2020 年 1 月 7 日 のアーカイブ

ゆたかだ!

2020 年 1 月 7 日 火曜日

同い年の お子たちは

いっぱしの 口きいて

大人ぶったり

策略巡らせたり

しかし Kくんは まだ 発語が 難しそう

いくつか単語を 言えなくはないのだけれど

ほぼ 言葉を喋るというよりも

音を出して コミュニケーションを とっている

これから また すこし 広い「社会」に 交わるとして

困難も多かろう と

おうちのかたやら 周辺の 心配は つのってゆく

その一方で ひとつのことに 集中したり 深めてゆく 豊かなる世界を持っている

イタドリの 根っ子つきの 茎が 広場に落ちていて

あっ 面白そう と 拾おうとしたら

K君が 先取りした

茎のところをやさしくもって

歩かせるように あち こち と 動かしていた

やるなぁ

恐竜さんみたいだね と つい 声をかけてしまったら

でしょ♪といった感じで 満面の笑み

葉っぱのところに 茎を かしげて

「あむあむあむ」と 呟いた

お食事かぁ

イタドリの葉っぱの かしゃかしゃに なりかかりの 大きい枯葉を とって 置いたら

K君 すかさず その上に おおいぬのふぐりの 葉っぱをちぎって 乗っけてきた

まだ こちら どうぞも なにも 言ってないのに まるで 阿吽の呼吸!

でも 恐竜さんの ご飯のお皿にどうぞ…という 気持ちだったのは 確か

なにも言わずに事を進めるのは 時には よろしくないことと 言われてはいるものの

今は なんとなく 互いに 流れている 思いが

届いてること

受け取ったこと

了解しあってる手応え

それからしばし K君は

おおいぬのふぐりの葉っぱだけを 見事に 選んで のっけ続けた

もうこれ以上 乗っけられない…てなあたり

他のお皿に 移るかな?と 見てたら

もりもりのお皿を 手のひらで ぐっ と 押さえて 平らにして

再びそこへ 乗っけ続けた

あぁ そうだね そういうやりかたもあるね

ひとつのところへ ひたすらに

何事にも そうなのかもしれないね

そんな K君の あり方は 素敵だよ

しばらくしたら また イタドリ恐竜さんを 連れてきて「あむあむあむ」と 呟いていた

よかったら トッピングどうぞ と 違う 葉っぱを乗っけたら

おっ♪という表情で

今度は さらさらの 砂を どこからか持ってきて

トッピングし始めた

そんなこんな 愉快で豊かで楽しいひととき

翌週 お散歩時間

おんなじ場所に そのまんま イタドリ恐竜は あった

お♪と わたくし 見つけたらば

ほぼ 同時に K君も それをみつけた

ぱっ と わたくしのこと 振り返り

にっ と 笑って イタドリ恐竜に 駆け寄り

また「あむあむあむ」と 始まった

あぁ

焦りも わかるのだけど

この豊かな K君の 感性の世界を どうか 大切に 育みながら

社会の あれこれに 混ざり 生き合えますように と 願う

受け取ってくれる人たちは たくさんいるよ

出会いにくいかもしれないけど ちゃんといるからね

立ち向かうことのできる 心の安定を

今の 遊び三昧の日々に 培ってもらいたいものだ と

強く強く 思う

ふれ~

ふれ~

気仙沼パン

2020 年 1 月 7 日 火曜日

先日 久しぶりに 気仙沼パン工房㈱の パンに 会えたat あぐりっとさん

んで さっそく その日の 父への くんくん刺激に 持っていったのだが

くんくんしても 小首をかしげるようなしぐさ

小山羊ちゃんかよ!?

前もお土産に買ってきて 食べたことあるパンだよ やっこくて ふわふわしてるやつ…と

何度か くんくんしてもらったけど

「?」なる 表情

確かに いつも くんくんしてもらうのは ホーリーパンさんのとか 穀力も 香りも強いパンだものなぁ と 思ってたら

「弱いな」と かすれ声

おおおおぉ!

