2010 年 9 月 のアーカイブ

ちまちまの喜び

2010 年 9 月 26 日 日曜日

にんじんゆずあずき「いつまで ろくすっぽ実のならない 草 そのままにしておくんだか」と
空かぬ畝に じれる 母
またもや たまった EM埋めたいのに 場所が無いのではないかと 言われたものの
枯れているようでも トマトの花は 新しいの咲き始めてるし
実は大きくならなくても まだまだいきてるんだもん・・・というと
「普通なら もう今頃は そんなのは 整理するもんなんだよねえ」と ぶつぶついいながら 呆れ顔で フェードアウト
も少ししたら 紫蘇の実が ぷっちり ぱん!と 詰まってくるから 
実と葉っぱを収穫して 塩漬けにして ざざっと 一挙に 整理できるはず
しばし待て
そういや 大根の種蒔いてる人の話し聞いたっけなあ・・・と ひとりごちたら
「えっ あんたまた なんか種蒔くの?」 母 再登場 警戒丸出しですなこりゃ
畑休ませなきゃ とはいえ 今しばらくは なにかしら 生えたままの模様
引っこ抜いて整理したくなるようなものが 見当たらず しゃがんだまま ため息 
道楽でやってるんだから 焦らんでも よかろう
ちょっと前に 掘っても掘っても 芋っぽい部分に行き当たらず 
もしかしてこれは「やまのいも」ではなくて「おにどころ」かな? むかごも付かなくて つまらんと思っていた ヤマノイモ科の蔓の途中に かわいい「むかご」発見 まってましたっ!むかご
ひゃっほう!むかごご飯の 夢ふくらむ
結局 トマトの茎も 引っこ抜かずに 
いくばくかの人参と お初 南京豆二個 小豆三粒 落ちてた柚子 収穫
整理された様子の無い 畑に あんちゃ EM容器持って登場
「これさ この低くなってるとこに 埋めちゃうよ」と 畝でなく
作物植えるのに 使用していない 間の溝に 穴掘って埋めてくれた初南京豆
畝にしたところに埋めなくちゃいかんてこともないし 今度は そこを 掘り返して 畝にしてもいいわけだし 解決
昼食で「何とかして頂戴」と 乞われていた 南瓜(いただいて 5個も溜まってしまった)をスープにするとき
人参35本も 奮発してみました・・・つうても 鼻毛人参もしくは 小指人参
既製品の ジェのベーゼソース和えるだけの手抜きスパゲッティが 偉く評判悪かったので
スープの評判が ぐっとアップいたしました

秋の 空花火

2010 年 9 月 26 日 日曜日

催しがある朝 
ぱり・・・どん どん どどんんんん・・・なんてな空砲のような 花火
運動会の季節なんだなあ と思う
運動会以外でも 鳴らすけど やっぱり 思い浮かぶのは 秋の大運動会
あの「からはなび」(正式名称ではないね)きくと 
なんだか 切ない気分になってくる
運動会があまり好きではなかったもんで
あああ 整列しなくちゃないのかぁ とか 
よーいどんのときの ピストルの音いやだなあ とか
いまでも ふと その時の気分だけが蘇って 
口のなかに じたじたと にがすっぱい汁が 染み出してくる感じ 
今でも『運動会の歌』 歌えるなあ
♪元気に拍手 (ちゃちゃちゃ ちゃちゃちゃ)♪のところで 後ろに組んでいた手を たたいて また ぴっと 後ろに組んだ ひろえちゃんの 後姿 すげえ・・・軍隊に入ったら褒められるだろうなあ・・・なんてことを 思いながら 
ぼんやりした気持なんだけど 見てくれだけは きちんとしなくちゃ!と
頑張って立っていた わたくし
運動が嫌いなわけでもなかったけど
とりたてて遅いわけでもなかったけど
いつも 気持が置いてけぼりになったような ちぐはぐさに 戸惑っていた
今朝の花火の音に その頃の くすぶってた気持の 燃え糟が 顔をだした
何で今頃・・・まったく どうしろってんだか

