2022 年 7 月 7 日 のアーカイブ

かなしいまんまあれこれ

2022 年 7 月 7 日 木曜日

見ると泣いてしまう

でも ついつい さきっぽちゃんの からだを入れている箱をのぞいて なでて

泣いてしまう

😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭

泣くしかない

冷たくなりやがってぇ!とか

ぽんつこぷ〜!(なにか やらかしたときに ちゃっと 叱るみたいに 言う言葉)と 言ってみたり

かなしいきもちは おさえられない

けど おさえられないまんま

やらねばならないこと

つけなければならない連絡がある

ちょっと 行動が とっちらかってるけど

とっちらかっても 日々の暮らしの あれこれをやってるうちは紛れる 

紛れるというのは 平気になるわけでも 忘れるわけではないので

ふ と また 狼狽えに 揺り戻される

致し方なし

お外に 倒れている仔のところに

市役所車が来て しばらくしてから 行ってみたら

係のお兄さんがの なすすべなし…な感じで しゃがんだまんまおった

どうやら 息絶えていない状態なので 

なきがらひきとり…の 管轄外でどうしたもんか と 様子見ていたようだ

小雨の中 傘もささずに…

いくつかやり取りしたあと 家に引っ込んだら

また しばらくして

玄関呼び鈴鳴らして お兄さんが来て

やはり 引き取るわけにはいかなくて 保健所やらに電話確認して 

結局 道路の端に寄せて 様子見…というか 息を引き取った時点で 引き取りにきます

…ということでした

切ない

隣町の病院なら休みじゃない なんてな情報をもらい

行けなくないかな でもそうするには 母のとこに鍵届けて

父の様子 落ち着いてたら…かな とか

そこまで すっ飛ぶ気力体力が 今ひとつ わきあがらず

そんな自分に 情けなさとか かなしさとか 余計に湧いてきて

吐きそう

吐くものあるなら 吐いてらくになりたいが

そんなことしても どうしようもない 解決しない

まずは さきっぽちゃんの 最後のうんこついたまんまだった!と 父にもちいてる おしりふきで きれいにしてやったり

😢😢😢😢😢😢😢😢😢😢😢😢😢😢😢😢

ついつい 6月に撮ってた さきっぽちゃんの 元気な姿写真見て えぐえぐしちゃって

えぐえぐ声のまんま 介護タクシーさんに 来週の 予約電話したり

そうこうしてるうちに 母 デイケアから帰宅

微妙な感じに 半身 ビニル袋に包まれて 道端におる にゃんこのことを スタッフさんに お話して(なんだこりゃ!?と 焦らせるかと思いきや 言うまで気づかず)

母迎えて

涙ながらに さきっぽちゃんの こと 伝えて

すぐに 東北アララギ会「群山』歌稿 仕上げ 助太刀

いつもは 母に近づいてこない はな(鼻)ちゃんが 近くに のさり と横たわったり

こことこ 日中 あまり帰ってこない さばちょび(去勢済 ♂ 2歳)までもが

えぐえぐ 泣きがちの わたくしに とにかく えぐえぐよりか 頭掻いてくれろ!と すりすりしてきて

さきっぽちゃんが 逝っちゃったんだよぅ と 報告して

また 更に泣く

知ったこっちゃなかろうがな

いいな

そういう心境になれたら 楽かな

あまりにも 怒涛の にゃんこラッシュに

牛太郎(うしたろう 去勢済 ♂ 十四歳)以外 ほぼ 識別できぬ 母ではあるけど

ずだぼろに 泣く わたくしに 

あららら…と だけ言って 黙々と 歌稿を まとめる

…と思いきや ねぷかけしてやがる

こらっ!

「なにかいだらいいがわがんねぇのわ…」とか また 弱気

こちらも 弱気なのに ぐいっ と 引いて放つは

何書いだらいいがわがんねぇごったらよっくおぼえでねぇがもしんねぇげんとも亡くなった「さきっぽ」ちゃんのこどでも詠んでけだらどうだがっ!

…なんてな

うぅ

母も よく見分けられないなりに さきっぽちゃんが 逝ってしまったことは かなしいようで

ならば なきがらでもなでてやるかね と 見せてみる

二人で 泣く

7年前に でかけたっきり 帰ってこない ぴっちっちっ…生きていれば 二十七歳にならんとす…の こと 話しながら

戻ってきてくれたことが 踏ん切りをつけさせてくれるものだろうか と 思い巡らせる

いや なにがどうあれ

とにかく ひたすら かなしいのだな 

麦茶を

沸かして

飲んで のち

鬼の 歌稿 赤ペン先生になってみる

戻ってきて 逝ってしまった

2022 年 7 月 7 日 木曜日

昼ごはん終えて

庭を見ようとしたのだったか

ふと見ると 犬走りに さきっぽちゃん(避妊手術済 ♀ 一歳)が ぐなり と 横たわってる

!?

