2021 年 7 月 19 日 のアーカイブ

初恋の人

2021 年 7 月 19 日 月曜日

あまりにも 茶の間が むしむししてるので

デイ・ケア帰宅後

母も 空調の効いた 父ベッドの 傍らにいてもらうことにする

ほどなくして わたくしを 呼ばる 母の声

何かあったのか!?と 駆けつけると

「初恋は 忘れ難いものだけど おとさんのは 誰だったか覚えてる?…て 訊いたら なんと おかさん(母のこと)が 初恋の人だったんだどぃん♪」と

もんのすごくうれしそうな可笑しそうな顔で 言ってきた

あらららら なんと!初恋成就なんてなかなかないっつうに やるね おとうたん♪

気の効いた お追従とか 嘘言わない 誤魔化せない人なので

きっと本当にそうなのでしょう

へえぇ

初めて聞いた気がするけど

やっぱりな て 気もする

ふふふ

仲良しご夫婦

よかったね

そんな二人の子で 幸せですわ

雑雑たるも 愛しい日々

2021 年 7 月 19 日 月曜日

昨夜は お通夜やから 帰宅して

かなしいような納得いかないようなもやもやな気持ちのまんまだったけど

とてぱた ばんげの支度

デザートに バナナ一本を 輪切りにして

ヨーグルトをかけたら 完璧だな と 冷蔵庫開けたら

あれれ?

買っといたはずの ヨーグルトカップ二個がない

二個もしくは 一個を ははあんちゃわたくしの 三人で 分けて食べる予定であったのに…

別のとこに 紛れて…もない

最上段の 奥の方に 潜ませてたのにな

ちょっと…ヨーグルトが 無いのですけど 食べた?と

だいぶ 怒ったような低い声で 訊いてしまう

「あぁ 母ちゃんと食べたよ 朝だったかな?」

朝にはまだ あったはずだが…何より 朝御飯調えたの わたくしだが…朝に出そうとした 杏仁豆腐が ちょいと駄目になっちまってて かなしいけど ヨーグルトがあるから そっちは昼かばんげに わけっこして食べようかね と 呟いたはずだが(誰も聞いちゃいない)…て

なんだか 自分のなかで かなしいのやら むっとするのやらが ぐるぐるぐろぐろしてしまい

もんのすごく 不機嫌気分になっちまいました

それ気づいたか 母もあんちゃも 押し黙るような 食卓

しかし なんだか ぐったりして たてなおそうというきもちも 出せず

食べ終わって のち

そのまんま 片付けを あんちゃが やりはじめたので

わたくじも だまって ちちははの 翌日の デイケアの お着替え準備などに 移った

そしてそのまんま 歯磨きも着替えもなんもせず 記憶寸断ちどごろ寝

ふと目覚めたのは 23時過ぎ

あんちゃが丁度 母の おしっこ助太刀に 出動したとこでもあり

母には お着替えの説明して

あんちゃには うっかり寝ちまったい と 一言声をかけた

「うん」て

いつものことじゃん的に 返されただけ

主にわだかまるのは わたくしだけで

いつもこうして

いつのまにか 元通りになって

母や あんちゃの こだわらなさとか 人のよさとか

あんちゃの 病を得た後の 短期記憶障害に 甘えてるな と 思う

いつも ごめんよ

ありがとうよ

でもまた なんかかんか言っちゃいそうだけどな

「カルピスをでかいコップで濃くこさえて飲むのやめろ!」とかな(ほんと くっだんねぇ!でも からだが心配なのよ)

勝手に食べやがってこんちくしょう というより

みみっちい節約買いして ごめんよぅ と

今朝 ヤクルトさんから ヨーグルト買っといた

今日は 一人ひとカップにしてみるか

みみっちく雑雑たるも 愛しい日常

ひ〜らいた ひ~らいた

2021 年 7 月 19 日 月曜日

昨日の 蓮さま 二日目

一日目の 控えめな開きと うって変わって

思いっきり開いた

それでも 昼頃には 見事に閉じていた

そして 今朝

三日目

見事な開き

花びらの 薄紅色は

お空へ 受け渡したように

大分 抜けており

蕊も お役目終えたように

しおしおと しなだれており

近づいたら 蜂か はなあぶが あわてて 飛び出していった

お役目ありがとう

♪ひ~らいた ひ~らいた な~んの は~なが ひ~らいた れんげの は~なが ひ~らいた ひ~らいたと おもったら いつのまにか つ~~ぼんだ♪てのは

蓮華草の 花ではなくて

まさに この 蓮さま…蓮華なのだな

三日目のは つぼむこともあれば

そのまま はらはら 散ることもある

いずれにせよ

うっとり時間を

ありがとう

のみこめないまんま

2021 年 7 月 19 日 月曜日

昨日の お通夜は

同級生の あっちゃん…馬場敦子ちゃんのでした

前触れの無い 突然のことで

ご家族はじめ

お友だちも知り合いもご近所さんも

みんなで 「うそ…?」て 呑み込めないまんまのようでもありました

お仕事絡みでも ちょっと 頼みたいことがあり

一昨年あたり メールなどやり取りしてるなかで

こんな用事ばっかりじゃなくて お茶会とか ご飯会とか 飲み会とかしようね~♪て 言ったり

機織りしてることと(小千谷あたりにも 修業に行ってたことあり)なんか 愉快な コラボレーションできたらいいよね~♪なんてなこと 言ってた

かつて おうちで介護やらなんやらの日々を 乗り越えてきてるから

「あやぼうも 無理しないでね なんかあったら言ってね」て 気遣ってくれてたっけな

数年前 病を得た後 なんとか 心身ともに 踏み出せる日々になってきた と 聞いてた

コロナ騒ぎも 落ち着いてきたら

無理なく 会えるようになるかなぁ て

数日前に 家の前を 通って 思ったりしてたんだ

何言ってもどうしようもないのだけど

手を組んで 目を閉じている 姿が

あまりにも いつもと変わらなくて きれいで

あの いたずらっぽくて いつも句読点をきちんとつけているような口調で

「うそだよ~ん♪」て 起き上がりそうで

早く目を開けてよぅ て 言いそうになって

のみこんだ

かなしいのとか

どのに向けて良いかわからない 「早ぇよ!」てな 怒りみたいな思いとか

ぐるぐるしちゃうけど

こんなきっかけ なのは かなしいけど うれしいような 同級生との 再会もあって

ありがとね て 思う

でも やはりかなしい

たくさん思い出して 話して

胸のうちで いかしていきていこうね

「時を経る」という 薬が いつ効くかわからないけど

…なんてなこと おともだちたちと やりとり

いろんなこと さておき 先送りせず

日々をまた 味わって 生きていくよ