観光バスで通勤

素敵な 有限会社 はらまち旅行
先着150名に 混ざることが出来
19日ぶりに 仙台へ
新しく出来た 角田 山元線の 広い道路を 通って常磐道に出た
このルートを 選んだのは 大型バスだし
広くて ラッシュを 避けて
遠回りしても 早くいける道路を・・・ということでしょうが
甘い被災と 喉もと過ぎた緩みと 便利さにぼけかかって
観光 なんて 浮かれていたところ 打ちのめされてしまいました
海に朝日が 映えて 茜色を背負って
そこここに ちらばりひろがるは
田んぼの中にあるはずの無い 車家ビニールハウス倒木瓦礫ありとあらゆる元の形のわからなくなったもの泥砂・・・高くなっている道路を越えて 西側の田んぼにも・・・
思い出せ思い知れ津波の爪あとを と
かさぶたになりかかった痛みを 引き剥がす
泣いた・・・ちょっとだけ
隣の あんちゃも う と 顔を曇らせた
凝視する人 目を閉じている人 携帯ゲームをする人 それぞれ
それぞれなりの 越えかたで
日常の風景として 通り過ぎる

コメント / トラックバック 2 件

  1. ゆきひろ S より:

    なんか、わかるよ。

    • bunbun より:

      受け止め方は 手前勝手なものだけれど
      それぞれ みんなも おのれの身の丈で いろいろなものを 受け止めたり受け流したり
      していかにゃならんのですね

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