
なにかいいことを 思いついた気がした
ふと 気づくと
それが何だったのか 全然思い出せなくて
あぁ せっかく…と 思いかけて
その先 何につながるのだ?と そんなあたりも 曖昧で
残念な気持ちも ゆわん と 滲んで 消えた
まぁ ほんとうに なにかに 実を結ぶような いいことは
きっとまた 浮かんでくれるであろうよ
ぽふぽふぽふっ と 胸をたたいて
空を仰いだ
うちのひとびと ねこねこらの 初夢を乗せた宝舟
午前中のうちに 阿武隈川に 流してきた
今回は車で
橋の端っこの 窪んだとこに 停めて
風を読んで
真ん中あたりまで 歩いたら
風に乗せて 手放した途端
下からも 煽るような風
橋の上に 戻ったのを 拾って また やり直したので
下の方に行ったものすべての 着水確認できず
一艘は ぴたり と 石の上に 落ちたものもあったけど
風に 吹かれて そのうち 流れに乗った
毎度のことながら そのうち 海へと行き着いてくだされ〜と
うまくいくかどうか…の 気がかりをも 風に乗せて 手放す
よいことは やがて たどり着き 結び
よろしくないことは 流れてゆけ なんて
虫のいいことを しゃあしゃあと 願う
自分周りも
世界も
昨日の じいちゃん命日は
早い時間にお墓に行けず
薄暗くなりかけてから行っちゃったもんで
掃除省略
寒さに負けず 生えてるくさぐさ ちょいと引き抜き
お墓の水道も止まってる時期なもんで
持ってった ボトルの水で 花挿しへ 水足して 庭の 猫柳と 椿…どちらも蕾を 挿した
茶碗(今 安定感のある マグカップもちいてる)に お茶いれて
持ってったあんこ 一瞬供えた後 わたくしが その場で 平らげた
風ニモマケズ 線香に火をつけて
手を合わせながら ♪ここにわたしはいません♪だとしてもね つないでくれてありがとね ぐだぐだだけどなんとかやってくね と ぶつぶつして
なんのための 墓参りなんだかな?体面かな?いやもしかしたら自分自身の胸の内の整え仕切り直しみたいなもんかな?と
すこし 腑に落ちて 帰路
帰宅したらば
自分は 墓参り 行けなくなっちまって 行ってほしい反面 大変そうだから無理していかなくてもいいよもう 暗くなってんのにだいじょぶだべか…と 悶々として待ってた母から
「あ〜 無事帰ってきた いがった あんだ 暗ぐなってっから 心配しったんだぃん」と 手を握られた
今の暮らしをないがしろにしてまでやらねばならんことなんてないものだものね だいじょぶだいじょぶ心配ありがとね と
こわばる 母の背中など ちょいちょいとさすったのち ばんげの支度にとりかかった
そんなこんな とりたてていうようなことがあったりなかったり
今年も 楽しんでゆこうと思う
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