2014 年 12 月 14 日 のアーカイブ

目線を追う

2014 年 12 月 14 日 日曜日

浮かんだ思い

伝えようとしたんだよ

なのに その目が

近くにいたはずの その心が

あまりに 遠くて

口ごもる形のまま 凍りつく

とかせるのは

あなたの 目なのです

手なのです

寄り添う思いなのです

…のに

浮かぶことのできぬ

うたかたの如く

眼球ばかりが ひりひりと

その目線を 追う 冬の日

ナンシー関さん

2014 年 12 月 14 日 日曜日

ちょっといま

えぐえぐしてて

明日の朝 瞼が 海老水餃子にならんように…と

涙拭いたりしておるところ

BSプレミアム『ナンシー関の17年』を 観た

ほんと 大好き ナンシー関さん

ほぼ 著書…手に入れたつもりだった

そんなに多くはない わたくしの 何度も 読む本のひとつ

ナンシーさんと 近かった方が言う「これを見て ナンシー関なら 何て言うだろうか…と 思う」という言葉

本当に そう思う

見たものの捉え方

転がして 

余計なものを 取り去って 

奥にある形を見せつつも

なぜその余計なものに 嵌めてあるのか…という 成り立ちの秘密さえ 解き明かし

また はめてみせてくれるような 痛快さ

消しゴム版画の 線 言葉を 決める その 秀逸なセンス

…恋しい

ブツ多し

2014 年 12 月 14 日 日曜日

今週末は

3日間で 四種類の舞台

ほぼ 毛色の違うことするので

ちょこっとだけだというに

なんだか わしゃわしゃと がさばる 準備物と 心持ち

落ち着け…

一個一個は やさしく たのしいものばかりだから…と なだめつつ

準備やら製作中に 発生する 用事に

心ささくれ立たぬよう

よゆうよゆう~と 自己暗示呪文を唱える…

今度の 日曜 オペレッタの中に 三分だけお邪魔する お姫様だっこ舞台衣装

とりあえず リメイク終了

なんとなくもやっとしてるけど

ここは 緻密さより 大胆さを 求められるところ

屁のこだわりは なしとする

しかし かつて 茶ぶんぶん衣装で 使ったことある ペチコート

流用しようとしたら 腹回りが…

あたくしったら痩せていたのねむかし おほほほほ などと 笑ってみる 

ううううう

ゴムで繋ぐか…

それはまた後日だな

みぴなさん 振り付け動画を確認したら

きれいさっぱり忘れておる部分など 発見して

う~む

記憶って不思議 なんて いってる場合ぢゃないな

がんばる

今も

2014 年 12 月 14 日 日曜日

いまは もう そこにはない姿を

思い巡らす

寒々とした 空に

命の軌跡を 描いてみる

ほんのすこし 明るんで

あたたまるおもい

いたんだね

いまもいるんだね

ここに

胸のうちに

触れることができなくても

今も 耳の奥を

胸の奥を

震わせているから

踏んでゆく

2014 年 12 月 14 日 日曜日

不器用で

無防備なままでも

おのれの

今日の

ひとあし

踏んでゆく

信じろ

2014 年 12 月 14 日 日曜日

生活に 呑まれていたとて

思いは 生まれているだろう

何処かへ 逃れずとも

心を 澄ますことはできるだろう

澱んだとしても

泥濘を 抱えただけで

水は 確かに 在るのだ

混じり合いて いるだけで

おまえは 澄んだ水を持っているのだ

目を耳を鼻を心を細胞の一つ一つを 凝らせ

そこで 結んだ 思いを

そこから どこへでも 飛び立てる心で

ことばへとつないでゆくのだ

泥濘を 糧として

ここで 咲かせてゆく強かさを

いま 項垂れたとしても

きっと いつか また…

信じろ

これからも 一緒に わらって

2014 年 12 月 14 日 日曜日

惜しみ無く 

なんなりと 与えてくれて

自分を楽しみつつも

やすやすと 後回しにもしたりして

ならば また 与えてくれ

その こわばりや 痛みを わたくしに

嘆く思いは 後回しにして

いまのいのちのよろこびを

喜んでいこう

ときどき 駄々っ子みたいに 機嫌悪さをぶつけてしまったりもするけど

なかなか開かぬ こわばりをこじあけて

手をつかんでいるから

いこう

一緒に わらって

いきていこう

くまなの?

2014 年 12 月 14 日 日曜日

舞台衣裳周りの 捜索

自室アンタッチャブル領域やら

押入れやら

倉庫やら

んもぅ またもや 部屋が いつにも増して 輪をかけて 土星…と 化しておりますの

挫けそうな思いに うなだれて 布布本雑貨服飾小道具の 混沌の中に へたりこんだら

ふと 目の先に

思い当たる 小袋が

おおおおぉ! あったっ!

これ…結構 捜索の始め辺りに

横においといたやつだな 

くうぅ

まぁいいや

一番捜索困難かもしれない…と思ってた 熊の鼻っ柱が みつかったので

あとは そう大変なものでもない

ついでに 冬物セーターなども まろびでてきて

一石二鳥♪(混沌の片付かなさは さておき)

容易く 機嫌もよくなったりして

昼飯でも 作っかな

あきらめない

2014 年 12 月 14 日 日曜日

昨夜 パキスタンから 電話

あぁ HAJI おぢちゃん 里帰りでもしているのだろか?

ほぼ ワンギリ状態で

取る間も無く 切れて

かけ直しもせずにおるのだけれど

それでも また 忘れた頃に 電話が 掛かってきたりするのだろうな

11年前の 偶然に 乗り合わせた 

東北本線での ひととき

https://shingetsu-usagi.com/?m=20090618

互いに もう 顔も 覚えていないだろに

あの一点から 細々ではあるけれど

思いがけない 彩りで 織り上げられてきた あれやこれやの日々

未だに 覚える気の微塵も見えない風情での アラビア語レッスン 受け続けていたりもするのは

それでも いつの日か

ふわりふわりでも 繋がっている 遠い国の人へ

思いの きちんと 乗っかった言葉で

やり とり できたらいいな なんて

この「歳いってるのに 結婚もせんで 仕事している 貧しく 神をもたない 可哀想な 極東のおんなのこ」は

ひっそりと 思っているのですよ