細胞ほどけ系

2010 年 9 月 26 日 日曜日

音楽聴いて ふああ と いい気持になって 
筋子のような細胞が はらりらりらりら~と はらこのように ほどけていくような感覚になることがある
その時の 精神状態も 大きく関わってくるのだけど
その感じを もっとも強く実感したのは ボロディン作曲『ノットゥーノ』を マサハルシナガワさん(オーボエ)が 演奏したもの
CDジャケット制作に 大好きな パントマイミスト・あがりえ弘虫おっちゃん&人形作家の藤井路以さん夫婦が関わってて 
二人のお家で 初めて聴かせてもらったとき
ふへええええ なんぢゃこの 脳細胞ほどけるような浮遊感はああ と
自分が こぼれ広がって行っちゃうかと思った 
後に この曲使って パントマイム作品『ゆうやけこやけ』ってのを 作ったっけ(眠くなるような 作品をつくりたい・・・と 思って 作ったものなので 一回ソロ公演でやっただけ)
で、昨日 ブログにちょこちょこ お邪魔しに行ってる 「喫茶・輪」の akaruさんの 息子様がバンジョーで 助っ人参加した てな ブルーグラスの サンプルCD音源 ちょいと 聴かせていただく 光栄な機会いただいて
パソにつないだ イヤホンから ぱんぱらぽろぽろぴょんぴょんぴょん・・・と こぼれほどけるような 音が 
わわわ これも 快感細胞ほどけ系だああ♪ と いい気持に 
CD完成まちどおし
発売予定CDとは 別件ですが 息子様 ボーカルも ナイス!
もっと 声が 前面に立ち上がってる バージョンも聴きたいですわぁ
あ・・・ここでこんなこと言っちゃってよかったんでしょか?内緒だったら ごめんなさい
なんてもう遅いですかね?
自分が 知らないだけで
まだまだ 世の中に 気持を うきうきさせてくれるものがあるって 嬉しいなあ
ありがとうございます~

巣篭もる

2010 年 9 月 26 日 日曜日

寒いとまたぐらにねたがるつま先が ちょいと冷えたので
早めに布団敷いて 足突っ込んで 本読んでいたら
うっし~が 布団の中に入りたい・・・と
冬しかしない行動にでた
九月だとか まだ秋だとか 暦のこといったって
寒いのは事実
時は移りゆくのだねえ など しみじみ
おかげで 心身ともに 即効 温まりました

ほんとは 手に負えないくせに

2010 年 9 月 25 日 土曜日

わたくしが 時々 自作曲なんか ぱらりぽろり 披露するもんだから(聴いて欲しい!時もあれば 大作曲家の曲を弾きこなす時間が無くて お茶にごしな感じで 講師演奏する時もあり すまん)
ピアノレッスンの お子達のなかで 「自分も作ってみたい」 などと言い出すこと有り
音楽の書き方の決まりごと よくある 解決した・・・と感じる 構成の大まかな流れ などを 学ぶきっかけになるかな と 書いてもらったりする
楽典 和声学には 禁止事項なんてのもあるけど
現代音楽では それらを わざと壊していくやり方もあるわけだし
こりゃだめだ の判断は そうつけられるものではない
こうした方が終った感じはあるけど どう?と訊くと 
「うんそうだね」と いう子もあれば 
「ん~ でも やっぱ もとのまんまでいいや」て子もいる。
ここのメロディや伴奏 ほんとはこうしたかったのでは?との問いかけに
「あっ そうそう そんな感じ」と 糸口見つかったように喜んでくれる子もあれど
もしかして 微妙に違うのに わたくしの 言ったことにつられちゃっただけなのかもしれない・・・と 危惧がないわけではない
自分で作ったとしても 楽典や 作曲法指導の専門家じゃないからな むずかしい
でも せっかくの意欲の芽 引っこ抜かず なんとか つなげてほしくて 
とりあえず きちんとぎちぎちに 指導・・・でなく 
思いやイメージが なるべく 出口を みつけて
思うような形に 形作ることの出来る技を 磨くきっかけになってくれりゃいいな と思う
学校生活忙しくなって 最近 やめてしまった R君と 一緒に作った「学校シリーズ」や「冬休みはじいちゃんち」に始まる生活の歌シリーズや
今は 法曹界にて 裁判官になるべく 精進中の Mちゃんの作った『なすび』(嫌いなもの というテーマで 作ってもらった。二年前 10年以上ぶりで再会して その話題で盛り上がった)
もう 15年近く前に 生徒だった ラブリー姉妹 Iちゃんの『くまちゃんのけしごむ』
私の心の中で スタンダードナンバーだったりする。
今日 Rちゃんが みせてくれた『フーチィーチャン』・・・ひとかなんかの名前?と訊いたら
「ああ、題名つけてなかったから 適当に書いた」と ナイス感性!
既成の枠を 知識として 得ても そういうものを 軽々と 乗り越えて
どんどこ 伸びていって欲しいなあ

逆に考えてみる

2010 年 9 月 25 日 土曜日

哀しい思いは
あるはずのものが ない と感じたときに 生まれることが多い
それが 勝手な期待だったり
こうあるはず・・・なんて 経験に安住しているだけだったり
あることを あるがまま 受け取っているようで
いつのまにか 希望推測期待のフィルターかぶせまくりで 待つ
「ある」ことなんて 奇跡のようなものだ とか
「ない」ところに立って ものを見たほうが 喜びが 大きくなるかも
なんてなことを思う
この頃 マイナスポイントが 溜まってきた感じ
自称「ポイントおばちゃん」だとて こんなのいらん
マイナスポイント在庫一掃整理すっかな
愚にも付かぬこと 思いもてあそぶ 秋の夜長

