2013 年 6 月 9 日 のアーカイブ

たまし ひ

2013 年 6 月 9 日 日曜日

た ま し ひ

珠となりし 火…

息を 吸い

吐き

魂に 操られている この身であるのだろうか…などと

腹の足しにもならぬ 思いをこねくりまわす

ことばに あしをとられ

ことばに すくわれもして

じたばたとくらす

わたくしが 伏せようが

立ち上がろうが

世界が 美しいままであることが

かなしいようで むしろ 心強い

思考に 翻弄されたら

裸足になって

生き物として…やら

現象として…やら

物質としての 存在という地面に 立ってみる

美しい世界に生えていることが

あしのうらから 吸い上げられてきて

満ちる

また こうして 生きていこう

普通の人参…

2013 年 6 月 9 日 日曜日

「人参買い忘れた」というので
畑に たっくさん なっとるから取って来る…というと
「あんだの畑になってるのは 食べられる普通の人参でねぇべん」などと
まぁ 確かに 売り物のような 姿形のものは少ないですけどさ
五、六本引っこ抜いて みせたら
「辛うじて 一本 人参風」と 苦笑された
まぁ 今や 葉っぱや 花のための 根っこっぽいですもんな
匂いは たいへんに濃くキツい
あとは キアゲハ幼ちゃん 到来のために
そのまま 人参密林にしとく予定です

ぞうさん仲間?

2013 年 6 月 9 日 日曜日

のさ~ん…の合間に
虫の図鑑で あれこれ調べたものの
確信なし
ぞうさんの 仲間だと思うが…
牛蒡の葉っぱのとこにいました
マダラメカクシさんかね?
なんとか ちょっきりさんかね?
ま いずれにしても
めんこいのぉ

柚木のあたりで

2013 年 6 月 9 日 日曜日

かくれんぼ

昨日 むろむろから
「足長蜂が青虫を捕まえて巣まで運んでいく姿をよくみた」と 聞いたから
ヤドリバエとか あれこれ 敵がいるのに…と
気が気でない
今朝見つけた みどりこさんのうち 日向にいた
お一方は どうも アラベスク模様辺りに
黒っぽいあとがあって
前に 白プチつけられた(寄生卵産み付けられたらしい)みどりこさんの ようすとはちがうものの
なにやら されてしまったのかもしれぬ…と なんとなく 哀しい
…など うなだれているところへ
大きめの蜂 登場
奥の方にいた 鳥糞幼ちゃんの とこめがけて
ひゅん と 飛び込んでいったもんで
つい
やめろやめろやめろお!!などと 振り払ってしまぃした
鳥糞ちゃん おっととと…と
それまでいた葉っぱから ちょっと 転げて
下の葉っぱに無事 着地
その蜂 二度ほどやって来て
わたくしに ぶくられ
その後しばらく来なかった
しばらくしたらまた来るのだろうね
あのこらも 生きるに必要なことに まっすぐだからなぁ
真ん中にたっていることに 全面納得できないものの
日がな一日 美術館の監視員みたいに
柚木の 横に 椅子おいて
みどりこさんたちを まぶっていたい…なんて 本気で思うや

おんなじくらいのおおきさになって
隣の枝に のろりと 這うて
一緒に
木漏れ日ぼっこしたい

花びらの上で

2013 年 6 月 9 日 日曜日

もうあえないかもしれない
あのこが いまも
くるりくるりと
輪舞曲を 踊るようにいることを 思う
遠くはなれた
あの花びらの上に
ならんで
踊っているみたいに
ふと 爪先が触れた気がした

達者でいてくれ

2013 年 6 月 9 日 日曜日

昨夜
こんなプールに 漂うようにおったもんで
にゃんこさまのために 外への扉を開けて
帰ってくるのを待つつもりが
途中寝てしまい
あけっぱなしつけっぱなしのみっぱなしで
茶の間に転がっていることを
とがめられたりもして
とほほでやんした

顔本も コメント返しかかったまんまの 状態
やれやれ…と たて直そうとしていたら
もんのすごく久しぶりの電話…遠方よりきたる
「起きてたの!?」なんて
何で知っとるぢゃ!?と 思ったら
顔本みてると「チャット」つうところとか
「オンラインの友達」てのに
繋がってるさんとして 表示されるからわかった…と
そうかぁ そういう使い方もできるよね たしかに
そんなんを たどってくれて
酔っぱらった勢いで
う~んとひさしぶりで
きっかけもないけどさ…の 柵を ひょいと 飛び越えて
電話くれてありがと~ と 思った
生きていてくれるんだろうな…とは 思いつつも
なんのやり取りもないと
時々 わからなくなるからさぁ
酔ってなくても
ひょいと とんでみてよね と思う
達者でいてくれ
達者でいるからよぉ

ぴちと のさ〜ん

2013 年 6 月 9 日 日曜日

日がな一日
庭で虫見る以外
パジャマズボンのまんま
のさ~ん と
トドのように なってました
傍らにぴち
こんな日もいいよね
反省なんかするまい

ブドウスカシバ

2013 年 6 月 9 日 日曜日

うちのみどりこさんに 手出しするやつぁあ 容赦しねぇ!!てな 心持ちでいてしまう 今日この頃
みつばちくまばちは めんこいとおもうものの
蜂っぽいものに
ついつい 戦闘態勢 整えようとしてしまいます
んで この子にも このぉ…と いいかかり
あ…ごめんごめん ブドウスカシバさんだわね
などと 謝る
うちの野葡萄 よろこんでいただけるならどんぞどんぞ…だ

帯バッグ 虫っぽい

2013 年 6 月 9 日 日曜日

今村さまの かあちゃんさまから いただいた帯で作った
三連 鞄
なかなかに いい塩梅です
ナミアゲハ顔バッヂつけたら
さらに 虫っぽい

虫に寛容になってゆけ

2013 年 6 月 9 日 日曜日

茶の間にて 父
いきなり「なんだこらぁ…」と
これはなんですか?と 問うているのでもなく
なんだお前は!? と 凄んでいるわけでもなく
若干 含み笑いもあり…な 感じ
「ほらお前だ」と いわれ
父の手元を見たら
クロコガネさん
なに!?その ともだちが 父をわたくしだと思って 電話かけてきて喋りはじめちゃってたよ的 気さくさは!?
まぁ 以前なら 即 ぷちっ とされて
ちり紙に包んでぽい だったろうに
だいぶ 虫に 寛容になってきてくれてるかも
懐柔 着々進行形