2021 年 7 月 22 日 のアーカイブ

花のときだけじゃなく

2021 年 7 月 22 日 木曜日

花咲かせているときだけが

あり なのではないよね

でも あまりにうっとりと美しいので

咲いているときにばかり 興奮してしまってるなぁ

でも 花びらが落ちたあとも 好きなんだ

出家でも なさったような はちす

静かな気持ちで 眺めていたら

小さい 蕾

二つほど 覗いているの発見

はひはひして 色めき立つ

やはり 興奮してしまう

わたくしは まだまだまだまだ 出家などできそうもない(するつもりもないが)

7年ぶりに

2021 年 7 月 22 日 木曜日

先週 母を 倒れて以来 七年ぶりの 鳳仙歌の歌会へと

車椅子 ごろごろ 押して 出掛けていった

母が倒れたのは 歌会で 締めの挨拶をしていたとき

元 お医者で 歌会仲間の 彰くん(元市長でもあった 故 高山彰さん)が

そのようすを すぐさま「これは頭のことだから早く救急車を!」と 素早い対応をしてくださったことなど

手術ができない部位ではあったものの

幸運重ね重ねて

なんとか 生還できたのだった

どんなに忙しくても ここだけは 外さない的な 母の 癒しでもあったろうが

忙しくて 疲れてるなら休んだらよかったのに とか

少しばかり 恨みに思うような気持ちが なかったわけではない 複雑な 娘心ではありましたが

倒れた直後の もうろうとしたようなときでも 歌詠みをしており

その後 病ダレなる ものばかりとはいえ

ぐなぐな こぼしながらも 歌詠みは 続けているので

これに救われてもいるな と 感謝もしている

歌会への参加は 行きたい半分

行きたくない半分

人頼みにしないと 行けない 遠慮やら

迷惑かけてしまうのでは

疲れてしまうのでは?と

最近では このまま お手紙で参加するだけだろうな
と 思っていたところ

倒れてすぐの 歌会欠席についてわたくしが 書いた手紙を

今 会長を引き受けておられるかたが 前 会長さんから 引き継ぎ

「五十鈴さんと 娘さんの 七年間の切望を 実現するべく」てな 熱いお手紙と共に

七月は 母の 参加できる候補日を最優先して 開会したいと思います ということになったのでありました

え~ 七年間の切望って…と

手紙 書いたことなど すっかり 忘れておった わたくし

しかし 母も 「ほだんもしてけられんだごったらば行がねっけわがんねっちゃなんや」と 心動き

七年ぶりの 歌会参加となったのでありました

ちょこっと出て帰ってくればいい とか 軽く 考えとったら

み~っちり 三時間

歌の 感想を 丁寧にのべ

それを 講師の先生が 受け取り 補足したり なんだり

いやはや 濃いぃのなんのって

しかし みなさん 歌の 背景に 思いめぐらせたりして 優しいったらありゃしない

そうかぁ そうやって 学びあって おもいやって 育てあってゆくのね

「お久しぶりでお会いできてうれしいです」 と お花くださったり

「私も 介護二十年勤めあげたのよ 娘さん頑張ってね疲れすぎないでね」とか

わたくしの 駄々漏らし ブログほどてはないにしても

日々のこと 家庭内事情を まんま 詠んでる 母の歌に

お仲間さんたち うちのことまであれこれ 思ってくださる

まるで 親戚隣近所の なかよしさんみたいなかんじなのでした

ありがたいねぇ

へとへと疲れつつ

でも 参加できてよかったね と

幾分か 暑さ 緩んだ 風に吹かれながら

帰路についたのでした

これからも また ぐなぐなも よっしゃあ も

三十一文字にして 光当てて

越えていこう

支えてくださってる皆様

ありがとうございます

懲りずにこれからもよろしくお願いいたします