2010 年 1 月 7 日 のアーカイブ

歌えなかった歌

2010 年 1 月 7 日 木曜日

小学校 高学年ででてきた『大きな古時計』
初めて見たときは 歌えたはずなんだが
ふと意味がすとんと 腑に落ちた時
ざばん!といった感じで 涙が出てきて 歌えなくなった。
昔から「じいちゃんもの」に弱かった わたくし
「おじいさんといっしょに」だけど「いまはもううごかない」なんて!と
じいちゃんがなくなったってことぢゃんかよおお・・・と「死」を 思って うろたえたんだ。
そのころは 大好きなじいちゃん健在だったので
じいちゃんには死んで欲しくなくて 「そんなのやだ~」だった。
中高でもでてきた時、そっと歯を食いしばって 涙こらえ、歌う振りしてごまかした。
ふと 今朝 今なら歌えるのではないか?と 車の中で思い立ち
歌ってみた 
ざばんっ!
だめですたこりゃ。
意味考えずに 考えてるようなふりを演じながら歌うならできっかも・・・と 思ったけど、そんな面倒なこと 運転中にやるもんぢゃないっすね。
生き死にの問題にも 弱いんだろね今。
いやあ 涙目での運転は いかんです。

健やかな疲れ

2010 年 1 月 7 日 木曜日

音楽にあわせて・・・というより なってる音楽に 乗っかったり先走ったり追いかけたり
着かず離れずな感じで踊ったり
母音(喃語)で はじめましての4ヶ月さんと お近づきになったり
熱烈な噛みつきと ちゅ~♥受けつつ がたごと列車になったり がらがらどんのトロルになったり
・・・おかげで、夜眠い てな 正しい生き物みたいな きょうのわたくし。
年賀書きの残りは 明日 あんちゃ病院送迎 待ち時間に 持ち越しぢゃ。

始動?

2010 年 1 月 7 日 木曜日

「家だと 病院にいたときのような気持ちにはなれないからさあ」と言って 日誌記録も 気乗りしない・・・てな話をしていた あんちゃ。
焦ることは無い・・・と思う反面 家での生活復活して初めの頃が肝心かと思ったり
無理強いしたいような できないような 複雑な思いで 見ていた。
でも 今日 遅くに帰宅して 一足遅い夕食をとる わたくしを 覗きこみ
「今日の夕食なんだっけ?」と あんちゃ。
取材原稿執筆中みたいに メモノート持って 鉛筆耳に・・・なんかその姿 懐かしいぞ!
覚書記録 復活してみたようだ。
金曜に 隣町の病院へ 再び 別件の診察に行く・・・てのが 刺激になったのかな?
一見以前と変わらない
退院後 何か劇的に 回復しているわけでもない
でも 日々 他愛無い話で 笑っていることが
紛れも無い 喜び

わかさぎの来し方を 思ふ

2010 年 1 月 7 日 木曜日

御節料理にも入ってたりする わかさぎの甘露煮
6センチくらいの あめ色の 甘じょっぱいやつね。
出来合いを買ってくるので ほとんど たれの甘みのみ。
でも その後一瞬 川の水のような 泥っぽい匂いが 一瞬掠めるような気がする
・・・て言ったら 母に やな顔された
褒めてるんだけどな。
大抵 丸ごとぱっくり食べてしまうものだが
ちっこい頭を わしっと押したら あめ色の中から 白い 耳石
そこだけ 染まらずにあった。
どんな形になろうと 生きてきた道筋は 変わらない・・・て言ってるみたいだ。
読み取れるのなら、そのタイムレコードのような 耳石から
その日々を 覗いてみたい。