様子が変

なにか変なものを食べた?とか 思い巡らせる前に

もう 目の焦点が 合ってない

少し温かいけど

去りゆく熱

何かを 吐かせたら 戻るようなものでもなさそうで

逝ってしまったのか

逝ってしまうところなのか…

どういうことだ?

表に出たら

似たようなキジトラの 時々 庭 覗きに来てた猫か?てのが 

倒れていた

まだ 息があるか?

しかし 絶え絶え

やはり 目が 虚ろで

すこし 血が にじんでいる

事故だったのかも

さっき走り去った 白い車は 関係ないか?

どうしたらいいのか 

まずは さきっぽちゃんの 様子を 触れたりしてみたものの 

やはり どこにも力は入らない

もう…というかんじ

外傷は ほぼない(少し擦れたようなところはあったが)

下腹が 偏った感じになって うんこ 出かかり…とか

ベロがもう戻せない とか抱いて 撫でて

箱に 寝かせて 

どうしていいかわからないけど

道端の どこかのこのことも なんとかせにゃならんか と

とりあえず 市役所に電話してみた

事情を伝えたら「担当の者に伝えます」というお返事

折り返しどうこう とか

どうしてくださいこうしてください はないので

そちらは 託すことにした…でいいのだろか?

いつも お世話になってる動物病院は 木曜 休診

父の 経管白湯も 終えたものの

どこかへ 駆け出すこともできず

ヒリヒリした 表皮で

もしかして うまく息が吸えてないな 自分 と 思う

昨年 もらわれてゆくかもしれなかったから

あまり情を移さないようにしてた

…うまくいかなかったけど

撫でられるのがあまり好きでないのに

ときどき やたらと甘えたい時間があったり

庭に出てるときほど でれでれべたべたすりすりしてきて

デレツンかよぉ なんて

笑ってた

母猫 はな(鼻)ちゃん 子育てどさくさで

他の猫らは びびって 近寄らなかったのに

さきっぽちゃんは 結構平気にしてた

朝も ご飯食べるとこ みてた

瀕死の状態になりながらも

うちまで 戻ろうとしたんだな

もしかして 触れたとき 少しは 意識あったのかな

かすかに ぐろり と のどのあたり

あれは 最後の息だったのか?

戻ってきてくれてありがとう

看取らせてくれてありがとう

こんなに早く こんな日が来るなんて

呆然としちゃうぢゃんか

ばかやろさまめ

7daysbookcoverchallengeSpinoff「芋蔓式」テーマ その1

2022 年 7 月 7 日 木曜日

2〜3年前

コロナ禍だの 自粛だの と

世界的に 閉塞的な空気になり始めた頃

お家時間を なるべく楽しくしよう とか

読書週間を 復活させよう とか

明るい方へ向かおうとする流れから うまれた #7daysbookcoverchallenge 

本のカバーのみ画像表示して お友達を タグ付けして 紹介してつなぐ…という 当初のやり方ではなく

本にまつわる思いを 汲み上げたりして

#7daysbookcoverchallengeSpinoff  …と

名付けて 

テーマなども あれこれ変えて 引き続き やっちょります

今回は「今読んだ」…でもあるけれど

「芋蔓式」テーマ

以前も 似たテーマでやったけどね たしか

ま 忘れてるからいいや

一日目『古くてあたらしい仕事』島田潤一郎(新潮社)

そもそもの始まりは

「きのちゃん」から 手のひらでずっと持ち続けていたくなる 宝物のような

お手紙のような 

『ある靴屋の話』小山清(おひさまゆうびん舎)という

シリアルナンバー入りの 本を もらった

なんて やさしい あたたかなてざわりのほんだろうか

体裁も

ことばも!

小山清さんという方を 知らず

調べてみたら 

太宰治と繋がってたとか あれこれ 情報は 出たものの

手に入れられる作品は 少ない状態

そんな中で『風の便り』という 本が「夏葉社(なつはしゃ)」というところから出ている と わかって

hontoさんに 注文した

その折

夏葉社(なつはしゃ)さんは たった一人でやっている 出版社だということを知って

うぉ すげぇ!と

その「たった一人」島田潤一郎さんにも 興味惹かれ

その方の書かれた本がある てことで

こちら『古くてあたらしい仕事』を 入手したのでした

…が しばらく 積ん読になっており

先日 島田さんの『父と子の絆』(アルテスパブリッシング)を 読んで 

あっ! 前に 入手した本 まだ読んでないぢゃん!と

思い出して 

引っ張り出して…の 読了でした

一人出版社を 始められた 思い

ことばの選び方

生き方の選び方

どれもこれもが ていねいに まあるく あたたかい

本を ありがとう

改めて 丁寧に向き合う時間を大事にしたい という 思いにさせていただきましたる

そしてまた 関連本を 買ってしまう

いてててて(懐が)