‘保育仕事まわり’ カテゴリーのアーカイブ

「おそらにえをかいているの」

2023 年 10 月 12 日 木曜日

昨日の 保育仕事にて

光も風も気持ちよくて

チカラシバを 引き抜いて 空に掲げて ふるふるふる と 振ってみた

ちてててて と 駆け寄ってきて

「Oにも とって〜」と 乞われたので

チカラシバ仲間になってもらった

こことこ びーふぁーすと なる アイドル的なグループに夢中で 絶えず その音楽が 身のうちに 鳴っているような 身振り手振り踊り歌やってる Oさん

でも このときばかりは 無心な感じで

空に向かって ぐるぐるぐるぐる と チカラシバを 回し振っていた

いいねぇ 

すると ふいに

『Oはね おそらにえをかいているの」と 言った

おぉ

こちらが 何かを 設定せずとも

そんなふうな思いに 一人で 踏み出していたんだね

なんか 素敵で めまいしそうになったよ

なるべくちゃんとみていられたら…と 思う

2023 年 9 月 21 日 木曜日

昨日の 保育仕事

有能補聴器オーティコンアジャイルプロライトミニさんの 右側

不調だったの 少しずつ 落ち着いてきて

聴こえている時間が まぁまぁ 長くなってきたかな…てなかんじ

でも 音声情報の キャッチは やはり 鈍い

こんなんで 何かあったときにとっさに対応できない という 役立たず感 倍増しなこと

なんかもう 申し訳ない思い 満々と 膨れてしまう

そのかわり

なるべく出来事をよく みつめていよう

表面や 部分的なとこだけ 切り取って判断しないように…てことは

かなりかなり 神経使ってる状態で おりましたる(…まぁ いつだってそうあらねばならんですけどね)

んで ちょいとばかし 元気ほとばしりすぎてしまいがちの Rさん

昨日も 延々と 走り回り ぶつかり 転び 静止の声を聞かず びゅんひゅん 飛ばしていて

でも こことこ 正義の味方的 行動も あって

ただのふざけっこいたずらしっぱなしではなくなってるなぁ なんでしみじみしてたとこ

ちいさいさん Nさんが 楽しんでいた絵本を 自分も読みたい!と 実力行使で 黙って 取り上げて さささ!と 駆け出す 大きいさんの Mさん…てな場面があり

おっ そりゃ いかんやり方ではないか…と どう その場に 介入したものか…と ちょ と 思い巡らせつつ 立ち上がろうとしたら

だっ!と 駆け出す Rさん

Mさん 追いかけて 絵本を 勢いよく 取り上げた

…らば その勢いで Mさんも Nさんも ぶつかり 転げる

ちょっと 泣く 二人

他の先生たちは Rさんの 乱暴な場面しか見えないところに おられたので

ややや また Rさんたら おふざけ高じて 乱暴なことを!と ちょ と お叱りの声

怯んだものの 目線が Rさんの方に回ったのをいいことに Mさん らっき〜とばかりに 絵本をまた 胸に抱えて その場を去ろう としたので

まて…Mさん 今されたようなこと Nさんにして 逃げたから Rさんが それを取り返して Nさんに 返そうとしてたんだよね?わかってるよね?読みたいときは「か〜して」じゃないの?

んでもって Rさんは Mさんから 取り返して Nさんに 渡してあげたかったんだね 正義の味方出動ありがとうね…でも ちょっと 勢い良すぎて みんなに ぶつかって 転んじゃったね 正義の味方なら そこんとこの力加減もうまくできるともっとよいよね

…なんてなことを 割り込んで 言いつつ

そんなこんなな経緯だったみたいですよ〜と 先生にもお伝えした

叱った先生も「あらあらそうだったの でも 今の やり過ぎじゃない?」とは 言ってくださったものの…

しかし Rさん 納得いかないまんまだ

そらそうだよなぁ…

でも そののち てててて と わたくしのとこに 駆け寄ってきて

「Rはね Mちゃんが Nちゃんの 絵本を 勝手に持っていったから それは駄目だよって 取り返して Nちゃんに あげたかったの…」

すこぅし 涙目で 

でも しかと 気持ち説明してくれた

すげぇ!

