父　しばし　げほげほして
ちょっとした風邪だろう　だいじょうぶだ・・・てなぐあいに
だるいとか　つらいとか　こぼしたわりには
龍角散トローチなめたり　葛根湯飲んだり・・・
何の解決にもならないことばかりしている
心配だからとりあえず　本当に風邪かどうかだけ　診察してもらいなはれ・・・と
ここ数日　そんな話を　ははとわたくしが　父にするたび
ぷんむくれられていましたが
本日　診察受けてきたと
にこにこわらって「気管支炎だった」と
肺気腫もちが　あれこれなめちゃあかんのだし
以前　ただの食あたり　なんつって我慢して　腸閉塞だったり
腎臓イカレる一歩手前だったりしたんだからさ
父に関しては　心配しすぎるってこたあないのだ
これで母の　もやもやいらいらも少しは　すっきりするでしょうさ　ふう

普段つけっぱなしにしないでおる　有能補聴器　オーティコン　アジャイルプロ　ライトさん
用あってつけた後　そのまま　街を小走り
バイクが一瞬　肩に乗ったような　爆音
振り向けば　はるか後ろから迫ってくるところ
あなたの音をほしいとは思っていないのですけれど・・・
あきらめていた鳥の声は　聴こえて感動したものの
期待していたせみの声は　聴く場所が悪かったのか
未だ聴けず
静かなところでそっと話すことに関しては　言うことなし　ですがね
そういう状況って思いのほか　少ない
居酒屋では　隣の部屋の悩み相談も　目の前の人の話と同じように聴こえてきたり
喫茶店の従業員さんが作業にいそしむ音が　重要用件と一緒になだれ込んでくる
はじめは　機械に対して　あれこれ感動したものだけれど
あらためて　人間の能力を　思って　その構造に感じ入る
でも　平面的になったとて
だいぶ　便利にはなったよ
この開発に関わってくれた多くの人たちに
最敬礼しております