2009 年 8 月 22 日 のアーカイブ

ちびた鉛筆

2009 年 8 月 22 日 土曜日

小学校六年生の頃から 隣の席の男の子の 真似っこをして
鉛筆を カッターで削るようになった。
如何に 短くても使い続けるかを 競ったりしてね。
いつも 筆箱にはカッターと鉛筆と 鉛筆サックを 入れていた。
一時期 シャープペンに浮気もしたけど、やっぱり 鉛筆好き。
芯の長さが 一センチをきって、木の軸も 1~2ミリくらいになると
サックでも支えることが出来なくなって・・・でも ここまで使った愛着もあって
捨てることも出来ず サックの中に入れておいて、次の鉛筆を差し込んで 使う。
気に入って ダースで買ってたUNI鉛筆やら、友達からのプレゼントや 親戚の文房具店(岩沼市・岡文)からのいただきもんなんかもあるけど あんちゃや母が使わなくなった ちびた鉛筆を もらっては ちまちま削って使うので、ほとんど 長い鉛筆を使う機会がなかった。
かつて カワイ音楽教室の講師を やってた頃
ある日 槻木教室の お子達が 神妙な顔をして わたくしに 箱をくれた。
クリスマスでも 誕生日でもなくて どしたの?と 問うと
「せんせ 鉛筆買えない(貧乏?)みたいだからさ、クラスの子に言って いらない鉛筆もらってきてあげたよ」
ふたを開けると 色とりどり かわいいのやら 歯型のついたがじがじのやら ちびた鉛筆が クッキーの箱いっぱいに じゃかじゃか入っていた。
そんな目で見てたのね・・・と 思った反面 お子達の心遣いに 感涙。
大事に使わしてもらうよおお・・・と 押し頂いた。
今も その中のを 使ってたりする。
ちびた鉛筆は 受験のお守りになる・・・てのが 一時期 流行って
何人かの 子にあげたけど、それ以外は 捨てることも無いので
サックの中や 抽斗の片隅に ころころ 転がってる。
その振動を感じると あの日の 神妙な顔つきの お子達の 想いが
ころころと 転がり出てきて
私の気持ちを あやすように ゆすっては 柔らかな気持ちに してくれるんだ。 

もしもし パソさん

2009 年 8 月 22 日 土曜日

ご機嫌伺ってみたり なだめたり 拳握ったり・・・
心身ともに 消耗するわあ。
開いたとたんに 勝手に接続したり
接続したのを勝手に切りやがったり
さっき表示した画面を「そんなのこの世にないっす」なんてしらばっくれてみたり
これお願い・・・と クリックしても「ん~ どしよっかなあ・・・。お茶飲んで一服してから 考えるから、ちょっと 待ってくれるう?はあ~ どっこいしょっと(腰を下ろして お茶道具をそろえ始める)」
・・・ほんと、こんな感じなんですわ わたくしのパソの仕事っぷり。
なんなの?
気持ち小走りな わたくしを 戒めようとでも いうんですかい?

『牛太郎、ぼくもやったるぜ。』

2009 年 8 月 22 日 土曜日

角田の 堀米薫さんの本(佼成出版社)、東京の紀伊国屋書店にて
やっとこ手に入れた。
しかし、店内のパソで 作者名検索では出てこず、題名の方でしか出なかったのって
おかしくないか?天下の紀伊国屋・・・しっかりしなはれ。
堀米さんが 読み聞かせや、教育の現場にもたくさん出向いて 活躍なさってたことは知っていたのだけれど、実際作品を書いていらっしゃる・・・と知ったのは、つい最近。
うちの猫・牛太郎(うしたろう)と、本の題名の字が同じ・・・てことがきっかけで、作品を知ったのでした。(この本の題名は「ぎゅうたろう」と読む)
堀米さんの 普段生活の実感を 丁寧に見つめてすくい上げたような 
特に牛さん周りのことが 質感のしっかり伝わってくる 感じ。
こういう安定感があると、するりと お話世界に入れて嬉しい。
短めなので 後半の お子の心の問題の 突破口への 向かい方が
すっとんとんと 早くて、もう少し 長編で ゆっくりと 読んでみたい気もしたりして。
今後の 作品も 楽しみにしておりまするるる♪

美しき肉体

2009 年 8 月 22 日 土曜日

世界陸上・・・あんちゃが 見てたので
茶飲みに階下へ降りたついでに観た。
世界新記録が出た 男子100メートル。
早っ!
筋肉だけみたいな 無駄の無い肉体 
弾力そのものを 形に表すように
しかも 走る喜びみたいなものまで 迸らせて・・・
美しいなあ。
でもその前後に 映し出される タレントレポーター
なんでいるの?
このごろの 競技物に 大抵くっついてくる ごしゃごしゃギャラリーが
とても 目障りな気がして 観たくない。
あああ 美しいなあ・・・てな気持ちまで げんなり。

痛みは 薄れる

2009 年 8 月 22 日 土曜日

既に 未練はなくても 痛みだけが残ってしまっていた 色恋沙汰や 人付き合いも
いつしか 痛みさえ薄れていくものだ。
でも やっかいなのは 痛みの記憶が
知らず 防御反応のような 気持ちの方向性を 生み出すこと。
人間て 優しいよなあ・・・て わかっちゃいるのに
悲観的になったりする めんどくせえ自分。
もう 探りいれたり 駆け引きしてる時間なんか ないのにねえ。
つまんねえことで ぐだぐだ 悩んだり 消耗してる暇もないんだ。
さあ とっとと 歩き出すんだよ!