2021 年 6 月 29 日 のアーカイブ

7daysbookcoverchallengeSpinoff「今読んだ」テーマ その6

2021 年 6 月 29 日 火曜日

舞台近づいてるのに 本を読む 罪悪感から 解き放たれたら

目が痛いのに 白目のとこ 出血的になっちまってるのに

堰を切ったように 読んでしまう

いかん…

7daysbookcoverchallenge から 勝手に 派生させた

個人的 本の振り返り おたのしみ

7daysbookcoverchallengeSpinoff

続けたりする

以前 読んだもの 振り返ると

また読みたくなり

あぁ あれもこれも!と

並べて

でも一度に 何冊も読むことはできず

悶絶

んだらば 振り返りというより 今新たに読むぞ→読んだぞものにしてみたらどうか?と

今回のテーマ「今読んだ」

その⑥

『七面鳥 山、父、子、山』レ・ロマネスク TOBI(リトルモア)

なんとも いい!

読み心地というか

綿100% メリヤス下着の 肌触りみたいな 心触りつうのか

あぁ へんなことばで 掻き乱したくないけど 言っちゃった

戸惑いが戸惑いのまんま

でも 懐かしい匂いとともに

大袈裟でも 重たくもない 軽やかな 空気を孕んで 届く

自叙伝でなく

自伝的小説だとしても

物語として掬い上げて

救われてゆく

弔辞のとこで えぐえぐしながら 笑ったりして

愛だ!

あとから気づくとしても 愛に気づいてゆくのだ

そうして 命に つなげられてゆくのだ

とりとめもないような あれやこれやが 今に 収束されてゆく

初めての小説作品なのですかこれで!?と

鼻水かみながら 感嘆の 溜め息など

ふぅ

しかし

まずいぞ

瞼が 海老水餃子に なりかかるぞ

午後に 母の わくちん一回目のため お出かけ だってばさ

ま 何はともあれ

読んでうれしかった一冊

プログラムについて

2021 年 6 月 29 日 火曜日

プログラムについて いちいち解説するのは「無粋」という 向きもありますが

もともと 粋な者でもないので

己の覚え書き的にも やっちゃう(別に解説でもないが…)

