苺が そろそろ 背中を見せてきた感じ
粒 ちっさくなって
も少し大丈夫かな？と 思ってるうちに
去ってゆくのね
毎年 7月３日の 妙子おばちゃん（母のすぐしたの妹 幼いうちに亡くなった）命日に
苺を探すものの…てな有り様
病床にて「苺が食べたいよぅ」といって
ねぇやさんやらが 東奔西走して
やっとこ 亘理町で 苺育ててた 農家さんとこで 奇跡的に残ってるのがあり
それを 届けて 口にしてすぐ亡くなったというはなし
今から ８０年近く前
今より 気候は 苺が去り行かぬ塩梅だったのか
それでも 苺が見つけられたのは 奇跡であったろう
電話なんぞも うち（じいちゃん実家…合併後の初代丸森町長森けんじろうさんち）にあっても
あちこちにあったわけじゃなし
車移動なんて みんなが出来たわけでもない時代に
よくぞ たどりつけたものだ
残っててくれてありがとう
みつけてくれてありがとう
分けてくれてありがとう
そんなことを 遥か過ぎ去った時間へ 馳せてみる
そんなこんなを 思うためにも
自然のまんまのものを と 思いつつ
また 苺のお菓子で お茶を濁すのも なんなので
今年は 早めに 摘んどいて
冷凍しておくことにした
忘れんようにしよ
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