2019 年 5 月 2 日 のアーカイブ

昨日の はしご

2019 年 5 月 2 日 木曜日

いただきものと

わたくしの欲求と

タイミングが 合ったので

駆けつけましたる

映画館 はしご

まず 一本目は

昨年 女川から未来を開く夏の文化祭にて お目にかかった 渡辺智史監督の『YUKIGUNI』(昨年観たのは『おだやかな革命』)

あまりにも 味わい深くて

まるで 映し出される そこへ 行ってきたような 気持ちになった

92歳現役バーテンダー 井山計一さんの

濃密なる 人生をめぐる ものがたり

丁寧に

何かへと 誘導するわけではなく

息づかいを 掬い上げるように 並べることが

いつしか 一人のものだけではない 織り成されてゆく 人間模様が みえてくる

とりつづけることで

出逢い直され 繋がれゆくものもある

あぁ

と うれし涙が流れた

そのあたたかさのなかへ

お邪魔かもしれないと思えど

訪ねてゆきたくなる

喫茶&バー「ケルン」にいって

「雪国」を 飲みたくなる

仙台にもご縁のあった 井山さん

バーテンダーの アルバイトをしてたこともあるという 父とも すれ違っていたかもしれない

なんだかそんなあたりも

ちょっと うれしい

よき出逢いでありました

映画館 はしごの あいだっこ

お久しぶりのあの方に 会いに♪とか

お呼ばれ受けてた 素敵な丘の上のイベントに♪とか

あれこれ思ったものの

遠いところに車を停めて歩いてしまっておる…てことで

断念

映画館と 映画館の あいだっこにある ブックカフェ「火星の庭」さんに 寄った

相沢由介さんの 一人執筆撮影編集ドキュメンタリーマガジン『インフォーカス』創刊号 買いに行ったとき以来だから

んもう だいぶ お久しぶり

きっと 素敵な本が 出逢いを待ってるかもしれないけど

本日のご予算的に…とか

これ以上 積ん読を増やすわけにはいかぬ…とか

心の褌と 財布の紐 きうううっ!と 締めて

ざっと 店内の 本棚 半眼で 見流した

半眼を かいくぐり 目に飛び込んだら 引き取るかもしれん どきどき…とか しながら…

んで 店内に漂う スパイシーな かほりに 心身 浸され

カレーお願いしますっ♪と うきうき伝えたら

「あっ…本日 仕込みの関係で カレーだけは あと40分ほど お待ちいただかないと…」と

堺雅人風の 素敵な笑顔の お店のかたが 申し訳なさそうに おっしゃる

うむむむむ

他のも美味しそうだけど

心は既に カレーいらっしゃいっ♪と

カレー方角に 全面的に 懇願の手をのばしておる

ううううぅ

40分くらいなにさ

次の 予定にはまだまだ 余裕がある

焦るまい

メニューとにらめっこして むうぅ などと 唸ったあげく

心はもう既にカレーなのでカレーを待ちます!…あ でも そんなこんなプレッシャーになったらもうしわけないのですけど と 告げたら

うふ♪てな 微笑みと共に「大丈夫です お待ちくださいね」と 言って くださった

アラブ風 ヨーグルト 飲みつつ

『YUKIGUNI』の パンフレットと

持っていった『イモムシの教科書』を 読んでいるうちに

瞬く間の 40分弱

待ったかい ありました

ツラくない辛(から)さ

野菜にかかってる ヨーグルトソースも しょっぱすぎなくて

うれしい

んまんま~♪

あんだけ ご予算的に…とか 紐締めといて

カレー食べてご機嫌になって

『YUKIGUNI』パンフレットに 寄稿なさってた 六車由美さんというかたの 著作を 思わず ネット注文してしまうという 迂闊さ!