『流れ星にもらった話』

何やってんだろ!?て 迷う気持ちのとき

ふっ と 欠片のような思いが 降ってきた

かつての わくわくとか どファンタジーのようなパントマイムって しばらく 作ってなかったよね?て

何か 立派なこと 小気味良いこと 風刺的なこと 訴えた方が かっちょいい気がしてたけど

そんな風な始まりから作ったことって なかったくせに…

「風刺も効いて…」と いっていただいたことのある作品だって

風刺のためにこさえたのではなくて

とある出来事があって そこへ思いが揺れて生まれただけだったのだ

もともと 思考思想覚束無い技術も足りないものが こねくりまわすことではないのだ

…なんか そんなこんなで それまでの凝り固まりが ざば~と 流されるように消えて

手のひらに残ったもの

そんな感じから始まった

空ばかり見てた かつての夜

稲垣足穂の『一千一秒物語』の「何をちょこざいなお月様」な空気とか

ウルトラセブンとか

キラキラとか…

本儀せんせいが 音を

亜希さんが 灯りを照らしてくれる という 安心感のもとに 遊んでみたような お話でした

作品 生み出すとき「どこでもやれるように」て 思って作ることもあるけど

こりゃ こてこてに

「ダンスブルームさん 舞台で あの場所で あのみなさんと共にやりたい」て 生んでしまった

今後 どう 育つか 未知だけど

ちょっと たのしみ

『虫の夢』

二十数年前

お師匠 はとちゃんの ハトリミームラボ 稽古場 発表会のために こさえた作品

そのときのテーマとして「からだ」という お題があったのだけど

からだで 虫の動きがやりたい!という 一粒から 膨らんだもの

当時は 虫のこと 好きではなかったのにね

床を 這うような 動きも たくさん入れてたけど

今の己の状態やらなんやら 考慮して

床を…は 無しにした

あの頃に作った作品は 何度も上演させていただく機会設けたのに

これは 今回で二回目だ

「エリック・カールさん 追悼ですか?」て 言われたりしたけど

エリック・カールさん 亡くなったというしらせより

ずっと前に やることを決めていた

「虫の動き 面白い」から

「虫の動き ありさま 愛しい」てな 思いに変遷してて

結末への思いが

思いがけない落ち ではなくて

むしろ 永遠のはらぺこあおむしでいてほしい てな 願望になっておるのでした

『GodBlessTheChild』

以前 投稿もしたやつですが

ビリー・ホリデイの 歌

タップいいなぁ でも シューズって 気軽に手に入れられんもんだよなぁ て 思ってた頃の 思い

憧れの タップシューズとして 登場いただいて

己は ソフトシュータップ的に

シートで 踏み鳴らした

ビリー・ホリデイの 言葉のなかに 込められた思いも 手のひらに 握りながらね

『灯す』

震災から 10年を経て…なんて 区切るつもりもなかったけれど

改めて 忘れずに 伝えてゆかねば と 思ってもいて

わたくしの 極私的な 実体験なんぞ

どうしようもなくなんてことないのだけど

この身になかったことを さも体験したようにもできず

実際のことの 片鱗を 繋いだ

まだ 触れられない という 思いを抱えておられるかたも多い

傷としての ことではなく

あの日々に 灯したもの

灯してくれたもの

救ってくれたもの

掬い上げて 希望に繋ぎ続けたいと 思ったこと

そんな感じ

照明の亜希さんが「文子さんのだしてくれている希望を照らしきれていないと思ったんです」と

二日目の 明かりについての 若干の プラン変更について 告げていただいたとき

自分のなかで 見えてくるものが すこぅし 変わった

ゆく先が 変わったのではなく

そこへ辿り着くまでの「そんな甘いもんじゃないよね」の 現状惨状かつて見た風景がよぎり

正直 怯んだ

でも それ 越えていこうや!と

ちょっと 力出すぜ みたいな思いが 生まれた

亜希さんの あかり頼みみたいな思いで 作ったとこもあったけど

思いを受け取ってのち 投げ返してくださった ことで 開かれ 育てていただいたよな今回も!と

うれしくて じわじわと 幸せを思った

…いや もうほんと 正直 こんなことしてなんになる!?くらい 落ち込んでた 生みだしなもんで

救われました

ううぅ

ばかみたい とか 素人めぇ とか なんぼでもいってください

べつに 己のヒーリングとかのためにこさえてるんじゃないですとも

でもね

渦巻くのよいろいろ…

そして コラボレーションのは

『雨にぬれても』克之ぱぱ ヴァイオリンと 長靴の わたくし

MIMEなの?タップなの?て 質問してくる方 おられんで よかった

時間のばしの必要が生じて 急遽 効果音 足しましたおかげで

物語として 遊ばせてもらいましたの

タップ道!な 人からは「タップやってないよね」て 言われそう

言われてもいいけど

ザッツエンタテイメント♪…なんだそれ!?

『Can’t By Me Love』

かっちょいい ジャズコーラスアレンジ的な ナンバー

ダンスブルーム主宰 ゆきこさんに 振り移しいただいて

当日まで ハラハラさせました

一日目 帽子 ぶち落としました

かつて 舞台に出させていただきながら

わたくしにジャズダンス踊らせちゃダメだよなぁ て みぢみぢみぢみぢと 思ってた頃のこと 思い出したりもしつつ

からだの不具合 かばう癖が 抜けてない反省しきり

でも 申し訳ないけど 楽しかったですの

『One Love』

こってこてに どストレートな 純愛の歌!?

でも なんか 愛をこめて 舞台を作り上げてくださった方に

お客様に

差し出したくなる思い

無事 締められたね

しあわせだったね

きっとまたね て

曇りない笑顔になれたこと

本当に ありがとうございますた

性懲りもなく また やりますやらせてくだされ と たのしみの光を 先々へと 投げ掛けるような思い

全方向にありがとう

2021 年 6 月 29 日 火曜日

舞台のことで 不在にする日

その日の夜まで 間に合うくらい 炊いて出掛けた

あんちゃの 給料日から さほど 経ってないので

昼は 弁当屋さんからでも 買ってくるであろ…と 踏んでいたりもしたのだが (あんちゃは 弁当屋の 新メニューとか 辛いのとか 好きなのね)

リハーサルの日 帰宅したら わたくしが炊いたのではない 土鍋ご飯が あった

れれれ?お昼 弁当にしなかったの?と 訊いたら

「あ…君が買っといた カレーもらったから」とな

戸棚の奥に 仕舞っといた とっておき レトルトカレーを 発見して それを食べたくなったから 弁当屋には いかなかったらしい

「言ったり 書いたりしてくれなきゃ わからないよ」なんて 言うこと 多々ありなのに

買っといたからこれどうぞ…の おしらせしなかったのに

こういうのは すいすいと 見つけるのな

…まぁ いいや

美味しく召し上がりましたようで

しかし 土鍋ご飯炊き

あんちゃにとっては 生まれて初めてだよな?

壊れた 電気炊飯器の内竃で 水積もりやって

あとは 時間のことなど 母に聞いたのを参考に炊いたと…

見事な 炭化

上澄みだけ 食べたそうだ

完全炭化したとこ以外 なんとか 食べられたようだね?と 訊いたら

母姫「んもぉ 焦げ!」と 一言

あんちゃが 初めて炊いてくれたってのに あんたその 投げつけるような一言ったら…と ひやひやしつつも

それは じゃれた 突っ込みみたいでもあり

あんちゃも「はいはい 焦がしました すみません」と にやりと 笑ってたし

まぁ いいかな とも思う

かつては わたくしのステージ 観に行くのを 楽しみにしててくれた 母は

わたくしの こことこの どたばたやきもきいらいらを

はらはらしながら さびしさ申し訳なさ入り交じり 口ごもるような感じで みやっていたようだけど

いただいた花束を「あら めんこい♪いがったね うまぐいったんだね」と ほっとしながら よろこんで 眺めてた

父も なんとなく うんこさん滞りとか 落ち着かない感じで

「玉 痒いぃ」と 掻いちゃって はだけちゃって…なんてな有り様だったりしたけど

まあまあ 心は 穏やかにいられたようだし

すまんね ありがとね 懲りずにまたそんなこんなでいくよ なんつって

みんなの眉間が ちみっと 寄ったかどうかは 定かではないけど…

また 近々 舞台の予定が ちょこ ちょこと 復活してきてる

不安より

なんとか やらせてもらえるかな てな よろこびが 膨らむ

おかげさまでなんとか やれると思う

白目出血的 赤目になっちゃったり

膝やら手首の 痛みが復活したりしたけど

恐れてた ひどい足つりがなかったのは

いいぞ♪からだよ!

しかし 舞台前に 二キロほど落ちてしまった 体重が

本番終わったとたんに 三キロ増えるって どゆこと!?

…からだの不思議も思いつつ

ありがとうありがとう と

全方向に 頭を下げる