2010 年 5 月 18 日 のアーカイブ

濁点以上の重み 除去

2010 年 5 月 18 日 火曜日

母・・・とある歌い手さんが 沖縄出身なのかどうか・・・と 
訊きたかったらしく
「あの さわわさわわいう とうもろこしのうたうたってるでしょ」
さわわ・・・とうもろこし・・・? 
一瞬 ほわほわ 金の毛をなびかせる 愉快な とうもろこしくんたちの 踊りが 浮かぶ
もしかしてそれ ざわわ ざわわ・・・てな『さとうきび畑』では?
「あっそうそう それ」
たしかに 仲間の植物かとは思うけど 重みも深みも すっとんでしまい
名曲も ははにかかっちゃ かたなし  

ちかちゃんのきおく

2010 年 5 月 18 日 火曜日

ちかちゃんたち以前 お目にかかったことはありますが
じっくり 耳石までは みておりませんで・・・
父友人 南部さん(釣具店経営)より 手土産に「ちか」という 魚いただく
わかさぎのような 楚々としたいでたちの 「ちか」
ちかちゃんの記憶たち頭蓋骨に透けて見える・・・あんた 耳石だね?なんて 問いかけつつ
ちまちま 捌く
からあげにすると 骨まずら 食えますが
わたくしとしては これを確かめんことには 気が済みませんので
ごめんして 耳石 探索
あったっ!小躍り
わかさぎよりは 大き目の 2ミリくらいの 若干透明感ある ものでした。
「あ~ 全部食べちゃったよ ごめんね」など 謝られましたが 7組くらいは 入手したし
まんぞくぢゃ
遠く 北海道の 海の記憶が ここに あるのだろうか・・・と
しばし うっとり
いのち いただきました 
ありがとう ごちそうさまでした

お目覚め豆さん

2010 年 5 月 18 日 火曜日

まさか うちの畑で 目覚めてくれるとは!どっこいしょ
うれしいなあ
おはよう
南京豆ちゃん
どんな風に育つのか
噂どおりなのか(蔓のようなものが 伸びて やがて 地中に埋まってそこにできる)
わくわく夢のような気分
育てる喜び 見守る楽しみもういいかい もういいよ
わたくしのなかでも 芽吹く
命の ちからに
ぐいぐい 押し上げてもらおう

活躍する括約筋

2010 年 5 月 18 日 火曜日

人工肛門ということは 本当の肛門はどうしているのでしょうね?
そこまではっきりとではないけれど やんわり 疑問を 投げかけてきなさる方が いらっしゃる
そんなに 申し訳なさそうに しなくていいのに・・・て わたくしが言うことぢゃ無いかもしれないけど・・・。
疑問持って当たり前だわな 
みんなそんなこと 日常にあるわけぢゃないし
わたくしだって 訊こう訊こうとおもってて つい 忘れてそのまんまにしていた
で、今日 父 診察に 送っていって 薬出るのを待つ間 訊いてみた
そういやさ、人工肛門が活躍してるあいだ、自分の肛門はなんか だしたりすんの?
するとちち「何もださない・・・あ、そういえば 屁は出るな、なんでだか」ほほう。
人工肛門のその先の 腸内で 発生すんですかね?
ま、そのうちまた 自分肛門に戻る日が来るっていうし
まったく お休みしてるわけにいかないんじゃないのかねえ・・・なんて
よくわからないけど ちょっと 安心したよ・・・と いうと
なにが 安心なんだかわかんね、と 思ったみたいだけど
わたくしが笑ったので ちちも ふは・・・と 笑った。
脳もお天気な ちちとむすめか?

音とは 振動である・・・ならば

2010 年 5 月 18 日 火曜日

ピアノレッスンの時や 音楽遊びの中で
音って 震えなんだよ・・・なんてなことをいって
音叉や鉄の棒を たたいたり それを水につけて見せたりする(波紋の広がりとか見るの好き)
自分で言っててなんですが
震えが 鼓膜をふるわせ それを 脳に伝えて
電気信号に変わって認識する・・・それとて 脳の中の振動であるというならば
絶えず 聞こえている あの音たちも
主を失っていても その気配・震えだけが わたくしの脳内にとどまったのだろうか
今日は 突然「おーしつくつく」と 聞こえた気がした
でも 久しく この耳には 虫の声は聞こえなくなっていたので
当然の如く どこにいるのだろうと 辺りを見回すこともなく
ああ もう一度聞きたいと そっと 耳を塞ぐ
まるで 普通の人のやるべきことと 反対だなぁ と 可笑しくなった
鼓動以外の 震えが 絶えず わたくしを 揺すって あやしてくれるとでもいうように
まぼろしの虫の声が やわらかく響いて やがて消えた
起きているのに 夢をみている(きいている)みたいだ