前に　あんちゃが　捨てずに取っといてくれた　白菜の　根本のあたり

水に浸しといたら

にょきにょき　のびてくるものたち

こことこ　色合いが　濃くなり

蕾まで帯びてきて

愉快♪

みてみて〜あんちゃがすてずにいてくれたはくさいのしんからこんなにめんこいちゃんたちが〜♪と　お披露目に行ったら

「…で　それ何すんの？」とな

えとえと　食べてもいいんだけど　あまりにめんこくて　今しばらく　愛でる

…と　言い終わらぬうちに　あぁやだやだそう言うの興味ないし　てな　風情で

視線を　手元の　読みかけの本におとすやつ

…ま　いいですけど

置いといた　大根の　葉っぱの中から　薹立ち　蕾帯

あちこち　蕾ブームでありますわ

うきうき

つられていこう

「迷子になるために歩いてるんでない？」と　言われるほどの　迷走名人　わたくしですが

昨日　久々に　迷いました

「久々に」てのは　迷わなくなったのではなく

迷うような　お出かけがなかったからなだけなんすけど…

書家であり　モデルであり

唯一無二の　まどかワールドクリエイター　長谷川まどかさんの　個展　最終日

午前中は　うちのことで　なんだりかんだりと　どさくさしていたので

昼下がりに　やっとこ　出かけられたのですが

地震の影響やら

休日　お彼岸やらで

道も　混み混み（途中　事故　誘導区間もあり）

終了まで　あと　十五分てなあたり　

会場近辺に　ついた…はず

しかし　その会場

前回の個展と　同じ名前なのだけど　確か　経営の形態が変わって

場所も　移転したのではなかったか？

頂いたご案内も　住所が　前のとはちがうし…と

道案内入力してみたら　結構　知ってるエリア

あぁ　あの並びにあるんだろな　と　行ってみた

…らば　ない

見落とし？と　ぐるぐる回る

ない

も一度　住所を　携帯電話に　入力して

滅多に用いない　ナビ機能発動

現在位置マークできる機能を　いつも　オフにしとるので

その「許可」やら　なんやら　オッケにしないと　発動せぬ

ちっ

…とかなんとかやっても　結局　わからず

当たりつけて　も少し先に行ってみるものの

たどり着けず

まどかさんには「まいごになっちまいまして　もう閉廊ですねとほほ」なんて　連絡しつつ

晩翠画廊さんに飛び込んで　そこで繰り広げられてる展示会も　見ることなく　失礼千万のまんま　道を訪ねた

ご案内ハガキの地図も　いただいたりして

あれれ？

前あったとこと　すんごく近いとこが　書いてある

もしかしてもしかすると…じゃなくて　もしかもなんもしなくて　前とおんなじ場所ですがな！？

しかも　まどかさんからの　返信「きょねんのところだよー」とな

ありゃりゃのりゃ

実は　情報のすれ違いで　

はじめに　入力した住所は　晩翠画廊さんのもので

ギャラリーSENさんの　運営を　引き受けた家主さんてなことなのでした

もう　片付けも　始まっておる　会場に　おそるおそる　顔を出して

ご挨拶だけ　と　思ったのに

迎え入れてくださり

仕舞い込んだ　愉快な目録やら　次の個展のお話やら

お土産　団扇やら　おすそ分けお花　頂いてしまいました

今回も　流れる　墨の　踊り

いにしえのひとの　ことばと

そこに　のりながら　あそぶ　まどかさんの　筆

楽しませていただきました

有能補聴器オーティコンアジャイルプロライトミニさんの　不調と　己の聴こえ周辺の　不具合により

変なポーズ（耳の下のリンパのあたり押すと　少し聴こえがよみがえる）で　寄々に寄ってしまって　ごめんなさい

でも　おかげで　まどかさんが纏う　お似合いの香りが　ふんわり　わたくしを　包んでくれました

むふ♪

迷い中に　結構焦った歩き方をしたせいか

夜中に　ぐおあ！と　声出るほどの　足攣りが来ちゃいましたけど

しばし　あれこれ　姿勢を変えてみたりしてるうち　おさまった

いやはや

どことなく　こころとからだが　弱っていたりもするのだろうけど

まどかさんから　流れ出る　なにか（パワー　とか　オーラとかにちかいものの　そうではない　なんと言い表していいか…な　心地よいもの）に　触れて

そうそう　そうなんだよね　そのまんまそうしてゆくんだよね　なんて

励まされるような思いも　自分に向かって　湧き出して

うれしい

きっとまた

こんだぁ　迷って　閉廊後に　飛び込んだりしませんとも！

心持ちの迷子さも　すこぅし　払拭できた日

ほら　奥に　つぎの蕾

咲かせていこう

ふれ〜

ふれ〜