2016 年 2 月 のアーカイブ

違うまんま

2016 年 2 月 27 日 土曜日

何かを 見ているときは いいんだ
 
でも その 何かが なくなって

さて と 互いを見ようとしたとたんに

そぐわなくて

ちぐはぐで

こすれて
 
すれ違って

あぁ と ため息など 吐いて

離れて

でもまた 近寄って

何事もなかった風に 何事かを また 見たりもして…

受け取りかたも 手渡しかたも

そもそも すべての かたちも 速度も 温度も違うのだよね

こすれて 擦り傷など 作りながらも

ほんのわずかの そぐう瞬間を

たから探しのようにして

それが まるで たからものみたいになったりもして

勘違いなのか

そういうものなのか…

おんなじものを見ても

そこにいたい 長さも 

感じ入る 手触りも 違うまんま

一人の時間の 気が済んだら

気を 澄ませて

気を 合わせる

互いに 求めるのは

そぐうところだけにして

また 添ったり

こすれたり…

あぁ あたりいちめん 梅の空気だねぇ

そんな 他愛もないこと言って

おんなじように 目を閉じて

違うまんま

あるいてゆく

工業デザインいうか…

2016 年 2 月 27 日 土曜日

とあるところに 送るお手紙に 

補強をしたくて

段ボールを 出す

これは 先日 honto さんから まとめて本が 届いたときのやつだ(いつもは 青い ロゴなどが印刷された ボール紙の 封筒状のやつ)

別段 気にせずに なにかに用いよう素材コーナー 段ボール編のとこに つっこんどったのですが

封入するに よい形に 切ろうと 広げたら

あら…

本の保護のため 内側強化に 貼り付けてあったと思いきや
 
折り畳み式

なんか 粋な 工業デザイン

思いもかけない 構造に

ちょっと うっとり
 
何度か 広げて 折り 閉じ

また 広げて…を やって 見入ってしまいましたる

シンプルで 優雅

こういう 梱包 収納 段ボールデザイナーさんて おられるのだよね

すごいなぁ

見知らぬ 考案者のかたに

拍手をおくる

遅出し蕗の薹

2016 年 2 月 26 日 金曜日

うちの遅出し 蕗の薹

やっとこ ふたあつ

いらっしゃい

ようこそようこそ と

撫でてみる

指先 ほんのり 青い 香り

霜柱が とけるのが 

ちょ と だけ 早くなってる

気持ちも ゆるん と やわらぐね

春先取り

2016 年 2 月 26 日 金曜日

うちの庭の 独活(うど)さま

まだまだ 先なのだけど

季節先取りで

独活 買っちゃいまして

その 柔毛のあたり めんこいわぁ♪

その 美しき曲線の 命のちからを くだされえええぇ…なんて

うっとり 眺めまくったのち

亀の子たわしで 洗い

皮は オリーブオイルで炒めて ヒマラヤ岩塩ふりふり

中味は 味噌和え

春だ春だあぁ と

こころとからだが 膨らむ感じ

東向いて わっはっはっ♪と 笑った(初物だからね)

