‘ご本のこと’ カテゴリーのアーカイブ

7daysbookcoverchallengeSpinoff「2024」その42

2024 年 3 月 19 日 火曜日

本の中には すいすい読めないものがあって

それは 難解さによることもあるけれど

一節から 色んな感情 記憶が 湧き出してきて 立ち止まらざるを得なくなる…ということもある

今回のは 湧き出し立ち止まり系であった…

コロナ禍 騒がれ始めた2020年はじめ頃

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まって

7日間

本の表紙のみ紹介だとか

誰かに 繋いでタグ付けするとか 

いろいろ 制約あったのだけど

やはり 読んだ気持ち 言いたくて

制約取っ払い

そこから 勝手に 派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

飽きずに やっとります

2024年 その42

『新版 慶州は母の呼び声』森崎和江(ちくま文庫)

とても名の知れた方だというに

多分 初めて

もっと早くに 出会うべきであったろうに と 悔やんでもしょうがないのだけど…

植民二世と 名乗っておられること

決して 特権に甘んじて暮らしていたわけでもなく

その 柔らかしなやかな 幼心で

日々の暮らしの背景を支える 力の成り立ちを

薄っすらとでも 感じ取り

負い目のようなものさえも 感じておられたようなところ

その時代にあって「皇民」などという言葉に 呑まれぬ 確かなる 眼差しを持っておられた 父上の 存在のおかげもあるのだろうけど(国を支えてゆく子らを大切にせねばならぬのだから 教育や医療の無償は当たり前ではないか…なんてな コスタリカのようなことを その時代に考えておられたとか すごすぎる!)

あっさり読めば のどかなる 幼い日々のエッセイのようでもあるけれど

余章にも記されている「他民族を食い物にしてしまう弱肉強食の日本社会の体質」が 自分の中にも流れている と 抱えながら生きて 書かれたということからくるのか

深くも知らずに 安穏と生きてしまっている わたくしにさえ ちり ちり と 刺すような 痛みが 滲み出てくるようで

しばしば うぅ…と 本を閉じて 息を整えねばならなくなった

引き上げてこられた後 程なくして 自ら逝ってしまわれたという弟さんが 書かれた「敗戦の得物」の中の

「自由の根底」とは したい放題なのではなく「人と人との相互の信頼」「他に迷惑をかけない、他人の不幸を脅かさない」とあるのが

罪悪感と共に 迫ってくる

かつてが野蛮だったから戦争が避けられなかったわけではなく 自国のことばかり みつめる「単眼」で生きているからで 敗戦後もその体質は変わっていない ということば(これは『地球村のびっくり子ども』からの 引用)肝に銘じねばな

本の中に出てきた わらべ唄で ばあちゃんが教えてくれたのと 似てるのがあって おお♪と うれしかったのは

「月夜の晩に、火事が出て、水持って来い、木ベエさん、金タマ落として、泥だらけ」てやつ

うちのは

「げづよのばんげ かずだすて すいどのみずばかげだれば もくさん ちんたま どろだらげ…にち!」てなやつです

ま それはさておき

このさき どれだけ読めるか わからんけれども 森崎さんの 著作も たどりたいと 思うのでした

いやはや 読めば読むほど読みたいの増えるって なんだべまず…

7daysbookcoverchallengeSpinoff「2024」その41

2024 年 3 月 11 日 月曜日

喉元過ぎさせてしまってるし

トラウマ的なものもなさそうだし

心乱れたりもしてないし

…と 言いながら

ふとしたきっかけで 涙が滲んでくるのって

きっと 考えすぎなのだ…と 思おうとして

そうか 考えないようにしている心向きがあるのだな と

改めて気づく 今日という日 さんがつじゅういちにち

本に逃げたりしてるのかな…

コロナ禍 騒がれ始めた2020年はじめ頃

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まって

7日間

本の表紙のみ紹介だとか

誰かに 繋いでタグ付けするとか 

いろいろ 制約あったのだけど

やはり 読んだ気持ち 言いたくて

制約取っ払い

そこから 勝手に 派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

飽きずに やっとります

2024年 その41

『つきよのおんがくかい The Moon Light Jamsession』山下洋輔 文 柚木沙弥郎 絵 秦好史郎 構成(福音館書店)

ミュージシャン山下さんならではの ことば

柚木さんの 踊りだす絵

どこに文字を入れるか…というのが 秦さんの 手腕だろか?

