いただいた　「おもちゃかぼちゃ」を　スープにしてみた。
おもちゃ・・・というだけあって、あまり　味が濃くないので
ちっこいジャガイモとシメジと　じっくり炒めた玉葱の助けを借りて　ポタージュに。
秘伝の行者にんにく粉末の最後の一つまみも　奮発？
しかしちちが一言「まずい」・・・ちっ
母は「わたしは美味しいと思うのに・・・」と　気を使ってくれたりしたが。
塩分に対する　反応が　まだ今ひとつなのはわかってるし
父の好みの味や食材　ガッツりつかったら　命縮めんぞ
動脈硬化の恐れありなんだからな。
・・・と　わかっていても、ちみっと　このやろ感。
一瞬　むっとしつつも、いや　こんな風にすると　結構いけるもんだ　われながらうんうん・・・なんつって　めげずにははと　品評したりして。
しぶしぶなかんじで　ちち「まずいけど　身体のこと思って作ってもらってるから　全部食べた」と器を見せてくれる・・・ひとこと　多いっつ～の。
ま、でも「よく食べました～。」なんつって　おひさま原っぱ保育園の　お子達に言うように、ふざけて褒めてみた。

いつもの口調で・・・ただ　以前と違った　つながりかたの　あんちゃの話を
興味深く　聞く。
失われた点　も　あるだろう。
新たに獲得しなければならないこともあるだろう。
よみがえって　元につながることもあるだろう。
そんな中　妹のわたくしを　思いやってくれる　点が　残っていてくれるのが　涙が出るほど嬉しい。
手術中　色々こらえるために　関係の無い歌を　思い浮かべてた
『きしゃぽっぽ』『あめふりくまのこ』
・・・でもどうしても　頭に流れ出てきたのは　倉橋ヨエコさんの『楯』だった。
すべての歌詞を　覚えていたわけではなかったと思ったのに
読み返すと　まるでわかってて　思い浮かべたみたいな内容。
♪　戻れるなら　もっと　もっと　賢く生きてただろう
戻れるなら　もっと　もっと　大事に愛しただろう
今は　何もできない何もできない何もできない　この背を恥じる
空に向かって　手を広げる事しかできないの　ごめんねごめんね
いつか楯になる　あなたの楯になる　
ああ　そこで待っててくれますか
戻れるなら　てくてくてくてく　風吹く線路　歩こう
戻れるなら　てくてくてくてく　私が荷物を持とう
だけど　本当は知ってる本当は知ってる本当は知ってる　この灯はもう消える
夜に向かって　手を重ねることしかできないの　ごめんねごめんね
いつか声になるあなたの声になる
ああ　ここで待っててくれますか
私など裂けてもいいの裂けてもいいの裂けてもいいの裂けてもいいの裂けてもいいの
ああ　お願いします・・・♪
ま、事実とイコールじゃないにせよ、勝手に結びつけて　拳握ったりしたんだ。
ひそかな　決心みたいだな。

幼い頃　悔し泣きのようなものを　よくした。
すると　ばあちゃんが「痛くも痒くもないのに　なんで泣ぐんだいん？」と言った。
痛かったり痒かったりしたら　泣いてもいいのかなあ？
心が　痛かったり痒かったりすると　泣くかな？
今日も　たくさんのお子が　なにかしら　泣いた。
ついお泣きお泣き・・・と　思ったけど、泣けばいい・・・とずるい涙や　涙大安売り・・・てのも困るのか、「また・・・」てなかんじで　諌められるみたいだったので、不用意に受け止めるばかりもまずいか・・・と　様子伺い。
びっくりしたり、気持ち弱ってると　大人も簡単に泣くんだけどね
何で泣いちゃったか　ゆっくり思いめぐらせていくと　泣くことでもないか・・・て　気付いて　へへ・・・なんて　照れ笑いできるはず。

昔　バスが苦手だったので　ついつい　余計なお世話様で　
さびしくなったり　気分悪くなったりしませんように・・・なんて　
ちょいと　盛り上げようなんぞしてみる　お迎えの　園バスの中。
２～３回目ともなると、あ・・・このひと　ふざけてもいいんだな　と
打ち解けてきてくれて　いろんな話を　聞かせてくれる・・・うれしい。
朝　お家との　ちょっとした　内向きな　別れの寂しさも　
いつの間にか　ねえねえ聞いて聞いて！と　外に向かって　ほとばしる。
ライバル意識燃やしながら　お家自慢したり
ハンカチ見せあいっこしたり
歌ってくれたり・・・
全部一度に聴こえなくて　申し訳ないけど
満遍なく顔見て　うんうんうなづくと　う～んと　満足したような、
ほっとしたような　にこにこを返してくれる。
ああ、なんだか　わたしのほうがいっぱいいっぱい　嬉しい気持ちをもらってるなあ。
ありがとう～！