それぞれの 速度で
生きて
寄り合う
違うからこそ
引き立て合い
惹き合う
なまめかしや
猫柳の 色合い
いのち
張るや
春
くしゃくしゃな 心のままだな
思いはあるけど
答えを出せていない感じ
作品として 完成と 思えないまんまだけれど
無理に 着地できないくせに
体よく 纏めるのも なんだか 嘘臭くて
言いたいけど
うまく言えなくて
ううううううううぅ
物語作り 下手くそで
思いを 打ち明けるようなものばかり
薄浅い わたくし
そんな身の丈も 受け取りつつ
多くを語らず まずここまで てことに してみる
作品に 用いるために選んだ曲が
あろうことか『prologue』
意味合いを 狙ったわけではないけど
確かに 序章だ
これからも 付き合ってゆく 思い…
今は ここまで を 受け取って 生きる
そういうことかな
先々へと 焦る 思いを
切る
昔「いぼどんぶり」て 呼んでる 丼があって
それが いつも わたくしに まわってきてた
いわば 欠陥品なんだろうけれど
これがあると 安心した
自分の くちもとの ほくろが 嫌で
からかわれて うなだれていたとき
わたくしよりちょいと大きいのが 反対側にある うちのばあちゃんから
「食うもん こまんねぇ いい『くろぽす』だがら じぃんだぃん(いいのだよ)」と
笑いながら いぼどんぶりに おいしいものを たっぷり作ってくれてた
今だって そんなに 好きになったわけでもないけど
これあるからこその あれこれは 確かに 有り難くあって(食いもんに困んないとか そういうことでなくて)
まぁ 愛嬌だわな なんて 思ったりはしてる
久しぶりに いぼどんぶりが 健在であったのを 見つけて
おぅ 愛嬌あるやつめぇ なんて 撫でてみる
でこぼこあって おもしろいさね
自分のことも 撫でてみる
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