うんうんわかったよちゃんとみてたよ 正義の味方 ヒーローRさんだね これからもっと うまくやさしくやれると もっともっといいね といったら

えへへ なんて 笑って

いつも 夕方は そんなに ぺたぺた くっついてこないのに

お膝に乗ったり 甘えっこになったりして

しばらくしたら また きゃはははは!など テンション マックス振り切るように 駆け出し遊びはじめた

興奮しすぎると 脳波が 振れすぎて おさまらず 眠れなくなるから あまり 夕方は 興奮させない方向で…ての やんわりあるのだけど

発散できないと もやもやのまんま お家でも 駆け回りはしゃぎ ぐずり 更に眠れない…てのもあるからね

エネルギーありあまりの 育ち盛りさん

すくすくのびのびしとくれ〜♪

つくる こわす みちる

2023 年 9 月 1 日 金曜日

先日の 保育仕事の 粘土時間

「まるまる 作って〜」やら

「にょろにょろへび 作って〜」やら

気持ちはわかるが

もうそろそろ 自分でできる お年頃ぢゃないか?

はじめ まるまる しながら すぐに渡さず

まるまるやってみて〜 と 仕向けてみたら

まるまるまるまる…

やれるぢゃ〜♪

にょろにょろも とても 巧みにできてまして

要望をきいてもらう 満足感以外の楽しみ どうぞ 邁進してくだされ と

ちょいと はなれて 見守る ふりして

さしたる意味もなく 足など こさえるわたくし

左右 大きさが違ってしまって

整えようかな…の段で

「ちょ〜お〜だぃっ」と 持っていかれてしまった

しばし あるくようなあそびしたあと

案の定 ぐしゃ〜ん!つうて 潰してました

潰す 壊す 突き崩す…てことに よろこび覚える時期ですもんね

己の成し遂げ感 満ちるのでしょうかね

…と 保育者的な 視点はあるけれど

でも 個人的感情では すごく 舌打ち気分で

なにすんだこのやろ…て おもったりしてる

も少ししたら 

そういうことするのは とても 相手が 困るのだよ てことも 伝えようとは思いますがね

なにしても 許される時期の 謳歌大事大事

ないすせんす♪

2023 年 8 月 16 日 水曜日

保育仕事

一時預かりの 比較的大きいさんの Rさん

みんなと一緒に お昼寝はせず

先生たちが 書き物したりしてる横で

折り紙を 切ったり貼ったり

概ね 園長先生が お仕事合間に なにかしら 付き合っていたのだけど

わたくしが 園の ホームページブログ 更新一段落したの見計らって

「森せんせ Rちゃんに ちょっと 付き合ってあげられる?絵本作ってるんだって」と お声がけいただいた

わたくしでよけりゃ〜♪と 嬉々として お相手させていただく

七夕やらでよくやる 折り紙を折って折って折ったのを ちょきちょきして 作り出す模様みたいなのとか

お星さまとか

お花の形に 切ってもらったのを

手のひらサイズの紙を 何枚も リボンで綴じたものに 

あれこれ ぺたぺた 貼っている

切るより 貼りたいみたい

手当たりしだいに ハートやら 渦巻やら 切れ端の 面白いとこ活かしたのやら 切り出す わたくし

はじめは よくある形のものを 貼ったりもしてたけど

貼り方が 面白い

微妙に重ねたり 

見開き 跨ったり

いつしか ハートや 星…といった わかりやすいものより

よくわからんけど面白い…と わたくしが 密かに 取っといた 名付けられない 切り出したあとの 切れっ端的なものの方を ぐいぐい貼っていった

それも ものすごく愉快に 笑いながら…

うひょう♪

なんかすんごく ごきげんな モダン・ジャズの アドリブ部分を 聴いてるみたいだったよ

Rさん ないすせんす♪

「こっちにも貼って」てな感じで わたくしにも 貼る を 促すように 指さされたので

ご機嫌ジャズの リズムを 封じないよう

端切れ 弾むように 貼ってみた

「うっひゃっひゃ♪」の 笑顔満開 いただきましたる