これ読んで〜 て言われたら

かなりの 読み語り力 試されるだろね

下手な 読みに 汚されることなく

文字を 読めるようになった お子 自らの力で 読んで

音楽を浮かべてほしいかな

叫び声「カンカンカカンカカーン」て

どうすりゃいいのよ…だし

7daysbookcoverchallengeSpinoff「2024」その40

2024 年 3 月 11 日 月曜日

慰霊祭や 黙祷が行われるはずの 03111446

気づけば 本を読んでいた

人からの 声がけに お返事していたりした

用足のため 出かける予定を ゆるく 浮かべていたものの

「あの日」のように 家にいられるのだから 家にいようと思った

身構えずに過ごそう…と 身構えていたのかもしれない

なんてことない日を過ごせる日を 味わいたかった

そんなこんなで 読了

コスタリカもの 続きますた

コロナ禍 騒がれ始めた2020年はじめ頃

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まって

7日間

本の表紙のみ紹介だとか

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いろいろ 制約あったのだけど

やはり 読んだ気持ち 言いたくて

制約取っ払い

そこから 勝手に 派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

飽きずに やっとります

2024年 その40

『コスタリカ 「純粋な人生」と言いあう 平和・環境・人権の先進国』伊藤千尋(高文研)

今この時代に 伝え続けねば!と 昨年出版された本

ほんに コスタリカに 学ぼうよ 日本よ!と

恥ずかしさとともに 仰ぎ見る

護憲 改憲 でなく 活憲

もっと近くに

国民のためのものとしての 憲法のこと

本当に大切にしなければならないものはなにか…

宮城県と コスタリカと ご縁もないわけではなさそうだ

コロナ禍で 陣頭指揮をなさった 保健相ダニエル・サラス氏は 東北大学の 大学院に留学して 公衆衛生を学んだ 医学博士だったり 

コスタリカの 国連平和大学で 2022〜2023年 仙台の 大学職員 遠藤茜さんという方が 留学なさってた…とか

まだまだ 咀嚼できぬ 情報量 どば〜ん!と あったものの

きっと すぐ 言葉に 行動に 表せなくても

よりよきことへの なんにゃらか(まいど あほぅな 語彙ばかりで 面目ないが…)は

きっと 一滴ずつでも 身のうちに 染み 湧き 沸きてくれるはずだ

コスタリカ由来の珈琲など 淹れて 拳握る 昼下がり

勇気を ありがとうございます

7daysbookcoverchallengeSpinoff「2024」その39

2024 年 3 月 6 日 水曜日

以前 角田少年少女合唱団にて 歌った『らぶりぶふりー 明日の明日へ出発だ』という歌が 大好きだったのだけど

「やりたいことがいっぱいで からだがひとつじゃたりないよ たのしいことがおおすぎて こころがひとつじゃたりないよ」てな歌詞があって

こことこ しみじみと

「読みたい本がいっぱいで からだがひとつじゃたりないよ」と うたいたくなる

身の丈じゃない 本の数

身の丈を どうにか 伸ばせるであろか?

何いってんだ?

ま それはさておき

コロナ禍 騒がれ始めた2020年はじめ頃

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まって

7日間

本の表紙のみ紹介だとか

誰かに 繋いでタグ付けするとか 

いろいろ 制約あったのだけど

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#7daysbookcoverchallengeSpinoff

飽きずに やっとります

2024年 その39

『体験取材!世界の国ぐにー5 コスタリカ』文・写真 渡辺一夫 監修 五十嵐義明(ポプラ社)

コスタリカについての映画上映企画から

すっかり コスタリカファンになって

もっと知りたい もっと近づきたい と 切望しつつも

コスタリカについての 文献が見つけられず

コスタリカ産の コーヒーや チョコレートを 飲み食いするくらいで

なんとも 心許ないまんま

あとは『コスタリカ 愛の海』 https://youtu.be/Uw96n19k9HE?si=S1HXc6goy8Rdx9aD を 聴いては また 震災に寄せてくださった思いの熱さ 温かさを 忘れずに きっと 繋ぎ伝えてゆくぞ!と 気持ち改めていた