羽織の季節

2010 年 9 月 25 日 土曜日

一時 「いつも どんな服でも 羽織を はおっている」と 思われていたようで
実際 闇雲に着ていました 暑いのに・寒いのに
で、そういう 好きだからって 年がら年中 てのは よろしくないな・・・と 思うようになってからは
着たくても 今は 季節柄じゃないな・・・て時は 我慢
そのもの そのまんま着るだけでなく
袖付け替えたり すそ直したりして 和服でなくたって 「ファッションですね」など
いわれるような形にしたものもあるけれど
あまり 気張って 形変えたり 切り刻むのは 気持ちよくないので
そのまんまで着ることも在り
今日は 紅葉柄そのまんまので 出かけた
中はンインド綿
もしかして 欧米の人が ざっぱに「亜細亜」て 思うの こんな感じなのかもな

どんぶくの朝

2010 年 9 月 25 日 土曜日

どんぶく(綿入れ半纏) 着こむ
開けっ放し猫出入口からの 風が わたくしの部屋のを 外気温に並ばすもんで
朝 鼻水たらり
昨日 帰りに 道端気温表示 16℃でしたもんね
ちょいまえ いつかおわるんだろか・・・な 延延猛暑から この落差
お子達やら 病み上がりさん とくに 体調崩れやすくなっているのは いたし方あるまい
父も「炬燵出す」など 言い始め
まだ早いよ~と みんなで笑ったけど 
寒いんだもんね 実際
しかも 抗がん剤 副作用は 一年以上立っても 手足の冷えや痺れを残していたりして つらかろう
ただ ぬくぬく 炬燵虫もしくは 炬燵殿様になって 動かなくなるのも 心配なんだわ
未定だけど 来月あたり ストマ戻し手術するかもしれないから 体力付けとかにゃね
明日 東京に行く予定が 諸事情により 取りやめせねば・・・なもんで
炬燵設置の為 茶の間 掃除&ものもの大移動 大作戦に参加すっかな

自意識迷子

2010 年 9 月 25 日 土曜日

断っていた とある 合唱の 歌い手としての参加
仕事で ぱたぱたちゅうに 電話あったので
先方の 善意なる強引さやら
自分の思いから 決めていたのに 思いだけが理由なら 説得力無いか
なんて惑っていたら あれれれれ っつうまに 参加することになっちまった
いいのかこんなんで!?と思ったり
ハナクソ程度の 自意識で 譲らないのも 誰の得にもならんが と思ったり
もやもや考えているうちに 自分の肉体より 気持が 縮まって 覗き穴から覗いているような 変な感じに囚われる 
いかんいかん
なんとかなるさ~ と すとんと 思えるときと そうでないときがあるけど
今日は ちみっと そうでない心身コンディション
いらんことが 芋づる式に出てきそうなもんで 思考停止
夜寝る前に 考え事するもんぢゃないっていうしね
こういうとき 闇雲に泣くとすっきりする・・・なんて人もいるけど
夜泣くと 朝 瞼が 海老水餃子状態になって そりゃもう 見られたもんぢゃないっすから やめとく
泣くほどのことでもねえだ と とりあえず 気を取り直して
『スットコランド日記』宮田珠己 著(本の雑誌社)読んで ふはは と 笑う

圧倒的に夕焼け

2010 年 9 月 24 日 金曜日

あああ ゆうやけ~今日は 保育仕事のみ
たよりなしふがいなし・・・ではあるけれど
一応 意識の中には これはどういうことだろう 何が原因でこうなったのだろう どうしたらよりよくすすんでいけるんだろう 程度のことは うにゃうにゃと 思い巡らせる 大人視線を保ちつつ
どんな気分だろう・・・と より 理解したくて お子の状況になった気になってみるというか 感情移入をしてみたりする
うわべの 想像憶測で 掬うばかりじゃなぁ と 思うから
んが しかし 思ったところで 移入したものとて 想像でしかなかったりするけどね
しかも やりすぎると のまれちゃうんですけど
保育士立場は のまれてる場合じゃないんですけど 実は 時々 のまれてしまってます 面目ない
で、今日も そんな おのれの 「ふがいなさに ふがいなさに 大木をたたく」(©田村隆一氏・・・でしたわね?)気分で 仕事終えて 園から外へ
ふと 目を上げたら どわあああああ~!夕焼けだぁ と 思わず 声出る
ややややや ほんと 夕焼けだわ・・・て 初めて見たわけじゃないんだけど
思わず 写真撮った
そういえば 昔から 「こんなにすごい夕焼けのこと 一生忘れない!」て 何度も何度も 思った覚えがある
もうそれがいつのことか 全く覚えていないのだけど
またこうして 夕焼けに心震える己であることが 若干は 救いの余地あるかな・・・なんて 頼りなげに 望みつなぐ 
精神的未熟児 本日も とりとめない思い 浮きつ沈みつ 帰路につく