2013 年 10 月 5 日 のアーカイブ

ジャパニーズバナナ

2013 年 10 月 5 日 土曜日

南国的な 姿なのに 渋いお名前…芭蕉の 花が

今年もぶぅらりと 下がってた

なんか愉快なきもちになるのはなんだろね

ジャパニーズバナナとかいうらしいし

食べられないといわれている バナナのような部分を なめさせてもらいたい気持ち…日に日に 強まり

ちょっと困る…

そんな風に

上ばかりみて 歩いた

のろりと 穏やかな 昼下がり

したたかほととぎす

2013 年 10 月 5 日 土曜日

母が 並べおいた

山野草の 鉢

鉢の数だけ 種類もあったはずなのに

どうも すべてが ほぼ ほととぎすに なりつつある

まだ 大文字草や 鷺草は あるかな…

でも このままいくと

一面のほととぎすになりそうな 勢い

湧き水の噴水みたいに可憐…とかいってたら

結構 したたかもんだったのね

おむつも 面白がって ご〜

2013 年 10 月 5 日 土曜日

あまり おむつだなんだと

下の話をするのは どうなの!?と

ちょっとした ご指摘のようなものを

あちこちの友人知人からいただくこともあり

迷うところもございました

そぅだよね

朗らかはつらつ素敵な五十鈴さんが 今や…と

ショックを受けたり

イメージを 素敵なままにしてあげて…という お気持ち

ありがたく いただきつつ

でもね…と思ってもいたのでした

なにも不都合がないときだけが 本当で

何かあったら 伏せてしまうことが

かえって 今を否定するような気持ちにもなったりして

余計に かなしかったのですわ

そう いま どうあれ 生きている

母本人も おむつの世話を いとわずてきぱきと明るい笑顔でやってくださる 看護師さんや ヘルパーさんへの

ありがとうのメッセージだけでなく

短歌としても 詠みはじめている

いまそのものの母も 本当に 紛れもなく 素敵な 森五十鈴でありますのよ

それを 森家だけで こっそりみておるのも

もったいない…勝手な意見ですけど

聞きたくないかたには 申し訳ないけど

そんなわけで やや 遠回しとはいえ

いろいろ そのまんまに近いことを お披露目などしてます

ごめんなさい

でも たくさんのお気遣いありがとう

あれこれメーカー変えて

おむつ買ってみたりもして

ネットでしか買えない評判のいいおむつに変えようかと目論んでおるところでもあり

会員になると安いのだって♪なんて

浮かれておりましたが

下手すると!? 左の不随も 動くようになって トイレにも行けちゃうかもね…と 思ったりするような 日々の 前進具合

会員になるのは ちょ と 保留中

そんな中 先日 サイズ間違って でっかいの買ってしまい

「どうしたの!?突然サイズ違ったけど 娘さん 大丈夫?」みたいな 心配もされ

取り急ぎ 買い直して またもっていきました

サルバ→リリーフ→アテント→ライフリー→エムズワン(ツルハドラッグブランド)と 漂流しましたが

本人どれがどうという 感想まで まだ いっておりませなんだ

次回は 介護なさってたプロのお友だちに教えていただいた

エルモアの「いちばん」にしようかと 企み中…しかし バラ売りでなく 箱売りしかみつけられず

ま そんな どうでもいいことも 面白がって れっつごーだす

鳴ってる

2013 年 10 月 5 日 土曜日

鳴ってる

鳴ってる

鈴の音みたいな…

いやいや

そんな なにかに喩えるものじゃなく

まごうことなき ひよどりじょうごの音が

鼓膜ではない

からだの奥の奥の膜を

確かに ふるわせている

鬱蒼がなつかしい

2013 年 10 月 5 日 土曜日

解体されて

更地になった

とある四つ角

ふとみあげたら

電線に 樹の幹の 一部

電線を 咥えるように 伸びたのだな

取り外すためには

大変な作業が必要なんだろな

だったらいっそ そこだけ残しちゃえ…てことか

うっそうと繁っていた そこいらの 木々が懐かしくて

ちょっと寂しい

今頃梔子?

2013 年 10 月 5 日 土曜日

そこいらが

まるで 金木犀色の 空気に満ちてもいるようで

慌てて 匂いをかがなくても

あまやかに むねのうちを満たしてくれてますな

…と ふがふがしながら 歩いておりましたれば

なんやら 違う感じの 甘み

あれ?これは…と その 匂いの リボンみたいなのをたどったら

おぉ♪いままだ咲いてくれていたのか 梔子よ~

黄色みのなかに とろりと甘い 白の一筆…といった感じ

なんか得した気分だ

るん♪