2018 年 12 月 5 日 のアーカイブ

まな板を切る

2018 年 12 月 5 日 水曜日

南瓜に 包丁を入れ

ぐっ と 力を 入れたら

まな板が 割れた

改造されたばかりの 仮面ライダー1号 本郷剛が 水道の蛇口を捻ろうとして

ぐにょ て ねじってしまった場面を 不意に思い出す

改造されてないはずだぞ

しかし 気をつけろ

破壊的もりあやこの夜

達者でいてけろ

2018 年 12 月 5 日 水曜日

「なんでこんな時間に 起きてんだよ?」なんて

ずけずけと 電話 かけてよこして

言いたいこと 言うだけいって

困惑の 沈黙を 嘲笑って

それは まるで 自嘲でもあるようで…

ある時 いつもの 憎まれ口のあと

ふいに ゆるんだ 力加減

「今まで ありがとな」なんて 言葉残して

それっきり…

ずるくないか?

ほんとは そんな 傍迷惑なひとときが うれしかったんだよ て

伝えられないまんま

気づいてたかもしれないけどさ

もう通じない電話

探す術もない

傷を残すことが 存在を刻むことと 勘違いしていた 若気

今なら 愛しく思い返せるのに

すかしたブルース

最後まで 笑わずに 聴いてやれるだろうに

生きてればいい

もしくは

生ききってくれたのだったら

それは それでいい

讃美

2018 年 12 月 5 日 水曜日

今年 また ひさしぶりに

作った曲と

編曲した歌を

用いていただく

陽の目 当てていただく光栄

かつて 音楽を 生み出すことに もっと比重を置きたかったことがあったな

身の程知らずだったから?

今でも 身の程も身の丈も 知らぬまんまだけど

音楽だけでなく

生み出すことは

非生産的日々が

蓄えであったり

知らず 着床があったりしているのは うすうす かんじてる

生まれ来る情動 胎動に 身を任せる 快感を 知っている

大丈夫だ と 自分に うなづきながら

時を踏みゆく

付け焼き刃

2018 年 12 月 5 日 水曜日

一夜漬けならぬ

朝漬け的

そんな 簡易付け焼き刃

いつまでも つくわけなかろう

考え改めなくちゃな