母
髪の毛染めたりカットしたい てなはなし
はじめは 行きつけの「さんあい美容室」まで 外出したい と言っていたものの
父が あらゆる面で 心配やら周りへの迷惑やらいまやるべきことなど考えると…と
どうしても 納得いかん とのことで
おっけサインもらえず
強行できなくもないけど
そんなことで 波風たてるのもなぁ…と 様子見つつ
母も 一時 おとさんの気持ちもわかる と 我慢することにして
諦めきれぬ思いを
院内で わたくしが毛染め&カットを…と 妥協案に 落ち着いた
…しかし かつての同室の 佐藤さんの娘さまに 教えていただいた毛染め液も
父としては「そんなんでまた 腫れたのまけたの痒いのなんの言って 大変なことになったらどうすんだお前」と 敏感肌母への心配てんこ盛りで
わたくしにたいして 怒ってでもいるかのように言うもんで
わたくしもくじけ気味
「白髪の五十鈴だっておかしくないじゃないか なかなか素敵なもんだ」
本人にそういったのか 問うたら
「言ってねえ」だと
直接言えや!
照れてちゃんと伝えなかったもんで
結局また 母のなかでは おしゃれもできないゆーれいみたいなわたし…なんてなところへ 沈んでしまいました
年末までに「もりあやこ院内美容室」にて カットをしましょうかね と
それでまぁ仕方ないかなぁ…と 母も 渋々承知してくれたようでした
でも おしゃれ五十鈴さんだからなぁ…
あんちゃのあたま ざく切りやら
わたくしの 営業三つ編みに支障がない程度に ざんぎりする…てのとは 勝手が違うであろうに
取り返しのつかないような 髪型にして 余計に落ち込ませる可能性もあるよな…
そんなこんな迷いまくったあげく
さんあい美容室の さとうせんせに ご相談したら
「出張しますよぉ♪」なんて 快い返事
あら 早いとこ お話しすればよかった
何十年もお世話になっている せんせに来ていただけるなら 母も大安心であろ…と
早速 夕方報告にいった
さんあいのせんせに来ていただくことにしたよ と言ったとたんに
「いつカットしてくれんの?」と あまり浮かなそうに曇らせた表情とは段違いの
ぱやややん♪と晴れた表情になった
「来週の?金曜?何日?午後リハビリだから 今帰ったばっかりのリハビリの人いるはずだからきいてみて言ってきて」と 矢継ぎ早
時間調整も なんとか問題なさそうで
看護師さんに 注意事項なども 伺って
どうやらうまくいきそうで
母も 「ううぅ…これで鏡見てがっかりしなくてすむ…」なんて 涙拭いてました
そんなにひどくないのだけど
ひどくがっかりはしていたのだものね
さらに 晴れ晴れしてゆけるとよいね と
まだすこぅし 浮腫んでいる 手足マッサージしながら
願い事した
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