2021 年 6 月 2 日 のアーカイブ

ミャンマーを 思う

2021 年 6 月 2 日 水曜日

今年の二月に

福島フォーラムへ 豊田直巳監督の『遺言 第六章 サマショール』を 観に行った 折り

映画館の 斜め向かいあたりにあった

フィリピンのかたが 主に フィリピンの方々向けに 開いてるお店で

ミャンマーの 緑豆を 買った

ミャンマーのことをよく知らずにいる

27年ほど前に かくだふるさとなつまつりの 中で しんたなの 「たかっさん」を 中心にして 企てられていた「アジアバザール」に 関わらせてもらってたとき

アジアの留学生さんたちに 屋台を出してもらって

お国の料理と 文化紹介をする なんてな 素敵な部分の 司会とか

年毎に 勝手に テーマを決めて インタビューさせてもらった

そのなかに ミャンマーの 青年がいた

「ミャンマー」という名前になって 日が浅いけれど

「これからどんどん 作っていきます」と 希望に燃えて

そのために役立つ学びを 日本でして 帰るのだ と 胸を張っていた

やさしく やわらかな物腰だけど 力強い眼差しの 彼

インタビューに うかがったとき いただいた

「ミャンマーのお茶と同じ 飲み方です」という 日東紅茶の ティーバッグに

あわわ!というほど 砂糖をいれて 出してくれた

「日本のお茶の飲み方は 苦いです」と

苦そうな顔をしてから 笑った

とても 美しい日本語を 話してくれた

いただいたキーホルダーは 壺みたいな形をした ミャンマーの なんだったかのかたち

「じゃんけん」を テーマにしたときに 教えてもらったのは

ぐーちょきぱーみたいに 3つじゃなくて 4つだったっけ?

それは 別の国だっけ!?(当時はちゃんと紹介しました 家のどこかに そのメモはあるはず)

…ほんに そんな 記憶力しかなくて 申し訳ない

あの青年は 今 大変な混乱のままの 彼の国で どうしているんだろう と

思いを馳せるだけで

何の力にもなれてない

なにをやってんだろ…と

今まで 関わったことある なんて 言うほどのことでもなくて

むしろ 言うて 何になんのさ!?と 恥ずかしいだけなのだけれども

安寧に繋がるなにかができれば という思いは

諦めずに 持っている

さくやから うるかしていた 緑豆が

にょき と 芽を 出してた

海を越えたとこで 怖じ気づくことなく やる気だしてるのだな

いいぞ

そんな風でいこう

また 会えたら

こんだぁ わたくしが 苦くない 日本のお茶を 淹れるよ

どうか 元気でいて