‘言の葉’ カテゴリーのアーカイブ

うれしいはなたばみたいな

2020 年 2 月 22 日 土曜日

一昨日の ハトリミームラボ 第二稽古の中で

まっすぐ こちらを見て

「そういうの 大好きだ~」とか

わたくしにたいして「わ~ そういう人 大好き」とか

いってくれた人がいた

向けられた 思いがけない

思いが

ことばが

うれしくてうれしくて…

お花が咲くような 気持ち

満開みたいに…

帰り道

ふわん と マスクに 滑り込んでくる 香り

見上げたら 満開の梅

あぁ そう

そんな感じ

思わず 梅に頷く

それほどに 心照らされたのだよ

まわりくどくても

2020 年 2 月 22 日 土曜日

より 思いの輪郭に 沿おうと

ことばを 選んで 伝えたら

言い方に あまり 頓着しない人から

「どうしてそんな回りくどい分かりにくいことばを使うの?」と 迷惑そうな顔をされ

勿体ぶりたいわけではないので

もっと いろんな 枝葉を 切り落とした 言い方にしてみたりもするけど

やっぱりなにか 取り溢した気がして

未練がましく

ひとつふたつ 拾い直すように 言ってみるものの

暗闇の川に 枝を 放ったような 気分

もうそういうことは やめてしまおうか と

極力 形容も 比喩も 省いた ことばで 放ってみると

「どうしてそんな 乱暴な言い方になる?」と 困惑されたりもして

人によって

気分によって

受け取られ方は 様々なのだよな と 改めて 痛感する

惑う ことば

一生 修業だなこりゃ

諦めるまい

光にしたがう

2020 年 1 月 3 日 金曜日

どうあれ

過ぎゆく ものならば

自ずの

然りに 乗りながら

おだやかに

うつくしく

ゆけよ

光に 呼ばれて

歩みを すすめる

半人半獣の 名前って…

2019 年 11 月 22 日 金曜日

先日 ふと 半神半獣の 名前って なんだっけ?と

もやっ と 思い出せず

片仮名 四文字か 五文字だったよな と

いくつか 浮かべるものの

なんやら あやしい

車の運転中だったもんで

信号で止まる度に

メモ書きしてみた

あとで見たら

こたえに 近づくまでの 迷い道っぷりが 間抜けだったり

ニアピン♪だったり

ちみっと 愉快

明らかに 違う「プロポリス」まで 書いとる!

片仮名言葉に 弱くなるって

華麗なる 加齢の現象だよなぁ

求めていた答えは「ケンタウロス」でした

他愛もなし

わたくし という 花の日々

2019 年 11 月 20 日 水曜日

また 何をか 語れることなどあるのか?

暮らしに

感情に 呑まれる日々が

寄る辺ない思いが

うみだすことから 遥か 遠くにあるようで

うなだれたりもするけれど

きっと この 日々の 思うことの 一滴 一滴が

また 次の花の

蕊の

花びらの

脈打つものとして

注いでゆくはずなのだろう

何も見えないことに

挫けるな

枇杷の蕾は 凍える日々に

来る実りの 備えをしているのだ

見習えよ

わたくしよ

わたくし という 花の日々

まさに この瞬間も そうなのだ

顔をあげる

注ぐことのためだけではない

ひたすらに

生きてゆく

ひかる ことば

2019 年 9 月 25 日 水曜日

胸のうち

ささくれだちそうな夜

ひかることばにであう

なみだがとまらなくなるので

また 明後日

読もう

「忘備録」だと思ってた「備忘録」

2019 年 6 月 4 日 火曜日

地物が 出るまで やるつもりなかったのに

先日 見切り品ワゴンに 宮崎とうもろこしの さほど傷みが進んでないやつ 見つけて

季節先取り とうもろこしご飯をやっちまった

おいしうございました

…ということを 携帯電話の 写真撮影保存機能のとこみて 思い出し

あっ この時 ほぐしきれなかった とうもろこしの残り 冷蔵庫の 野菜室に いれてあったった!と

思い出して

あわてて 取り出す

慌てなくてもいいんだけど…

備忘録としての 活躍 ありがと~

ちみっと前まで「忘備録」て 言ってたの こっぱず~

そんなこんなまだまだあるんだろうな~

日々 学習成長中と 思え~

なにか言いたかったはずだけど

2019 年 4 月 24 日 水曜日

なにか 言いたいことがあったのだけど

言葉選んだり

口ごもってるうちに

わざわざ言わなくていいのかも なんて

ため息とともに流してしまって

それでよかったのかな

でも なんとなく 未練がましくて

ぐなぐな 内向きに 捏ね回していた

ふと 目を あげると

水につけといたキャベツ

ふぁ と 花開くみたいになってて

ああ そうか も少し待とう

気持ちにも 水やりをしてからにしよう

きっと もっと やわらかに 伝えられらであろ と と

勝手に合点がいき

また うごきだす

春ば ひとっつ

2019 年 3 月 19 日 火曜日

めんこいめんこい…ず

ながめったらば

だいぶ おがっつまったげんとも

ひとっつばり くないなぃん つって

摘んだった

ちょっこら 湯がいで

味噌ん すた

春ば ひとっつ あがらっしぇ

とりかえしついたりつかなかったり

2019 年 3 月 10 日 日曜日

…と

ほんの 爪ほどのうたかたの 生まれそうな疼き

言いかける 少し前の あたり

浮かぶに任せず

そんなこと言ったって と

押し込める

なぁ

じゃあ どんなことなら 言ってもいいんだ?

そんなこんなしてるうちに

思いもかけないとこから

ぼこり と

湧きあがる

思いが

ことばが

とりかえしがついたり つかなかったり

そうして 暮れて

あけてゆく 日々