歌えなかった歌

小学校 高学年ででてきた『大きな古時計』
初めて見たときは 歌えたはずなんだが
ふと意味がすとんと 腑に落ちた時
ざばん!といった感じで 涙が出てきて 歌えなくなった。
昔から「じいちゃんもの」に弱かった わたくし
「おじいさんといっしょに」だけど「いまはもううごかない」なんて!と
じいちゃんがなくなったってことぢゃんかよおお・・・と「死」を 思って うろたえたんだ。
そのころは 大好きなじいちゃん健在だったので
じいちゃんには死んで欲しくなくて 「そんなのやだ~」だった。
中高でもでてきた時、そっと歯を食いしばって 涙こらえ、歌う振りしてごまかした。
ふと 今朝 今なら歌えるのではないか?と 車の中で思い立ち
歌ってみた 
ざばんっ!
だめですたこりゃ。
意味考えずに 考えてるようなふりを演じながら歌うならできっかも・・・と 思ったけど、そんな面倒なこと 運転中にやるもんぢゃないっすね。
生き死にの問題にも 弱いんだろね今。
いやあ 涙目での運転は いかんです。

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