2018 年 12 月 2 日 のアーカイブ

ちゃんとした黒い靴を持っていないまま

2018 年 12 月 2 日 日曜日

真っ黒な 足もと

お通夜へ

準備しはじめて すぐ

靴がなくて 慌てる

そういえば 数ヵ月前も ともっちょ おとうちゃんの お通夜に行くときも

同じように慌てたのだったな

あの時は20年前に 買った ペタペタの 中国ビーズ靴 急いで履いて

出掛けに こぷっ!と香ばしい音がして

後でみたら 底が割れて取れてた

道理で裸足みたいな 足裏感触だったわけだ

それなのに その後 靴を買っておかなかったのは

不祝儀 困らぬように なんて まるで 誰かの訃報を 待つみたいではないか と

意地になったのだった

そして やはり 今日 慌てた次第

黒い靴は 実は 結構たくさん持っている

しかし ふざけた 金の鈴が散りばめられている スペインのブーツとか

高いヒールのものやら(今や そんなもん 履いて歩けまい)

30年前 愛用しすぎて ぼろになってるものやら

今や 履けないのに とっとくな て はなしだが…

奇跡的に 一足 履いて歩けそうなもの発見

よしこれで!と 履いてみたあと

黒タイツが 真っ白になって 魂消る

…黴であった

急いで ウェットティシューで ふいて なんとかした

まったくなんてこったい なんて でがけに 笑ったけど

それで かなしくなくなったわけでもなかった

当たり前だ

お金以上のもの

2018 年 12 月 2 日 日曜日

昨日は 投げ銭方式にしてなかったのに

「ばあちゃんが これどうぞって」と

ムードメーカー ラーメン屋 むすこくんが 1000円手渡しに来てくれた

いやいや そんな と 辞そうとしたものの

1000円もって 真っ直ぐにこちらへ伸ばした両腕を

きっぱりと 動かさずに

しかも さっきまで ふざけて 風船の剣で わたくしをつついていたとは 思えぬほど 真面目な顔で 目を逸らさずに 見つめたまんま

あぁ とても 健やかな お子だ

ありがとう じゃあ 遠慮なくいただくよ 今度 ラーメン屋さんに行っちゃうよ ただし 素顔になっちゃうけどね…と 受け取ったら

「えぇ~!?素顔ぉ!?」て また ふざけた表情に戻って お腹をよじるように笑った

うん 絶対行くよ 君みたいな 素敵な お子を 育んでくれてる おうちのかたに 会いたいもんね

そんなこと こっそり思いながら

なにがそんなにおかしいんだよおおぉ なんて ふざけながら

風船の剣で くすぐってやった

お金以上のものを いただいてしまったよ

ありがとう~♪

ありがとうイトーチェーン

2018 年 12 月 2 日 日曜日

昨日の 花マルシェ

出店なさる方々すべて

とびきり おいしくて やさしくて たのしげで

よぉし 全店 お買い物網羅するぞ♪と 意気込んだものの

憩いばさんの 糸かけ曼陀羅 体験ののち

ナルミキッチンさんの ハーブドッグと フリゴレスさんの 珈琲たのしんで

やさしい おねえさんたちの 手作り小物やさんで 猫ポーチ買おうという段になって

財布に 紙のお金がないことに 気づく

…あわわ

何故だ!?

うちを出るとき お買い物楽しめるくらいは あったはずだぞ…と

よっく 思い返してみたら

現場入り前に 元気なお百姓の店「あぐりっと」さんで 買い物したんだった

うっかり!

でももう お金を支払います状態のところ

なんとしても 対面保とうと バッグごそごそ

小銭かき集め…と 探る指先に

触れ慣れぬ 紙の感触

あっ そうだ

午前中イトーチェーンで 買い物した折り

キャッシュバックシステム締めの翌日だったもんで

プラチナ賞 1000円入り 熨斗袋 もらったんだった

やっほぅ♪

ほっとしてうれしくて

ついつい お金の出所と イトーチェーンの キャッシュバックシステムのことまで 洗いざらい おねえさんに 喋っちまい

対面もなにも ありゃしませんて

ま そんなこんなも まるごと

たのしいひとときの一幕 てことで…

ありがとうイトーチェーン♪

うろうろしたままの朝

2018 年 12 月 2 日 日曜日

昨夜

疲れはあるものの

それが 心地よかったので

しばらく味わっていたくて

ぽわわん とした 有り様で 茶の間におり

見るともなく つけたテレビの『プロフェッショナル』宇多田ヒカルさんが

ひとつひとつ なんと 真摯に 思いに 添うて 実の詰まった ことばを 掬い上げてくるのだろうか!!!と

感嘆符とともに

すげぇえぇ!と 感じ入りまくり

己の 余計なものばかりの 対極など 省み

しかし それもきっとまごうことなき今のわたくしなのだな と

諦めのような 諦めぬぞのような

うろうろとした気持ちで

早寝しそびれ

しかし 早起きしてしまう

足の甲が 冷たいまんまの朝

お茶を淹れよう