2021 年 4 月 8 日 のアーカイブ

『風の便り』

2021 年 4 月 8 日 木曜日

おともだち きのちゃんが 触れていた 本

夏葉社の『風の便り』小山清

「随筆」というのは

このように しずかに うつくしく 染み入ってくる物に 掲げられることばだな

はじめの「夕張の友に」を 読みはじめて

ページをめくる辺りで

こうしちゃおれん!と

「小山清」を 調べ(太宰治に師事したかたですて)

「夏葉社」を 調べ(たった一人でやっておられるのですて!)

気づいたら

手に入れられる 小山清さん絡みの本と

夏葉社さんの 本を 注文してしまってた

うあぁ!

そういことやれる状態じゃなかったよね!?

突っ込みながらも

どうにかする算段を 巡らせてみたりして

…ははは

悔いはない

がさついたり

泥水が 跳ね散らかされるような 心身だったのだけど

お茶などのみながら

頁を めくるほどに

澱が 沈んでゆくような 思いになった

あぁ なんと!

幸せ読書時間との 出会い直しをありがとう

なんか 頑張れるわ

頑張らないと 越えられない感じのことが やって来るから

うん

大丈夫

知らんうちに変わっとる!

2021 年 4 月 8 日 木曜日

父 胃瘻の 出入り口の部分を 更新

手術…とはいえ

今回は 部品を換えるだけだし

前のよりも 入れるのに痛くないタイプにしたので

楽勝…と 思いきや

手術室に 入ったあと

「経管栄養の タイプは?」とか

なんとなく どたばたと 確認に 来られたりして

む?

何のこと?

どうやら 新しいやつは 「注射などと 混同しないような 特別の新しいもの」だそうで

今までの チューブでは 接続できないらしいとな

朝の経管栄養抜きで 来たし

帰宅したら 栄養入れて 明日の にゃんこ診察などへの 準備を 予定しておったに

できないではないのよ

んで こういうことって やったあとに 確認するとか 注文するとか 届けてもらうことじゃないよね?

逆だよね?

わたくしの確認作業が 足りなかった?

いや 素人が わかる問題ではなかろ?

まぁ 玄人さんにも うっかりはある

命に関わらん程度だろうし

待つけどね

なんか うっすらと 困っておる

でも 困ってもしょうがないので

面倒くさい思い湧きそうなとこ 一旦 手放して

心静かに 本でも読むか~ てとこ

昨日であった かわゆい きゅうりぐさの画像みながら

ささくれだちそうな こころもち 撫でたりもしてね

胃瘻チューブの どたばた

いつもお世話になってる 福祉用品の お店に その後の判断が委ねられ

今までのを 装着できる…と 連絡いただいて

試みるも

できぬ

折り返すと

「いますぐそちらにかくにんさせていただきにおうかがいさせていただいてもよろしいですか!?」と

やけに 申し訳なさそうな 過剰謙譲語

いらっさったらば

説明書を 慌て気持ち押さえるように めくっておられる

「こ…これをそこに装着できるかやってみていただいてもいいですか?」とか

明らかに よくわからぬまんまでおられる

聞けば 新しい規格に 刷新されたばかりなのだと

そうかそうか

んだらば もしかして これはここにこうするとどうにかなるのではないか? なんて

共に さぐりさぐり 気分で 問いかけてみる

なんとか 解決しました

今までのもの ほぼ 使えませぬ

シリンジ(注射器みたいなやつ)だけは

アダプターっぽい 先っちょ繋げて 使えるようだけど

これって あまり長く持たない(滑りが悪くなって 水飛び散らかすこと多々あり)

あとは チューブが 若干 短くなったので 長いのあったら 助かるわぁとかも言ってみる

切り替わりの時期だもんね

よりよく 使えるように

よりよく使ってもらうためにうまく説明できるように

お店のかたと一緒に 学んでいくべよ なんて気持ちになったりした

ふぅ

正直 なにやってんのや!?と 唸りたくなったものの

ちゃんと 会って話して 思い受け渡し合うと

気づけば やわらかなきもちになってくるものだ

ありがとう

早まらず

煮え煮えになりすぎず ゆこうと思える

これからも 懲りずに よろしくお願い致します

…つうてて 気づけば 案の定の チューブ引っこ抜けて そこいら中

襖も 畳も 掛け布団敷布団およふくすべて 経管栄養ラコールびったびたになり

甘いかおり充満

シーツから毛布から服から 全とっかえせにゃならんことに!

ああああぁ もおおおおおっ!と

苛立った声 あげてしまった

父は それに応えるでなく

ううぅ 苦しい の

ひゃっこい のと

辛そうで

とりあえず びたびたの毛布を よけて

尿取りパッドシートで 応急処置して

新たな 経管栄養装着して

あまり よじよじすんなな と 声かけて

己の昼御飯に

あ~

猫ケージ 洗う前に 毛布洗わんとな…

また やわらかなきもち とりもどさにゃ(その後も びったびた重ねることになり…とほほ)

たて続ける 経管栄養チューブ 引っこ抜け

びたびたび~

何を真っ先にすりゃいいのか

咄嗟に 判断できず

事態を把握するためにも 声に出したりしているうちに

要領の悪い 己に 腹立たしい思い沸き上がり

挙げ句

父にまで 苛立たしい声をぶつけるようにしてしまった

父は わざとやらかしてるわけではないのにね

どうやっていけばいいのか

失敗のおかげで なんとなく みえてきたのにね

びたびた甘い 経管栄養液

襖や畳や毛布やシーツに 付いたの拭きながら

怒鳴り声あげてごめんね 新しいやつ うまく使いこなせてなくて 父のせいじゃないのにね と 声かけたら

それまで「いてぇ」の「ひゃっこい」の「もうだめだわ」のと 唸り声あげて身をよじってた父

うん…て 静かに 頷いてくれた

ううぅ

すまねぇ!

涙 ぶわわ と 出てしまう

容易く 波立つ ささくれだつ 荒れる おのが心

しかし なだめりゃ おさまる

安易に 荒くれる 心持ちを 蹴飛ばして転がしてあやしてなだめて笑い飛ばして

ご機嫌でいられる方向へ 諦めることなく 向かおう

食べ物でなだめてばかりだと よろしくないが

まぁ 今日は 甘やかしとこ(いつもぢゃん!)

前に あんちゃが珍しく 買ってくれた ハーゲンダッツアイスクリームで 午後の お茶時間

一息ついたら

にゃんこら安住責任プロジェクト(自分のなかだけだが)のために

またひとつひとつ 準備重ねる