2015 年 3 月 21 日 のアーカイブ

全身アンテナ

2015 年 3 月 21 日 土曜日

ぼやっと 伸ばしてるんじゃないんだ

お隣の 枇杷の木の 形やら

風の 通り具合やら

土の柔らかさやら

すべてから導きだした

より良く 生きる かたち

胡桃の 生きる知恵の かたち

全身これ アンテナなのだな

学ばねば

前夜祭

2015 年 3 月 21 日 土曜日

明日 誕生日当日に 

家事うっちゃり上京するもんで

本日 生んでくれてありがとう前夜祭

罪悪感辺りの目眩ましも 含んでるかも…

でもね

歳を重ね

家族らの 病を得て

被災という 非日常を得て

しみじみ 思うは

こっぱずかしいとか 思ってた

家族友人恩人関わるすべての命出来事の お陰で

こうしていまここにいる ありがたさへの 最敬礼の気持ち

もしも次の瞬間すべてが 断ち切られてしまうとしたら

果たして 生きるだけ生きた と 潔く思えるのかどうか 

…なんてなことを 思ったりするようになったのですわ

以前より 心身ともに 痛みを伴いながら感じること…

そんなこんな 言うほど きちんと生きてはいないものの

こんな折りに 思えるときは 思っとこ なんて 思うわけだ

んで 祝ってもらうよりは

生んでくれてありがとうね~

家族でいてくれてありがとね~

仲良くしてくれてありがとね~て

伝えつつ

ご飯なんぞ作ってるわけですわ

9歳になる前日

いつものご飯で 笑い合える

有り難し

前日 誕生祝い つうて

わざわざ ケーキなんて なくたってねぇ と おもっとったら

ちちははあんちゃ

口を揃えて

「あんだが 好きなの 買ってくればいいんだからさ 好きなとこで 遠慮しないでさ」と

延々と 言ってくる

これ 思いっきり んまいもん 珍しいもん 普段 気軽に買えないもん 買ってくるといいのになぁ ビーム 満ち満ちて ますがな

わたくし ストーブの上に かけといた 小豆が 煮えたら

甘くして むしきんでも つくっかなぁ なんて ぼんやり 思ってたものの

みんなに ありがとうしようて ことなら

みんなが 喜ぶ方がいいよな と 思い直し

贅沢にも 隣町 船岡の「マーブルマーブル」で ケーキ 買うことにいたしましたる

今や わたくししか 買いに行けんもんね

外れなしとはいえ 目移りしまくり 迷いまくり

四人家族なのに 予備も入れて(なんだ 予備って?)5つ

3時のおやつに 間に合うよう帰宅して

美味しいお紅茶でもいれますかい♪と お湯沸かしてる横で

知らんうちに あんちゃ 箱開け

父 箱解体し

母が「主人公に訊かないで まずいんでないの」と やんわり とめてくれてりして

みんながよろこんでくれたらうれしいな と 思って買ったものの その わたくしさておき な まっしぐら勢いって どうよ!?などと 

茶化してみたり

「んだって なかなか はじまんねぇんだもん」など 返されつつ

そっちが んまい の

自分とったのが 一番 んまかった の 

も少し 食わねぇと わかんねぇ のと

そんな 突っ込みあいも

なんというか 幸せ団欒だったりするよね

本日の ばんげ

独活の皮の オリーブ油炒めと ヱビスさま 片手に

フライ屋 もりあやこに 変身

フライというと 何故か 天婦羅とちがって 単品に なりがち

とんかつだけ やら 

ささみフライのみ やら 

海老フライ…とね

そうなると 誰かは 大満足しても

うっすら 我慢する人が 出るのは確かで

わたくし以外 好き嫌い ありありの 家族ら

本日は 天婦羅方式 あれこれ フライにしてみた

お高いものを ガツンと買うでなく

少量 もしくは 安い 見切り品 いくつか

案の定 父「フライなのに 天婦羅みてぇだな」とな

ここ二日ばかり 切れてた 日本酒も 用意して

サービス「ちりごみ(烏賊の塩辛)」を 肴に 準備したもんで

「なんだか 俺の誕生祝いみてぇだな」と にこにこ 御機嫌MAX

よかった♪

そういや 父の誕生祝いって どたばた駆け抜けて

例年通りの メッセージ&プレゼントを はしょったよな

後日なんとかしようと思いつつ そのまんま…いかんな

本日のにこにこで すべて帳消し とは 思ってないけど

まぁ 近々 落とし前つけようっと

人見知り 花見知り

2015 年 3 月 21 日 土曜日

真正面から 見つめると

吸い込まれそうで

ついつい 横顔

うなじ

そんなあたりから

そっと

ほぅ と 

見つめる

人見知り

花見知り

春の 胸のうち

無事を喜び

2015 年 3 月 21 日 土曜日

帰宅後 

ヱビスさま ぷしっ といこうか…と 思いきや

あんちゃ 送別会で 未だ帰っておらず

「ちゃんと帰ってこれっか心配だ…呑まねえで 待ってたほうがいいべ」てな 流れになり

寸止め

かつての あんちゃ くも膜下出血の どたばたの直後に 比べりゃ

ほぼ 心配するようなことは ない…とはいえね

なんとなく…ね

過保護ですけど 仕方あるめぇ

…で 最終電車で 無事帰ってきたの 見届けて

やりました

ぷしっ♪

眠りこけてた うっし~も

起き出して あんちゃの 帰宅を喜ぶ

こんなちいさなことも

大切に

喜ぶ