みんなでおうち

2016 年 2 月 26 日 金曜日

お出掛けはあったものの

仕事というわけではなく

ちちははあんちゃわたくし なんとなく うちにいる日 である 安心感もあるのか

昨日一昨日の きしきしきしと 軋むような 感じは いつの間にか 薄れていた

母 昼寝から目覚めて「月にいく人募集なんて言ってっから 申し込むかどうか 迷ってたんだよ…夢で」なんて 言うもんで

また すごい夢 みるよねぇ と

茶飲み話で 父も 笑う

きしきししてたときも 撫でてくだたい と やってきてた うっし~

笑いあってるとこにも

なにひとつ 違いはない とばかりに やってきて

にこにこの 角度が もっと あがる

ほぐれる

こんな時間を いつも 忘れないように…てのを つい 忘れてしまうけど

大事大事にしてゆこう

干しっぱなし 林檎が

なかなかに いいい感じの 甘味凝縮ぶり

ゆるやかな気持ちで

日向ぼっこで

ちょきちょき刻んで

お菓子を作ろうなんて

ほがらかなきもちの 昼下がりであった

干し林檎 刻んだものの

生林檎の 傷みかかったやつがあったんだった

んで まずは 干し林檎 後回しにして

生用いた 林檎の田舎ケーキ

アーモンドプードル すくなかったもんで

ちょいと ココナツミルクパウダー足してみたり

DaoTao さんで 買った ラムレーズン入れてみたり

賞味期限切れてる 強力粉 ちみっと入れてみたり

毎度 逸脱行為やっちまいますが

まぁ なんとか んまく できました

「上の方は 香ばしくて んまいげんとも 下の方 べたっとしてるな」なんて 父

それは わたくしのせいでなくて 機械のせいだな なんて こたえたものの

まてよ 逸脱行為の どれかも 原因?

いやいやいや 余計なことは ばらさずにおこう

お腹壊しませんように

干し林檎

『まいにち食べたい“ごはんのような”クッキーとクラッカーの本』なかしましほ著(主婦と生活社)などという 素敵な本を 参考に

林檎バーに 挑戦♪

これは レシピ通りに…と おもっとったに

またもや 薄力粉…てとこを

賞味期限切れてる 強力粉にしちまった とか

オートミール て書いてあったのに

賞味期限切れてる(またかよ!)シロクマノーラ(コーンフレークとか ドライフルーツとか入ってる 九州の「白熊アイス」イメージの シリアル)入れてみたり…

しかも ばんげのしたくの 片手間に やっちまい

香ばしいの 越えてしまって

慌てて スイッチ切った

はじっこ 真っ黒

とほほでやんす…

でもまぁ 母には 好評で

「見た目 悪いけど んまいよ」とな

「その評価 いつもだよね 見た目もいいと いいのにね」と あんちゃ にやにや

「林檎 無駄にしたくない つって 干したのはいいげんとも 干しっぱなしで 駄目にすんのかと思ったら 焦がして駄目にすんのか 結局 時間かけて 無駄なことばりしてんだべ」と 父までも にやにや

でも 真っ黒くないとこは かりかりして んまいよ

林檎バーとはいえ

一ミリも バー的に 切り分けられず

「ぶっかげだ」土壁状態

笑いの 種になって 嬉しいよ(ちぇっ)

甘やかしまやかし

2016 年 2 月 26 日 金曜日

ちみっと 父の 機嫌が よろしくなかった
 
まぁ 寝不足もありましょう

夜 母が 寝ぼけたり なんだり と

いつも以上に 小刻みに 起こされてたもんね

だからといって 小刻みに 不機嫌言葉 ぶつけるように 言うのは よろしくないと 思うのですけんど

なんとも やり場のない思いの

はけ口 として 苛ついたこといってしまってる自分への 跳ね返るような 苛立ち もて余す思い

なんだか 痛いほど わかるもんで

なんでそんないいかたするんだよ…と 言いたくて 言えなくて

ああぁ と 口ごもる

挫けた気持ちになりかかり 

でも 被害者的でなく

自分のせいで そんな思いさせてしまってる という 

加害者的 思いになって 落ち込んでいるであろう 母

どうにか とりなそう…と 思うのに

ことばが 目まぐるしく めぐりめぐるぐるぐるして 何も出てこなくなり

目眩しそうな不甲斐ないわたくし…

んで 前日に いただいた ふわふわシフォンケーキ

二種類の 一個ずつあったから

特別に ちちははに 半分こにして 二種類とも 楽しんでもらう…まぁ 上んとこ わたくしが一口いただいたけどな…と

大袈裟な口ぶりで 恭しく 掲げるように 出した

朝ご飯食べんとす…て とこなのに「んまそうだね 今食べたい」と 手をのばす母

「ご飯だっつうのに 我慢もできねぇのか」と また 棘のある言い方をする父

父とて たまたま 納豆混ぜ始まったから 手を出さなかっただけで 朝 お菓子目撃したら すぐさま 食うだろうによ…と 棘棘ボール 投げつけようかと 思いつつも 踏みとどまり