映画のなかには 井山さんの 妻さまの 介護の周辺事情も 出てきており

そのいきさつに触れて…の 寄稿だったのだろうけれど

六車さんの プロフィールのとこに 紹介されてた 著作が

『介護民俗学という希望ー「すまいるほーむ」の物語』『驚きの介護民俗学』とか

興味深いんですもん

…なんつって

ただのいいわけ

なにはともあれ 満ち足りたお昼時でありました

昨日の道程 締めは チネ・ラヴィータ『道草』

重度の 知的・精神障害者といわれる方々が ヘルパーつきで 独り暮らしをしてゆくということの 周辺についての ドキュメンタリー映画

宍戸大祐(ししどだいすけ)監督は

にしぴりかの映画祭周辺にても 何度か お見かけしていて

にしぴりか美術館での「観るのもいいけど 作るのも…」のワークショップを ひょっこり 覗きにいったときも

ちょ としたことにも 細やかに分かりやすく アドヴァイスなさっていた…とか

今村彩子監督さんの 上映会&トークショーのときの やりとりなど

なんとも やわらかに 添うてくださるかただなぁ と 思ってた

この映画を 観て あぁ お人柄 じわじわと 染み入るように 伝わるわこりゃ と 思った

淡々と

しかし 丁寧に

ドラマチックを 切り貼りの 起承転結に並べぬ 誠実さ

落としどころがあるわけではない

腑に落ちないこともあるかもしれない

でも それは ひとつひとつ 種として

観るものの胸のうちに 蒔かれてゆく

知ることから始まるのだ

ひらかれてくとびらはあるはずだ

わたくしのなかにもいる りょーすけくんと おんなじ 心の動き

人の目を気にしなければ(ときどきしないけど!)わたくしも 花を摘むよ

蜜をなめるよ

綿毛を吹くよ

マンホールや 縁石ブロックや 己ルールの 踏み所ころを たどるよ

思い通りにいかないことは もどかしいよ

伝えられなくて 苛つくと なにかに 噛みつきたくなるよ

思いの動きの 出所に 想像を巡らせて

どうしたのかな?どうしたらいいのかな?て

寄り添うこと

生き合うこと

いろいろが当たり前だと 思い知ること

大事な大事なこと

見せてくれる

説教的にではなくて

寄り道道草しながら

ふふふ ねぇあそこみてごらん きれいな鳥がいるよ♪て 喋りかけるみたいにやさしく…

これ 文部科学省選定とかなって

多くの 学校で 観てもらえたらいいのになぁ

そんなことを思った

エンドロールクレジットに 今村彩子監督と つっち~せんせいの お名前 みて

あぁ♪温かなつながり♪て うれしくなって

また 涙にじむ

やさしいひとときを

ありがとうございました

よるとしなみよこんにちは

2019 年 5 月 2 日 木曜日

朝露

しかし 近場に 焦点合わせられなくなってるので

接眼レンズで 撮影して 後から眺めよう と

撮ったものの

撮ったときに 眼鏡をかけなかったので

撮影の焦点 合っていなかったことに 後で気づく

寄る としなみよこんにちは

無理なく楽しんでやるよ

2019 年 5 月 2 日 木曜日

本日は 依頼された かぶりもん 作製の日とする

宣言しないと だらだら うだうだ 過ごしちゃいそうなので

…とはいえ むりなくたのしく

ゆるりとまいります

ちちはは デイサービスへと見送り

ほぅ と 腰かけて

既に 珈琲 二杯目

だらだら突入か!?

いや やるよ

おいおいね…たぶん

先日 出掛ける前に うちの人々の昼御飯 おいなりさんを 作り置こう としたら

料理に 用いている 日本酒が切れとった…むうぅ

しかし 戸棚を見たら

「ダダの梅酒」がある

甘味も酸味も 役立つであろか と

試しに 使ってみた

うむ

悪くない

まぁ じっくり 味わえば

隠しきれない「ダダ味」あるものの

それもまた 風味のひとつ…てことで よしとする

まんま 呑むには キツいかな?

