土曜日は 病院いけない と 言ってたものの
だめでもともと 行ってみるっ と
女川から 午後五時過ぎに出発
渋滞も さほどなく
面会時間終了より前に たどり着けましたる
「毎日行かなくちゃないってことはないんだから無理しないで」と たくさんたくさん お気遣いいただいてるのですが
行かなくちゃ じゃないのです
行きたい のです
心が求めるものに向かうちからは
疲れを 呼び出さないでいてくれる(やり過ぎ注意だけど)
脳梗塞ののちの 出血
しかも かつての 脳腫瘍手術跡の 目覚めつき?
また なんて 病気のデパートおっぱじめてくれてんだ このとっつぁまは
でも 今までみたいに 乗り越えるべね
脳腫瘍だって 癌だって ストーマだって 臓器不全だって 歩行困難だって あれこれ 越えてきたんだ
「治る」て 自分でも言ったんだ
入院当初のような 気丈な 意識の 輪郭 ちみっと ぼやけているけど
失ってはいない
何かされることに 不安を 感じやすくなって
看護師さんに 拒否を示したり 怒りっぽくなっているとか
線をはずさぬよう お手て袋つけて
ぬいぐるみ熊ちゃんみたいになっとった
「娘さんからも声かけてやってください」というので
「父っ 看護師さんの言う事 よっく聞いで ごっしゃいでわがんねぇがんなぃん!今日女川で舞台やって そこに来てくれたお友だちから お父さんにって どら焼きもらったげんとも 今 食べらんねぇべがら 冷凍しとくよ 治って 帰って 食うべねっ!」と 耳元に 叫ぶ
「ん゛あぁ!」と 唸りごえ
わかったんだかなんだか
何が保たれていて
何が失われているか
まだまだ わからぬことばかりだけれど
父が 父であることは なにも変わっちゃいない
よびかける
受け止める
希望は捨てない
どうか まだまだまだまだ 携わらせてください
どうか
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