たまし ひ

た ま し ひ

珠となりし 火…

息を 吸い

吐き

魂に 操られている この身であるのだろうか…などと

腹の足しにもならぬ 思いをこねくりまわす

ことばに あしをとられ

ことばに すくわれもして

じたばたとくらす

わたくしが 伏せようが

立ち上がろうが

世界が 美しいままであることが

かなしいようで むしろ 心強い

思考に 翻弄されたら

裸足になって

生き物として…やら

現象として…やら

物質としての 存在という地面に 立ってみる

美しい世界に生えていることが

あしのうらから 吸い上げられてきて

満ちる

また こうして 生きていこう

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