2023 年 3 月 9 日 のアーカイブ

7daysbookcoverchallengeSpinoff「今読んだ 2023」その24

2023 年 3 月 9 日 木曜日

このテーマで どこまでもいく感じ

んもう 7days…は 形骸化だしね

近場に積んであるの ぐいぐい読んでるので

こことこテーマもなんもなしで 続けとる

コロナ禍…など 騒がれ始めた頃

お家時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まった てのが もはや 昔話だけど

そこから勝手に派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

ワンテーマ7日間…時に それ以上

わたくし一人で 遊んでおる

かつてもやりましたる「今読んだ」テーマ

その24

『黄色い家』川上未映子(中央公論社)

川上未映子さんの 著作に触れた 初めて は『そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります』(講談社文庫)だった

あんちゃが くも膜下出血で 倒れて後

リハビリのため 転院した大学病院で

言うこと 書くことが だいぶ 以前のかんじに 戻ってゆくような ぢわぢわとした 動きが見られてきて

新聞で見かけたものやらなんやら 読みたい本リストなんてものも 枕辺に 置かれるようになって

もうこうなったら なんとしてでも 希望を叶えて 快復してもらうわっ!と

鼻息荒く

リストの本を 片っ端から購入して 病室に届けた

その中に その『そら頭はでかいです…』もあり

読んだ本を 回収して 家に持ち帰るときに 何気なくめくって

ぐぉ おもしれえええぇ!と 一気に 夢中になり

でもその本は あんちゃに買ったものだから と

すぐに おんなじ本を もう一冊 自分用に買ったのだった

その後 追いかけるように 著作を買ったものの

その頃夢中になってた他の作家さん物とか

あんちゃの 読みたいリスト優先…なんてな 勝手な 己縛りがあって

すべてを追いかけることはできないまま

でも ご懐妊なさった頃の『きみは赤ちゃん』(文藝春秋)というエッセイは

所帯ももたず 出産もしておらぬわたくしにとっても

あっそうそうそうそんな感じの肌身の!わかるかもっ!!てことは ましてや身ごもった人ならば あおたんできるほどに 膝を打って 同意っ!!とか 思ってくれるに違いない!!!などと

ぶっ飛ばした気持ちになり

その頃 ご懐妊なさった 共感してくれそうな 知人友人に贈りまくってしまったっけな

その節は いきなりすんまへんでしたみなさま…

ま それはさておき

川上未映子さんの 作品は

もやんと 浮かぶ輪郭を与えられないような でも とても 重みを持った 心持ちに

それ こういうことかなぁ と そっと 差し出してもらえるような

光あててくれるような 比喩というか ことばえらびというか

とにかく 人は流せるかもしれないけど 自分としては も少し 感じきってみたいあたりのことに

すごく 息を吹き込まれる感じ

この作品の 設定は 独特なのだけど

まぁそういうの よくある話よね そういう人いるよね と 軽く 流せそうで

読みすすめるうちに

身に覚えのある 心象 状況に 満ちてきて

いつの間にか 息が浅くなったり 息をつめたり ゆるめたり

主人公の 内側の人になってしまって

よくある…が

身近にあったよね 自分そこに生きたかも いや その思い あったあった!…なんて

錯覚?にさえ呑み込まれた

よかれ と 思ってたのに なんだか 目線の高低が いつの間にか かわってしまってることとか

波打ち際に 立ち尽くして 波に足が現れ流されて 遥かに 来てしまったと思いきや 同じ場所にいただけ とか

…いや 反対に 変わらずに ゆんゆんと 水面に 揺蕩うていたつもりが沖に流されてしまってたとか

何故かそんなあたりのことなど思い出したりした

なんか また 変なこと言い始まってるな わたくし

ま それほどに 揺さぶられた てことでした

胸の内側を なでてもらえた感じもあり(やさしくふんわりなくさめられたとかとはちがうのですけど)

ああ やはりこの方の作品好きだ!と 改めて 思いましたる

追いかけきれてない作品もまた ちゃんと読みたいわこりゃ と

積ん読サクラダファミリア 解体…のはずなのに また 外を眺める危険な感じもあり

うぬぬぬぬ

でも こんなに力強い作品を 生み出して下さってありがとうございます て

最敬礼

知らなさすぎるので

2023 年 3 月 9 日 木曜日

あまりにも いろんなこと 知らなさすぎる自分す

でも だからこそ 今から できる範囲で 知りたいと思う

これからの日々 

なるべくみんなで心安く なかよく にこにこ過ごしていきたいじゃないかよ

木村理恵さんの 顔本(Facebook投稿から)

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~「『絵が語る八重山の戦争』再版プロジェクト」参加のお願い~

2/6~9に石垣島の「いのちと暮らしを守るオバ―たちの会」へ、全国から集まった軍事基地反対の寄せ書き(布メッセージ)を届けに行った私たち6人は、石垣島のみなさんの身についた自然な親切と、住民無視で押し付けられた自衛隊軍事基地の激しすぎるギャップを見てきました。

3/3,4に、「軍事基地化をめぐる石垣島の現在~布メッセージがつなぐ平和への願い~@大阪・京都」と題し、石垣の状況報告会を主催しました。
このとき、日本最南端の出版社、石垣島の南山舎発行の『絵が語る八重山の戦争 / 潮平正道 絵・文』を会場販売したかったのですが、なんと、絶版。さらに著者の潮平さんは「去年89歳で亡くなられ、本当に残念です」、と南山舎の会長。。

