あれやこれやの日々
未だに 覚える気の微塵も見えない風情での アラビア語レッスン 受け続けていたりもするのは
それでも いつの日か
ふわりふわりでも 繋がっている 遠い国の人へ
思いの きちんと 乗っかった言葉で
やり とり できたらいいな なんて
この「歳いってるのに 結婚もせんで 仕事している 貧しく 神をもたない 可哀想な 極東のおんなのこ」は
ひっそりと 思っているのですよ
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