2009 年 6 月 16 日 のアーカイブ

鉄問題

2009 年 6 月 16 日 火曜日

鉄道周りに心を寄せる人が 気になる。
いわゆる鉄道おたく・てっちゃん・・・ですな。
わたくしは ゆるく 乗り心地いいし、青春18きっぷにずいぶん助けられてるので 好き・・・て 程度なので
遠くから 熱い人たちを そっとみてるだけでいいんだ
・・・というより あまり近いと、分かち合えなさと 応えられない申し訳なさにいたたまれなくなりますのでね、そこんとこかんべんしていただければ。
以前 栗原電鉄廃止のイベントで 縁あって参加させていただいた。
お客様が「くりでん」に乗って、その中と外でくりひろげられる劇やハプニングみたいなものを楽しむ、それはそれは楽しいイベントだった。 
わたくしは 沢辺駅に出没する 「女大道芸人」てな役で、わたくしのとこだけ台本が「女大道芸人現れ しばし お客と絡む」・・・程度で らくちん・・・とか思ってたら、なかなかお客さん降りてこなくて、集まってきた近所の おじちゃんおばちゃんに囲まれて 延々と 三橋美智也の曲を アコーディオンで弾いてたっけ。
あら 脱線・・・鉄話なのに縁起でもない。
・・・で、イベント終了して打ち上げ・・・てのに 着替えもしないで 電車周りで何かしてる人がいたので「お疲れ様です~。早く上がってこちらへ・・・」と声かけると
「最後の最後まで見届けるのが 鉄道を愛する職員の 使命であり本懐でありますっ!」
と指差し確認。
運転こそ元職員の方がなさったけど、車掌さんや駅員さん役は 鉄を愛してやまないファンの方が、夢にまで見た制服を着て(中には自前も!)、夢にまで見たてつ仕事に携わっていたのでした。
すんげぇ・・・ほとばしる愛に感動
・・・んで「この柔らかな踏み心地の木の床なんか 離れがたいですよね」
なんて半端なこと言ったらば、そのてつさん わたくしの腕を むんずとつかんで
「さあここにかいてある〇〇という年代と製作所ですが、これは大変稀少なものでして#$%#&~!」
スイッチ押しちゃったみたいですわたくし。
しまいにゃ ちょっと離れたとこに停めてある貨車のとこまで 連れて行かれて あれこれおしえていただきました ほとんどおぼえてません ごめんなさい。
その後 「のりてつさん」「とりてつさん」「よみてつさん」と話す機会あって、何か分かち合える話題ないかな・・・と
以前東北本線で 鉄道雑誌の記者の方から写真撮られて 載ったことあります・・・と言うと「ああ・・・それ持ってます。〇〇特集した特別号ですね。」とか
軽井沢の峠あたりの電車なくなるあたり、丁度 長野のマイムフェスティバルに向かうために電車乗ってて、トンネルの崖の辺りのとこに 人が鈴なりになってて驚いた・・・というと「あ、僕〇月〇日の朝から 最高の場所 確保するためにいってたんで、その〇〇ポイントにいたはずです」・・・とかね。
なんかよくわかんないけど わかんない世界をちゃんとわかってるひとがいて あいしてるんだな・・・て思うと ちょっぴり安心する

応援するぜ!土生洋一郎~!

2009 年 6 月 16 日 火曜日

自分のことはさておき・・・
 舞台やら 人前に立つことに対して かなりこだわったり厳しい見方してしまいますが
今回は まるで 田舎のおばちゃんが 都会に行った甥っ子を応援する・・・みたいに手放しで応援しちゃうぞ。
土生洋一郎くんと 出逢ったのは 数年前の、地元 角田市の「かくだふるさとなつまつり」
天神小劇場あたりのパフォーマンスに絡んでいたのだけど、いつもの音響S氏が 見慣れぬ若衆 連れてきてて その一生懸命な働きぶり・・・でも なんとなくはまってない感じ・・・そぐわないひずみを抱えている感じが 目を引いた。
話してみると、運動部の新入りみたいに すがすがしさと 気を張った腰低い「勉強させていただきます!(浪花の商人じゃないからね)」な姿勢が も少し力抜きたまえ 青年よ・・・と思った。
その後 歌ってくれたけど、んもうかっこつけるとか、スカないしたところのないストレート 直球ど真ん中な 歌。
ここでその言葉使っちゃったら 救われんでしょうがっ!・・・てなはらはらするのもあったけど、きっとそれもそのまんま。
大学ノートに みっしり書き綴った 思いがそのまま 流れ出てきたような 気恥ずかしさとすがすがしさとが合わさってて、ああ 身の丈サイズ。
700以上あるっていうオリジナルソングのなかには、遊び心やら ちょっといじわるなのとか かっこつけてるのもあるみたいだけど、その好青年ぶりは隠せるもんじゃありませんな。
人口甘味料に毒されてない ちょっと青臭さの残るうたで よごれっちまったおのれを省みる・・・
普段と違う 大化けする 目くらまし的舞台を見るのも好きだけど、あんたそのまんまやんか!てのも好きだ。
頼む はぶは そのまんま擦り切れることなく 誰かを気恥ずかしくさせて ふと「青春」て言葉を思い浮かばせるくらいの 真っ直ぐさでいてくれろ!