父 昨日は 滞りなく お引っ越しできました

半年ぶりだね 服を着るのなんてさ

いつもより 立ったり座ったりまでさせられて

リハビリ担当の先生から「富二男さん 疲れたでしょう？」と 声かけられたら

「大丈夫」なんて 気丈に 応えてた

やはり 服を着る とか

起き上がってる とかいうのは

気持ち引き締まるのだよな

母が 月曜に デイサービスへ行ったとき

ちょっと 具合よくないことがあった てなこと

報告したら

心配そうな顔して「おかさんの顔 見でぇ」と 言い出し

連れてこらんないから ごめんね でも 引っ越したら デイサービスの建物とおんなじだから すぐまた会えるようにしてもらえるはずだよ と 告げたら

「ん？」と 事情が飲み込めてないような表情もあったものの

すぐ ふぅ と 嬉しそうな顔になった

具合悪いのが 母としては「自分もいよいよ終わりになるのか？」という 不安で 落ち込んじゃったりもしたものの

帰宅後は なんてことなく おやつなんかも食べてたもんで

その話もしたら

「ほいづは（おやつ食べるなんてことは）具合悪ぐはねぇな」なんて いたずらっぽく笑ったし

ベッドと車椅子の 乗り移り介助のかたに

「こりゃ力強いな 安心だな」なんて ふざけたこともいったりして

いいぞいいぞ

おだった ゆかいな父が よみがえってるぞ

本日 母デイサービスにて 父への面会に つれていってもらえたそうで

「おとさん にこにこ笑ってだよ」と 嬉しそうだった

いつもは 「苦痛でしかない」延長お預かり時間も

父のとこに 行かせてもらえたそうで

これからは 延長が 辛くないものになるといいな

光に向かう

芽吹いてゆこうね

一緒に