2019 年 10 月 10 日 のアーカイブ

「順調ではない」ということ

2019 年 10 月 10 日 木曜日

先日 父を 看ていただいてる 病院にて カンファレンス

いまの状態と 今後どうするかの おはなし

転院したときから 言われていた「2ヶ月しかいられない」ので

「その間に どうなってほしいか どうしていってほしいか」のこと

それに基づいて たてた 診療 リハビリ計画が

「順調にいってない」という報告から始まった

胃瘻しては 体調思わしくなくなり 点滴のみに 切り替える

落ち着いたようなので 胃瘻はじめると また よろしくない感じになる

このままこれを繰り返したら 更に 体力は落ちてゆく

「帰宅を望んでおられても それは無理ではないかと…」ということ

もともと どうなってほしいか…といえば なるべく よくなってほしい けど

こうなってほしいから こうしてほしい…と 決められるものでもなく

とにかく いまある状態を 受け取って 出来うる限り よりよくなるために 手を尽くしてほしいだけなので

計画通り「順調に」いってなくても

それについて 話が違うじゃないか…という 気持ちは 湧いてこない

2ヶ月の間に なんとかして という 目論みは 持っていただいていたとしても

そんなん うまくいくわけもなかろ と 思ったりもしてて

日々 揺れて すすんでないようにみえることも 致し方ないのだ

2ヶ月後に 帰宅できるように 治してください と 望んでるわけではない

早けりゃ そりゃ うれしいけどもさ…

そもそも 2ヶ月なんて 病院側の 事情で

父の今の状態に基づいて導かれた 期限ではないのだ

概ね こういった病の 見切りかたは 2ヶ月あたりで つけられる…とか

平均値ですかね?

知らんがな!

あんたらに期待していない…と 受け取られないように 慎重に

計画通りにゆかぬことは覚悟していますそれでも帰って欲しい気持ちに変わりはありませんしかし2ヶ月後にというのを望んでいるわけではなくそちらの事情もありましょうから期限が来たら諦めて施設へとかそういうことではなく引き続き治療を続けるための転院というのもありかと思っております

…てなことを お伝えしてみる

「わかりました 転院という形を 視野にいれてなかったので そのあたりもまた含めて 計画をたててみます」とのこと

ふぅ

昨日 一昨日の 父は

こちらから 何かを問いかけなくても

「なんだ どごさ 行ぐんだ?」なんて 訊いてきたり

結婚記念日の お祝いケーキ まだ 母 我慢してるんだよ の 話に 微笑んだり

しゃんとして見えた

それが すべての回復に繋がるわけでなくても

悪くはない

望みはすてない

今の あり方も喜び 撫でてゆく

そういう感じ

くじけてられない