
にゃんこらが 入りこまないようにしている部屋…応接できぬ 応接間に 置いていたのに
何故か マーキング的 しっこ跡があった
しかも 平置きでもなんでもなく 箱に入れ立てて並べてあったのに 表紙にだよ…
なんでだ!?
…とまぁ そんなことは どうでもいいんですけど…
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#7daysbookcoverchallenge という流れがあった
コロナ肺炎という 未知のものに 人々 おたおたして
コロナ禍…てな言葉も生まれ
外出の制約やら 自粛始まった 混乱のあたり
お家滞在時間を たのしく♪とか
読書文化復活を!とか
なるべく楽しく快適に乗り越えようではないか という流れが始まった(言い出しっぺについて わたくし存じ上げませんで)
もともとは 誰かから バトンタッチされて バトンタッチしてゆくもので
7日間
本の表紙のみ紹介だったのは
著作権の問題とかもあったからかな?
受け渡してくれた人や 受け渡す人を タグ付けするとか
いろいろ 制約あったのだけど
やはり 読んだ気持ち 言いたくて
制約取っ払い
#7daysbookcoverchallengeSpinoff と 題して
己の読書 記録的に 続けてる
6年目かな
懲りずにやるよ
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その38
『神沢利子詩集 立たされた日の手紙』絵・宇野亜喜良(理論社)
幼い頃
まちの図書館から 神沢利子さんの『うさぎのモコ』を 借りた
返却日に も一回 貸してください
…というのを 何度も繰り返したら
「他の人も借りたいんだから 次は駄目よ」と言われ
しぶしぶ 返したけど
次に行くと 誰からも借りられずに また 本棚にあったので 借りた
困った子だった
読み込んでいた というよりも
自分は うさぎが アイデンティティみたいなとこあって
自分を重ねていたような感じ
ずっと手元に 置きたかったんだな
あとから読み返して
うさぎのモコは わたくしと違って「男の子」ということに ちょっと びっくりしたけど
自分が はっきりと「女の子」と言えるのかどうか…という 気持ちもあったので
もしかしたら うさぎのモコと おんなじでもいいのかも と 思ったりしてた
ぎっちりと 物事を説明するような つまり具合ではなくて
詩のような
余白やゆとりのある 文章も 好きだった
二十代前半に クレヨンハウス主催の サマーカレッジで
神沢利子さんも 講師をなさる…と 知って
興奮して 申し込んだ
初めて 話しかけたとき
嬉しすぎて えぐえぐ て なって 泣いてしまったっけな…
病を得られた 10代の頃の 詩 というのも 載っている この本
物語書きよりか 詩が はじめにあったらしい
うさぎのモコの あの 風を孕んだような 余白のやさしさは
そんな始まりから 膨らんでいったのかなぁ
物事の あんなこんなそんなありさまの 面白みも とらえながらも
その奥の奥の
余計なものを 取り去って
剥き 磨かれた おくにある
かがやく 芯の 実のような
神沢利子さんの 眼差しからうまれたことばたちが
美しすぎて
また 泣いてしまった
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