7daysbookcoverchallengeSpinoff「2024」その64

なにかのために 読むのも よいけど 

そうではなくて

ゆったり のんびり 読むのって

贅沢なひととき

コロナ禍…と言われ

外出の制約やら 自粛始まった頃

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まって

7日間

本の表紙のみ紹介だとか

誰かに 繋いでタグ付けするとか 

いろいろ 制約あったのだけど

やはり 読んだ気持ち 言いたくて

制約取っ払い

そこから 勝手に 派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

飽きずに やっとります

2024年 その64

『ぐるめれくいえむ』うつみよしこ(諷詠社)

助さん こと ドリアン助川さん きっかけで 繋がった お声がけくださった お方

助さんの先輩にあたる…てことは うちの じいちゃんの後輩に当たるのね とか

ばあちゃんも 母も 愛読していた『それいゆ』の 編集部におられたこともあるのね とか

お連れ合いの かつての赴任地 仙台に 暮らしておられたこともあるのね とかとかとか…

いろんな御縁あり 

やりとりも いつも温かく 明るむ色合いで お茶目で…でも そんななかにいつも 真っ直ぐなる 芯を持っておられて うれしくなってしまう お方…「よしちゃん」の 

エッセイでは 3冊目の ご本(『私のそれいゆ日記』『パリはごきげん♪』共に 諷詠社)

帯の「ありがとうさーん」という フレーズ

まさに お茶目な よしちゃん節そのもの

きっと 大河ドラマでもできそうな 濃く 深く 厚みのある 日々を 生きて越えてこられた というのに

この 軽やか朗らかな味わい たるや!

どっしりおもたげな歴史的事実を突きつけるわけではなくても

さらりと

疎開のことや

戦地から戻られた 兄様のことや

「墨で塗りたくった教科書」という フレーズに 忍ばせられる スパイス

重たいパウンドケーキより

ふんわりいつの間にか 消えるような シフォンケーキのようだけれど

ちゃんと ひとつひとつの 素材の 存在感を 残すところ

いつもながら感服!であります

食べ物さんたちが 愛おしくなる

あらためて いただきます ありがとうさ〜ん♪と 向かい合いたくなるのでした

仙台のことが 保育仕事で うろつく界隈に近かったり

ちらりと 登場する 賣茶翁さんにも ご縁があるもんで

肌身に 近い 愛しい一冊と なりました

ありがとうございます〜

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