ソーダで 割ると ジュースみたいに飲んじゃうな…だったもんで

おいなりさん作製要員として

活躍してもらうよ

さぁてと 作製を と

応接できぬ 応接間へゆくと(そこに 作製道具やら布やらある)

はたた…と 何やら 動くもの

あわわわわ~!!!!!

早朝 なんの動きもみられず も少し 陽にあてたほうがいいかなぁ…と 眺めてた くろあげは蛹さまから 見事に 羽化した 神々しき その姿

もう羽も のびて あらかた乾いておる

強風だけど 外に出たほうがよいよね と

掌に お乗りいただく

すっ飛ばされ

また すくいあげ

また すっとばされそうになり…を 繰り返し

なんとか にほんたんぽぽのとこに 掴まってもらった

わたくしが助太刀するのは ここまでだね

達者でね と

うれしさとせつなさと ない交ぜの思い 声かけしつつ

お写真撮らせてもらった

おなかが ふっくらしてるので

おじょうさまかな?

はよ 伴侶 来いやあ~!

風に飛ばさるる 己の声の恥ずかしさなど

ものの数ではない

いのちの 道程なかば

みせてくれてありがと~♪

本日の 作製仕事

くろあげは羽化に 浮かれ(まさにこれとしか言い様のなさ)

うれしささびしさ脱け殻感などに

ぼぅ と してしまい

気づけば ほぼ手付かずのまんま 昼になり

乱暴な 一人飯など こさえ

昼下がりに やっとこ 材料を並べたら

致命的な 買い忘れに気づき

近くの 100円ショップに 小走り

帰宅してほどなくしたらば

ちちはは デイサービスから 早めのお帰り

むうぅ このままでは なんも 進まん!と

ばんげの支度始める前に

マッハで 一部分の パーツ 切出し 縫い 綿詰め

…なんとか 一歩進んだ感じかな

この まだるっこしさ

『一週間』の おうたを 思い出したよ

まぁ 楽しいからいいや

明日 も少し 進んだら 御の字

てゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃりゃ~♪

小松菜ボレロ

2019 年 5 月 2 日 木曜日

台所窓辺しげしげさんたちのなかの

小松菜の ひとつが

花を 咲かせた

他の小松菜かぶたちと

それを 見上げる目線にたったら

ラヴェルの ボレロが 浮かんできた

憧れ続けて 生で 観るのが 叶わなかった ジョルジュ・ドンの それではなくて

思いがけず見ることのできた 奇跡の身体能力 シルヴィ・ギエムの 姿を 思い出したりもして

ふ と おのれのからだが 踊るものではなくなっている 重さであることよのぉ と 思う

いや この重さでも 踊るけどさ

も少し 絞り込みは必要だけど

無理に何処かへ 寄せるでなく

ここで

このかたちで

思いを動きにのせてゆくことなども思う

…なんつってたら また 鍋焦がし 寸前!

あぶねえあぶねえ

小松菜ボレロ

生臭さの由来

2019 年 5 月 2 日 木曜日

昨日 出先で 己の手が 生臭かった原因は

概ね 鮪 由来のもの

平成 最後の食事を 豪華に(みえるものに)した 残り

…しかし わたくしとしては メインイベント的

鮪の血合の 竜田揚げと

鮪の 脂身をこそげおとしたあとの 皮を 茹でたもの

これらを こさえたのち

鍋やらなんやら 洗ったとき

手に染み付いたのでありましょう

生臭さ

調理のときや 食べているときは

なんとも思わないけど

思いがけないところで出会うと

ちょっと あわわ て なる

映画館の 予告編で よく 泣かされてしまうのですが

そこで 垂れてくる鼻水に 手をやったときに 再会

一瞬 涙引っ込みました

そのあと 慣れて なんてことなかったけど

周囲の方々

何故に 映画館で 生臭いか!?とか

困惑してなかったかな

失礼いたしました