まぁ 食前でも食後でも そんなに重たくない ふわふわだから 食いたいときに 食うのがよいさ と のんきなふりして 言ってみる

「んまかった~♪もう一個は あとの楽しみにする」と 母

きっと 母も すべての思いを 口にはしていない

でも 美味しさに 切り替えられ 撫でられてもいるようで

さっきより 哀しそうな色は うすれた

「なんだまったく」と 言いながらも

「一番 んまいとこ おまえ 食ったんだべ」なんて わたくしに 冗談めかして 言う父

きっと もう 大丈夫だ

引っ込みつかなくなったような 思い

甘いものに 転がされ

うやむや

それもいいよね

仕事終わったら 甘いものを 買って帰ろうかな なんて 思った

甘やかしまやかし

でも 助けられる

『とりかえっこ』にする

2016 年 2 月 25 日 木曜日

保育園 3月の 絵本と 歌 選び係 わたくし

年度末なのに

季節感とか さておき

絵本は『とりかえっこ』さとうわきこ 作 二俣英五郎 絵(ポプラ社)にしてみました

あそびにでかけた ぴよちゃんが であった おともだちと 鳴き声を とりかえっこしてゆく

くりかえしのなかで ゆるやかに 展開してゆく おはなしが 愉快

おうたは『かわいいかくれんぼ』(サトウハチロー作詞 中田喜直作曲)

保育園のために 購入したわけではなく

保育士に なるつもりもなかった頃に

ただ 好きで 買った絵本だったなぁ

奥付 見て

思い出す

何かのつもりでなかったことが

別の 何かと 寄り合って 呼びあって

よい繋がりが うまれたりする

そういうものだよね 

うれしいことも かなしいことも ざんねんなことも 思いがけないことも

ひかりあてて いいことに 結んじゃおう

そうしてゆこうね

そんなことを ゆるりと 思う

保育園の お子たち お昼寝中の 静かな 昼下がり

酵素さんと のろりてくてく

2016 年 2 月 25 日 木曜日

酵素玄米 がっぴごぴの話をしたら

パン工房ficelle の 清美さんから

水ヒタヒタ浸して

再び 保温するとよいですよ 70度以上だと 酵素駄目になっちゃいますよ

などなど アドヴァイスいただき

ふむふむなるほど と

一旦取り出しちゃってたものを

水入れて かんまがして 

再び保温

朝 ふぁああああん と 柔らかさんになってました

…が やっこく炊きすぎて 表面 ぐず…てなった ご飯の感じ

しかも これで 酵素さんたちが 再生したかどうかも定かではない

でも まぁ 駄目になったような 匂いもないし

顎は疲れない

家族らに受け入れられるようになるまでは

長い道のりのような気がするなぁ

のろりてくてく 行くかぁ

小葱虫

2016 年 2 月 25 日 木曜日

台所窓しげしげさんの中の 一員

小葱根っこから 伸びてきたのが

なんやら 青虫さま的

めんこい♪

いっそのこと 這い出してくれまいか

素晴らしきひとときのきっかけ

2016 年 2 月 25 日 木曜日

さとうゆみさんの ワークショップの 仕掛人「たかちゃん」さん

何年か前に 児童館の 催しに 講師で招かれた ゆみさんに 出逢ったのが きっかけで 惚れ込み

なにかと ゆみさんを招いての

ショーや ワークショップを 企画してこられた

普段の 児童館周辺の活動ぶりは

おともだち繋がりのかたの 顔本(Facebook)投稿で 覗き見ていたもんで

なんと 素晴らしき 実行力実戦力あって しかも 心のしなやかな方であることか♪と

惚れ惚れしておりましたる

わたくしよりか 経験豊かな ちみっと おねえさんくらいのかたかとおもっとったら

なんと!

年下ですて

「先輩」など いわれ なんのこっちゃ?と 思ったら

何年か前に 尚絅女学院短期大学保育科の 何十周年かの 記念行事で 

卒業生のわたくし ぶんぶんパフォーマンスに 呼んでいただいたのですが

そのとき同窓会副会長なさってて

わたくしのこと 観てくださってたのだと

ほんっとに 己の出番以外のこと…じゅんいちせんせが おっさんになってたなぁ とか 石田せんせが ノリノリすぎて 驚いた…とか そんな辺りだけ…失礼千万 

すみませぬ

ま そんなこんなは さておき

人に 惚れ込む という 度量というか

懐の深さ 心持ちのしなやかさを 改めて 思う

年下だけど やっぱり おねえさんだなぁ て 思う

素晴らしき ひとときの きっかけを

ありがと~♪