沖縄の歴史書を多く知るわけではない私が言うのも口幅ったいですが、写真記録もほぼ残されなかった八重山に起きた戦争が描かれたこの画文集は、貴重です。日本軍に利用され、犠牲になった石垣島民だから書けた戦争を伝える一級資料のこの本は、私たちの永久財産と思います。失うのは残念です。

鳥たちがさえずる石垣島の緑の山肌を残酷にえぐって、軍事基地の突貫工事が進む現場に立ったとき、茫然となり言葉が出ませんでした。
この5日には軍事車両が次々と島に上陸。集まった人々の悲鳴や怒号のなかを、さも当然のように物々しく。。
山里節子さんたち「いのちと暮らしを守るオバーたちの会」が8年間、毎週日曜に続けてきた「島に基地はいらない」スタンディングや、若者たち30人が集めた住民投票を求める署名活動など、すべての民主的なプロセスを無視して。

潮平さんや無数の人たちが「再び愚かな戦争をしないために」と、ひたすら願い、動き続けてきた膨大な、貴重な、戦争回避につぎ込んできた人間総力のエネルギーを、アメリカに文句の一つも言えない岸田政権が、あっけなく崩していいわけがない。

「布メッセージをオバーたちに届けてきました」、では終われない。「沖縄の人に申し訳ない」、では終われない。今日の石垣島は明日の本土です。導かれるように私たちは潮平さんの本を「『絵が語る八重山の戦争』再版プロジェクトチーム」を立ち上げました。

嬉しいことに早速や、3/3・4の石垣島報告会に参加し、先行予約をくださったみなさんお一人お一人が、それぞれ自主的に宣伝しはじめてくださっています。
出版元の南山舎の協力で、先週、重版が決まりました°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°。

4月30日までに300冊の予約を目指します。
4月末までに300部予約確定後、6月には再版され、ご予約いただいた方には特典付きで南山舎から発送されます。

ぜひ、このプロジェクトにご参加ください。
★予約者限定特典!
・『絵が語る八重山の戦争』(全162頁)1冊2,530円(税込)を、2,500円(税・送料込)で南山舎より発送します。
・南山舎の八重山諸島の生活・文化・歴史満載の情報誌、「月刊 情報やいま」(定価500円)最新号も1冊プレゼント!
※2023年6月から順次発送予定。

★お申し込み先
・お名前・住所・電話番号・希望冊数をメールしてください。
折り返し、振込口座を返信します。
申込先e-mail (2023年4月30日締切)
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623yaeyama@gmail.com
電話 080-9331-7584 (18~20時)
(できるだけメールでお申し込みください) 木村

南山舎の上江洲儀正会長より、「『絵が語る八重山の戦争』再版プロジェクトに寄せて」
↓ ↓ ↓
本書の特色をひと言でいうと、写真記録のほとんどない八重山の戦争を、戦争体験者の潮平さんご自身が絵に描き、娘と孫が聞き書きをして戦争の悲惨さと平和の尊さを訴えた貴重な記録、と言えるでしょうか。戦争体験を継承するひとつの試みにもなっていると思います。
山里節子さん(※石垣島の「いのちと暮らしを守るオバ―たちの会」世話役)によると「戦争は用意されている」ということですが、ロシアのウクライナ侵攻以降、まさにそれが表面化してきました。そしてその舞台に日本も立とうとしています。国民は、その階段の踊り場で、守るか、攻めるか、の議論に熱中しているように見えます。ついこのあいだまで私たちが大事にしていた「戦争体験」はどこかに吹っ飛んでしまったようです。
日本の最南端、私たちの八重山(八重山諸島)も同じです。与那国島と石垣島に自衛隊の駐屯地ができ、中国の脅威、尖閣危機、台湾有事に備えるらしいのです。石垣市議会は右も左も住民保護計画に一生懸命です。みんな同じ舞台に乗って、方法論とか技術論とかに熱心です。
こうして見てくると、変な言い方ですが、潮平さんの『絵が語る八重山の戦争』が輝いて見えます。残酷で、悲惨で、理不尽な「戦争体験」を描いた本ですが、「体験」を通り抜けたその向こうに平和の光を見ることが可能だと思うのです。「戦争体験」の議論と展開が今こそ必要だと思います。
 みなさんのご支援に感謝申し上げます。ミーファイユー(ありがとうございます)。

山里節子さんからのメッセージ→ (再版運動は)こちら(石垣)でやらねば、と思っていたことを。。本当にありがたいことです。是非このプロジェクトを成功させましょう!私もメンバーに入れてください。潮平正道さんは草葉の陰できっと誰よりも喜んでおられます。この絵本が未来永劫の平和を求めて止まない多くの人々の大事な指標となるよう、お祈りいたします。

咲いた咲いた

2023 年 3 月 9 日 木曜日

庭の 遅咲き梅が 咲いた

何十年も前に

愛称「のぐぜま」さんから 母が いただいた 鉢植えを 地植えしたもの

「のぐぜま」てのは かつてあった 化粧品だったか 洗顔剤の名前で

♪お顔に のぐぜま くるくるり〜 お水でパシャパシャ ウォッシング わたくし つるつるり〜の ゆでたまご♪

…て 歌ではなかったかな?

「のぐぜま」さんが いつも つるつるり〜の 茹で卵みたいに お肌がきれいで

じいちゃんが 勝手に そう 呼び始めたのだった

愛ある 呼び名だったなぁ

惜しくも 早逝されてしまったけれど

あたたかな やり取り

いつも ふわりと

思い出して

咲いているよ