んで 先日 また コスタリカのこと 思い出すきっかけがあり(助さんの『あん』が 中南米あたりにとどく 翻訳出版あり とのしらせ)

再び コスタリカについての本を 調べたら

あらあら いままで どこ探してたのよ!?てなくらい 出てきて

その中の 小中学生にも楽しく読めそうな ポプラ社産の一冊を まず 求めたのでした

あぁ そうだそうだ 映画でも 観たのだったな そんなことこんなこと と

復習してるみたいな気持ちと

はえぇ そこまでのこと 知らなかった〜と

仲良しになったお友だちの 故郷の話を聞かせてもらっているみたいな 親しみやすさ

ふりがなもふってあるし 

かの国の お子たちの 声も 紹介されていて よりいっそう 身近に感じる

「図書館用特別堅牢製本図書」てことですが

にゃんこらの爪と 泥足に ちょいと 汚損しかかってました

このシリーズ 日本のお子たちに向けて てことなのだろうけど

もし これで 日本を 取り上げるとしたら どこをどう取り上げまとめるのだろう なんてことを ちょっと 考えてしまった

ま 何れにせよ 読みやすく楽しいシリーズ 他の国のも 読みたくなっちゃうなぁ

7daysbookcoverchallengeSpinoff「2024」その38

2024 年 3 月 5 日 火曜日

母の 東北アララギ会 会誌『群山』歌稿 助太刀 終えて

ちょ と ほっとして

連投

コロナ禍 騒がれ始めた2020年はじめ頃

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飽きずに やっとります

2024年 その38

『そしたらそしたら』谷川俊太郎 ぶん 柚木沙弥郎 え(福音館書店)

24年前のご本

そのときだって 柚木さんは 80間近であったろう

なんとも 愉快に 谷川さんの ことばたちを あそびながら 膨らませてくれてる

声に出して

黙して ながめて

また 声に出して眺めて味わって

うれしくなる

7daysbookcoverchallengeSpinoff「2024」その37

2024 年 3 月 5 日 火曜日

まとまった 読書時間がなかなかとれず

ちょ とした 合間に 読もうと 傍らに 置いといて

大抵 にゃんこらの 泥足判子やら 食べこぼしが ついてしまうという

人から本を借りたくないのは こういうことも 要因のひとつなのでした

さても 続けておる

コロナ禍 騒がれ始めた2020年はじめ頃

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

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7日間

本の表紙のみ紹介だとか

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いろいろ 制約あったのだけど

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飽きずに やっとります

2024年 その37

『被災物 モノ語りは増殖する』姜信子 山内宏泰 志賀真理子 川島秀一 山内明美 東琢磨 ほか 被災物ワークショップ参加者(かたばみ書房)

胸の真ん中を どぅん!と 押し叩かれるような 思い

よくも語ってくれたな

被災したものたち

かつて 暮らしのなにかの一部だったもの

「瓦礫」などとまとめてはいけないもの

そのものの 来歴を 知らずに

しかし 知らぬからこそ 己の記憶と命から呼び出されるものを 語ること

当事者だからこそ

当事者でないからこそ

「モノ語りに応答する」

伝えること

つなぐこと

これは 神話の始まりだ

姜信子さんの「私たちはみな、この無残な近代を超えてゆく『モノ語り/記憶』の当事者です。」に 背中を押される

ヱビスさまの存在

宮城と 西宮との 繋ぐ ご縁も 己の身近にあるではないか!と

改めて 思い馳せる

たくさん 思いが 浮かんでは 語り尽くせぬうちに 泡と消えてしまうのだけれど

また たくさんたくさん 浮かべては あらわしてゆこう と思う

モノに 語らされる これからを 光と 抱きながら

7daysbookcoverchallengeSpinoff「2024」その36

2024 年 3 月 3 日 日曜日

芋蔓式もいいとこ

先日読んだ 柚木沙弥郎さんの お仕事紹介本から

すべて欲しくなり

しかし そんな時間も懐も けつのあなも小さく狭いわたくし

悩みに悩んで

まずこれ(…まず てことは 今後こんてぃーにゅ!てことありあり…)

コロナ禍 騒がれ始めた2020年はじめ頃

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まって

7日間

本の表紙のみ紹介だとか

誰かに 繋いでタグ付けするとか 

いろいろ 制約あったのだけど

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飽きずに やっとります

2024年 その36

『夜の絵』村山亜土 作 柚木沙弥郎 絵(筑摩書房)