みんなのお昼寝 終わる頃合い

切れっ端やら まだ使えそうな折り紙やら

選り分けて 片付けようか と 思ってたら

園長先生に「Rちゃんね いつも 切れっ端も なにもかも 袋に入れて 持って帰るのよ」というので

ほとんど 糸くずみたいになっちゃった 色紙も 全部 袋に入れた

Rさん これ と 袋を 見せたら 

にこにこ 笑って 自分の鞄を 指差した

いいねぇ

この くずくず 全部使って 小粋なリズムと 彩りを 弾け飛ばしてね

このまんま のびのび あらわして 膨らませていってちょうだいね

たのしみだなぁ

ハロー ハロ

2023 年 8 月 2 日 水曜日

保育仕事

午前中に 水あそび

自分の使いたい ペットボトルの シャワーが 今回 登場しなかったのが ちょっぴり不満の Aさん

すこぅし ぷんむくれてみたりしたけど

じきに 他のおもちゃでも 楽しくあそべるようになって

よかったよかった

ふと「あっあっ!」と 空を指差す

鳥さんかな? 雲かな? なんて みんなで 空を仰いだら

おやまぁ ハロ♪

太陽を ぐるりと まあるく 囲む 虹の光

すご〜い よくみつけたねぇ 

いいことあるしるしだよ て 言っといた

Aさんのおかげで みんなで 眼福だったよ

ありがとぅ

みんなに 吉祥 降り注げ〜

虹を よろこぶ

2023 年 7 月 12 日 水曜日

本日の保育仕事

午前中の 突然の 豪雨のあと

もんやりと 晴れ間もあり

うわあ これなら どっかに 虹出てるかもよぉ♪と うきうき 窓の外を眺めたものの

見えず

残念だなぁ なんて 呟いたら

2歳になるかならないか…の お子に

「こっから めぇないね(ここからは見えないね)」と 慰めみたいに 言われた

ははは

そんなに がっかりしてるの ばればれでしたかね

で 仕事上がり 帰路

また 俄か雨あり

今度こそ!と 空見上げたら 

もやもやな 夕空に

下手したら 円に見えちゃうかも!?な 二重虹 見えた

ゆっくり見るために 渋滞していいですようぅ 赤信号でも 焦れませんようう♪なんて

空見上げた

ひとりで わはぁ 虹だよ虹虹♪なんて 言っちゃってたけど

虹って なぜだか 誰かと よろこびあいたいものかもしれないなぁ と 思ったりする

わだかまるという 感受性

2023 年 7 月 6 日 木曜日

昨日の 保育仕事

いつも 元気すぎる ふざけすぎる お年頃の Rさん

不調

もんのすごく 具合悪そうというわけでもないので

「よーいどんもしよう♪おさんぽいこう」と お誘いの声かけられても

いかない…と ぐなりとしていた

微熱もあるらしいので

特別敷布など 出して そこに横になり

わたくしが 付添お留守番することになった

「森せんせと 遊ぶために お留守番するわけじゃないんだからね おふざけしちゃだめよ」なんて

いつもの 彼のことを思って 出る せんせたちのことば

驚くことに 全く 立ち上がりもせず ねろれ〜ん てな感じに そのまんま 転がってた

しばらくして 落ち着いてきてから 絵本見よう という気持ちにもなったり

みんなが お散歩から帰ってきたあと

一緒に水分補給して リトミックも 楽しく参加してくれた

とはいえ まぁ いつものような 覇気はなし

そんなこんなで 夕方遊びでも 今ひとつ本調子じゃなく

でも いつもの元気ぶんまわしな感じで 遊びたくもなったらしく

車のおもちゃ 持って はしゃごう…としたら

わたくしの 弁慶の泣き所に ごっつり 車 ぶつけてくださりまして

なかなかに 痛かった

…ちょ それ 振り回してお友達に当たったら 大変だし わたくし 結構痛かったよ 気をつけて 

…と 伝えたものの 笑ってやり過ごそうとしたもんで

いや 笑い事じゃなく 間違ってぶつけちゃったとしても まず「ごめんなさい」じゃないの?と 言った途端に

「やだっ!やだやだやだ〜っ!」と 泣きはじめた

もう泣くか ここで?

