ほんとは 手に負えないくせに

わたくしが 時々 自作曲なんか ぱらりぽろり 披露するもんだから(聴いて欲しい!時もあれば 大作曲家の曲を弾きこなす時間が無くて お茶にごしな感じで 講師演奏する時もあり すまん)
ピアノレッスンの お子達のなかで 「自分も作ってみたい」 などと言い出すこと有り
音楽の書き方の決まりごと よくある 解決した・・・と感じる 構成の大まかな流れ などを 学ぶきっかけになるかな と 書いてもらったりする
楽典 和声学には 禁止事項なんてのもあるけど
現代音楽では それらを わざと壊していくやり方もあるわけだし
こりゃだめだ の判断は そうつけられるものではない
こうした方が終った感じはあるけど どう?と訊くと 
「うんそうだね」と いう子もあれば 
「ん~ でも やっぱ もとのまんまでいいや」て子もいる。
ここのメロディや伴奏 ほんとはこうしたかったのでは?との問いかけに
「あっ そうそう そんな感じ」と 糸口見つかったように喜んでくれる子もあれど
もしかして 微妙に違うのに わたくしの 言ったことにつられちゃっただけなのかもしれない・・・と 危惧がないわけではない
自分で作ったとしても 楽典や 作曲法指導の専門家じゃないからな むずかしい
でも せっかくの意欲の芽 引っこ抜かず なんとか つなげてほしくて 
とりあえず きちんとぎちぎちに 指導・・・でなく 
思いやイメージが なるべく 出口を みつけて
思うような形に 形作ることの出来る技を 磨くきっかけになってくれりゃいいな と思う
学校生活忙しくなって 最近 やめてしまった R君と 一緒に作った「学校シリーズ」や「冬休みはじいちゃんち」に始まる生活の歌シリーズや
今は 法曹界にて 裁判官になるべく 精進中の Mちゃんの作った『なすび』(嫌いなもの というテーマで 作ってもらった。二年前 10年以上ぶりで再会して その話題で盛り上がった)
もう 15年近く前に 生徒だった ラブリー姉妹 Iちゃんの『くまちゃんのけしごむ』
私の心の中で スタンダードナンバーだったりする。
今日 Rちゃんが みせてくれた『フーチィーチャン』・・・ひとかなんかの名前?と訊いたら
「ああ、題名つけてなかったから 適当に書いた」と ナイス感性!
既成の枠を 知識として 得ても そういうものを 軽々と 乗り越えて
どんどこ 伸びていって欲しいなあ

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