2013 年 5 月 8 日 のアーカイブ

たどりつくまで

2013 年 5 月 8 日 水曜日

行ったこと無いところだ とか
たどり着かなくちゃ とか
会いたい聴きたい とか
そういう思いが 濃厚だと
心配迷子気分も 強まるわけなので
別に たどり着かなくて良いんだもんね ふふん…とか
斜に構えようとしたけど
なんか 無理に そんなばかみたいなことしてなにになる…と 気づいてやめた
まぁ ドキドキしながら 迷いながらいきます

阿武隈急行(何度も言うが大変にとっとこ鈍行)の 車窓の風景
乗り換えして うとうとしてたら
白河の関も 越え
順調南下中

これは 先日 撮った写真ですけど
阿武隈急行線
水鏡 田んぼ風景
今 みどころですわ~

黒磯までは
うたた寝 電車
その後 ぽぅ と浮かんだ雲眺めつつ
携えていった 本を開く
ここしばらく 活字をあまり 追わなかった…ましてや 物語のなかに 埋没できなくなっていた
身と心がすこぅし疲弊してたのかな…
物語を編むということは
そのものそのままの
か細い 目の前の出来事に
かつて 見た 聴いた 味わったものへの
その人なりの 発見や比喩やらを
身体感覚 色彩感覚 そのたもろもろの 感じた覚えを こよりあわせていくような 営みであるよな
よりあわせかたや 織り上げる その 色合い 間合い
気持ちが良いと思う人のものは
毛色の違う内容でも
同じように 擽られるものだな
特に その行為が 身のうちから わき出ているような人は…
なんてなことを
はらりほろりと浮かべて読む
物語に埋没しているようで
そんなものものを 行間から 拾い上げている
言葉を 携えて 歩もうと 決めたかたの
行き方 生き方に うたれている

物語を読むと
胸のうちの 揺らいで
思いが動いたりする
んでもって
筋と関係ないような
奥の方の蓋なんかも開いて
のろりとかおをだす
粘性の なにものか…
奥を覗き見るためのようなものだからな
物語って
開いちゃうの仕方ないとしても
難儀
落ち着くために
温かいスープ飲も

到着できてほっとする
田舎者…脱力

目的地のある駅につきました
な~んだ
ちょろいわ
おほほほほ…なんて 着くまで 一言も言えませんでしたけど
思うに
着かなくても着いても 風まかせ~とか
そんな 行き当たりばったりのときは
無謀なる 大胆なことやらかすのに
そうでない きちんと目指すということが
たいそう 心的に 苦手なのだろうかね
なんですのん!?このついたあとの 解放感たら…
目的の きゅりあんほーる ちうのも 入り口確認して
お隣の よさげな 喫茶店 sweet に 入った
オリジナルコーヒー…

うっ!! なんだこの 重たさやかどっこがなくて
す~~~~と 流れていくのは?
でも とってもいい 後味 香りが あとから ふふふ て 目の前に 頬杖つくように あらわれて
あぁ ビックリして こぷっと 飲んで
すみませんもう一杯お願いしますっ!!と 頼んでしまった
魔力!?
すごいな なんかうれしいな
開場時間まで あと10分だけど
も少し この香りの ふふふに 浸っていたい

本日
こういうことでした
演じる歌もあるけど
歌のサイズにその人がなっているもの
それを越えるもの
そして その人そのものから 歌が 人生が 体現されるもの
うわ~♪
ちょっと 心身 表面張力…
ピアノの中上さんに 痺れましたし
え~と
ビリビリ感おさまれや~

ぺら

2013 年 5 月 8 日 水曜日

今更ながら
己の 薄っぺらさが嫌になる
いやまてよ
薄っぺらさじゃない
ぺらくない…と
うっかり 勘違いして
いい気になって
ふふふん してしまっていた
そんな 浅はかさが いやなのだ
ぺらくてよいわけでもないが
なんかそんな辺りを
ずざざざ~っ!と 払拭する
銀杏木の筆先で 空に 雲
描きたい
そんな気持ちになる空
空に 救われる ぺらさ
まぁそれでいいんぢゃ