逃げようとさえするので 

いやちょっと落ち着いて あなたが 泣くとこじゃなくてね

…と 比較的 おだかやか言っても もう 自分の泣き声に 呑まれて 拍車かかって

なんの騒ぎ?と 周りのお子たち フリーズするほどの 大泣き

心身不調もあってのことだろうけど 

走ったり暴れたりでなく 突っ伏して大泣き

そこへ園長先生登場して「どうしたの?何が嫌なの?泣いてちゃわからないから 泣かないで 言ってごらんなさい?」と 声かけても

「やだっ!やだやだやだ〜!」のまんま

こことこ ことば 達者になってるけど

大人びた物言い 達者になっただけで

気持ちをきちんと言葉につなげる…てのは まだまだなんだろうなぁ

そこで わたくしがことのはじまりを 説明しても良かったのだけど

まぁ とりあえずそちらで やり取りして落ち着けば その先なんとかつながるかな?と 様子見で その場を手放した

結局 何がどうして「いや」なのか 聞き出せなかった様子の 園長先生

今までなら なにか 騒ぎがあっても ほどなくして けろっと 遊び始めたりするのに

昨日は その後も なんとなく じめじめ どよ〜ん と 斜め下見て

わたくしと 目が合うと ささっ と 別のせんせの 陰に隠れたり 目をそらしたり

…ほほぅ

わだかまっとるな

バツ悪い思いとか あるんだろうな

思えば わだかまるという 感性が 育ってきてる ということだな

早めに 謝っときゃ そんなもやもや かかえずいられるってのによぉ と 思いながら

こちらとしても どう 和解するか 折を見ていたとこ

つりのおもちゃが 楽しくて ぶん回してしまったYさん

その釣り竿の先が Rさんの 口元に 当たってしまった

「いたぃよぅ!」と 言うも

しらばっくれて あはは とか 笑いながら 去ろうとする Yさん

いつもなら 追いかけて 反撃とか わちゃわちゃになりそうなとこ

そんな体力気力なかったか 2 3歩 踏んで 歯噛みするRさん

ちゃっと 割入らせていただきますね と わたくし

Yさん 引き戻し

Rさん Yさんの持ってる釣り竿 お口のとこに 当たっていたかったって…ちょ と 赤くなってるじゃない?間違って 知らないで 当てちゃったとしても ここは なんか言わないといけないんじゃない?と 声かけたら

「ご…めんね」と いってくれた

おぉ!間違っただけだけど Yさん 謝ってくれたよ よかったね Rさん!と こちらにも ふったら

「ん」て 頷いて すこぅし 笑ってくれた

Rさん 笑って許してくれてるよ よかったねっ Yさん♪と 言ってから

ふたりとも めんこちゃんっ♪など 頭 撫でてみる

その後 わだかまり 氷解したように 目をそらすこともなく

「これ読〜んでっ」なんて 絵本を次から次へと持ってきては 何度も何度も「もっかい♪(もう一回)」なんて 

挽回のつもりかわかんないけど ぺたぺたいつも以上に 膝に乗ったりして 甘えてきた

事の経緯は みんな 退園した後 園長先生にも伝えてみた

やはり 「わだかまる」という成長を よろこびあってくださった

その場で 事実を伝えて 明るみに出すだけが 解決に結びつくとは限らないものだね

わだかまったり 言い出せなかったり…の 逡巡のひとときも

きっと 栄養になる

栄養にしてゆける たくましい 土壌が 耕され肥やされてゆく

そう 信じる

それぞれなりの 色合いで 育ってゆくものだなぁ と

しみじみと 頼もしく思えた 一日でありましたよ

「虫こわ〜い」

2023 年 6 月 21 日 水曜日

虫なんかへっちゃら!のはずの Aちゃん

「虫こわ〜い!」と 逃げてゆく

その「虫」 実は わたくしのことでした

へへへへへ〜

…いやもちろん 怖がらせたかったわけじゃないのだけどね

Aちゃんも そう言いながら 笑ってたし

他愛のない お遊びでした

おみやげ

2023 年 5 月 20 日 土曜日

昨日 保育仕事 時折の金曜出勤

雨の合間に お散歩行けた

染井吉野の実

お子たちの手の届く高さに成ってる 穴場へ

自分でとれるよろこび

摘み取ったあとの よろこびの目の光が 違うね

ふたごちゃんのまんま とれてうれしい Rさんは

よろこびの躍動を おさめきれず

ずっと さくらんぼ掲げたまんま 

ぐるぐるぐるぐる 走り回ってた(もちろん何度も転び しかし さくらんぼは 手放さぬ…すごいぞ)

なにかもったまんまはしりまわらないで とか

まだあるよ もっととったら?なんて 野暮なことはいいっこなし

思う存分 よろこんではしってころんでおきあがってよろこんでもらった

んで 帰り道 しばらくご無沙汰だった カミツレ草(散歩で通るアスファルトの割れ目に ちょこ ちょこ と 顔を出してることがある)発見

うれしくて ちょっとはひはひしながら こっそり摘んで ポッケにしまった

うちに 根付いていただきたいのですけど いかが?とか 言ってみる

どうなるかな わくわく

よかったね〜 おみやげいっぱいだね〜♪と

おこたちへと 自分へと

声などかけつつ 戻った

こういうの なんぼでもあろうに…

2023 年 5 月 17 日 水曜日

本日の お散歩(仕事)で

河原へ降りて

興奮状態を 気取られぬように

お子たちの安全への気配りも もちろん怠りなく

目を光らせつつ

石を拾った

欲張らず

ポケットに 入るだけ…て

帰り

お子たちと手をつないで 歩きながら

がしょっ がじょっ と 石がなる

一瞬「なに〜?」と 気を向けてきた お子もいたけど

すぐに

「あっ ありさんだ〜」て しゃがんだりして

石のことには 触れなかった

みんなは おみやげ拾わなかったようなので

ひとりだけずる〜い!て 言われないかな?と ドキドキしてたんだけど

セーフ♪

この感じの石 もうなんぼでも うちにあろうが!と 内心思ったりもしてるけど

まぁ 今日出会った石 てことで おっけ てことにしとく(一人遊びだな…)