それは 匂いが弱いということかもしれんが

穀力のこととか 考えてたから

なんだか 驚いた

待ってろ!こんだぁ 穀力ぐいぐいの 強いパン 持ってきちゃるわっ♪なんて

また 変なとこで 奮起する

気仙沼パン工房㈱さんの パンたちは

ぱふぱふっ と やさしく 美味しいのですけどね

おばのとこやら 母と あんちゃが 美味しくたのしく たべてくれましたとさ

忙しいのに焼売

2020 年 1 月 7 日 火曜日

昨日は

会議やって

打ち合わせやって

用足しして

父のとこ 寄って

ううぅ 腰によくない…と 実感

買い物なしで 帰って 家にある食材で なんとかしちゃる

…と 帰宅後 冷蔵庫開けたら

ああぁ…お安くなってた バナメイ海老と 鱈ほっぺ

シュウマイでも作ろう と 買っていたのだったな

シュウマイの 皮 ないぢゃ!

うむむ と 二秒ほど迷ったものの

粉あるから 皮 作っちゃえ…と

ねりねりしました

結構な 労働力

やり過ぎると疲れるので

中身は 擂り鉢でなく

ミキサーで がががががっ!と こさえました

お年賀描きも 進んどらんのに

なんとなく 頑張りどころが違う気もするけど

美味しかったから まぁ いいや

勝手に原点回帰

2020 年 1 月 7 日 火曜日

七草粥の日

かつて ばあちゃんは 雑煮の汁に 七草 足して

餅と ご飯粒を入れたのを「七草粥」として 出してくれていた

いつもの んまい 鶏と 根菜の 醤油仕立て

…でしたが

母が 台所 受け持つようになって

ある日「本式の 七草粥は 違うらしい」と

白粥に せりなずなおぎょうはこべらほとけのざすずなすずしろ…てな 春の七草を 入れて 炊いて

「水溜まりくさい」

「鶏小屋 思い出す」と

不評

しかし わたくし 請け負うようになってからも

それを ずっと 続けておりました

しかし この 春の七草ってもんが

この季節 気軽に 採取できるわけではない

ついつい スーパーマーケットに 出回る ぼったくり すれすれの「七草パック」に 頼っておった

一昨年あたり購入したパックに「おぎょう」が 入っていないことに気づいたのは

買い物した 翌日

まな板に広げた 早朝

むうぅ!

今さら 返せない感じ

パックも すかすかゆるゆるで 隙間あいてるもので

スーパーマーケットのせいではなく わたくしが 運んでいる最中に ほろったかもしれぬ

とほほ

そんなこともあって わざわざ 道端もの 買うのも なんだかなぁ とか

こんなことせんと 執り行えぬ 民間信仰行事って 嘘臭くねぇ?とか

むずむずもやもやが 膨らんでもおりました

んで 勝手に 原点回帰

身の周りの 七草で 七草粥 やっちまえプロジェクト♪

ただのけちん坊とか なんとでも 言ってくだされ

庭には おぎょう と はこべら は 確実にある

ほとけのざ も あったはずだが 見つけられず

なずなは なかったかなぁ

…てことで 代替え案

芹(台所窓辺 しげしげさんとこに 通年ある 芹)

人参(これも 台所窓辺 しげしげさんとこに 葉っぱのとこ繁らせてる)

おぎょう(庭から)

はこべら(庭から)

ごんぼっぱ(台所窓辺 しげしげさんとこにあった 牛蒡から 出てくれてる葉っぱ)

すずな(台所窓辺しげしげさんとこの 蕪頭の 葉っぱ)

すずしろ(やはり 台所窓辺しげしげさんとこの 大根頭の 葉っぱ)

今年の七草♪

しかも 粥を 煮るのに 用いたのは

ミヤギシロメダイズの 塩昆布 浸し豆の汁

「水溜まり臭い 七草粥 やだなぁ」ていってた あんちゃも

「草臭いけど 食べやすかった」と 概ねの 好評価

本日から 汁かけご飯と 四つ足ものが 解禁になるのでした

お年賀 一枚も 書き上げてないってのに

お正月 松の内 一区切り

ふぅ

相も変わらぬ 日々をゆく