描く 書くという 性

くるしみもよろこびも 呼吸の如きものとして

そうするしかないありかたなのだな

児童劇作家として 名高い 村山亜土さんの 遺稿に

柚木沙弥郎さんが 愛蔵の端切れを用いて 結ばれた 私家本の 限定復刻

そのことばから

抽象画のような コラージュ画面から

ひんやりした

しかし 濃密な 夜の水が 

空気が

透明なる思いが 流れ出してくる

ゆっくりと 輪郭がにじむような 淡い声で 読みたくなった

7daysbookcoverchallengeSpinoff「2024」その35

2024 年 3 月 3 日 日曜日

あれこれ動くことができなくて 待つしかない という時 本を読むことが多い

あれこれ動けるのに 本を読むと

贅沢させてもらっちゃってる とか

ほかに もっと 益になることもやれるであろうに なんでこんな時間の過ごし方をしてるのだ!?と 申し訳ないような思いにもなったり…

心が 貧乏性なのかもしれない

…とかいって ほとんどの人が「なんでそんなことしてるのかよくわからない」と 思うことに 平気で 時間をかけたりする アンバランスバランスの わたくしでもあるがな

コロナ禍 騒がれ始めた2020年はじめ頃

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飽きずに やっとります

2024年 その35

『いまここに在ることの恥』辺見庸(角川文庫)

震災前 まだ うちが 朝日新聞と 河北新報と 二紙 とっていて

わたくしも 目を通したりしていた頃

辺見庸さんの 書いたものがあると 正座し直すようにして 読んでいた

あまあまな気持ちを 張り倒されるような

刺されるような痛みを感じつつも 

刺されたくて読むような感じでもあった

病を得た後に 書かれた本は

かなり 角が柔らかくなった印象はあるものの

やはり その見極めようとする眼差しは さらに 鋭くなられたようでもあった

あんちゃ 母 父 と 倒れた後に 

その著作に かなり 励まされる思いを頂いた

ジャーナリストという立ち位置の

外延から みて かいて 評じることの恥を 肝に銘じておられる姿

聖域が設置されることによる「公共空間」の消失…それは 物質的なことだけではなく 今の世間に 実は 多発しているような事態

「国民の総意」という フィクション

わたくしも 足りない頭のままだけど

諦めずに 考え続けてゆきたい と 改めて思う

7daysbookcoverchallengeSpinoff「2024」そ34

2024 年 3 月 2 日 土曜日

本など読んでる場合ぢゃねぇ…とかおもいつつ

動物病院待合室にて 本読み

呼ばられたのに気づかぬという体たらくもありあり…読んでんぢゃん!だ

コロナ禍 騒がれ始めた2020年はじめ頃

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

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7日間

本の表紙のみ紹介だとか

誰かに 繋いでタグ付けするとか 

いろいろ 制約あったのだけど

やはり 読んだ気持ち 言いたくて

制約取っ払い

そこから 勝手に 派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

飽きずに やっとります

2024年 その34

『柚木沙弥郎 美しい本の仕事』編著 小林真理(パイインターナショナル)

アートディレクター 画家 美術ジャーナリスト…と 多彩な顔を持たれる 小林真理さんは

助さん(ドリアン助川さん)繋がりで お声がけいただいた方で

ちょうどその時 手にしていた『画家のブックデザイン』(誠文堂新光社)の 著者の方ではないですかっ!と 驚き喜び 小鼻ふがふがになったのでした

女子美術鑑賞会みたいなグループをまとめておられて 

そちらの方へのお誘いもあり

画像だけだけれども その作品を見せていただいて

…わ なんつう 俳句的!?な さくひんであろか!?生で見てみたい!と 切望したりしておるのでした

…んで 柚木沙弥郎さん

手元に 意識せずとも 絵本や 作品には 触れて 目に慣れていて

でも 作品 として とりたてて ながめていたというよりも

ずっとあってくれているもの と いう

まるで 日常風景でありまして

あぁ そうか おなじみ光原社の あのマークか! とか

このご本によって 改めて 見直す

そしてそして 実は お名前 柚木沙弥郎→「ゆのきさみろう」ではなく

「ゆずき」もしくは「ゆうき」と 漠然と 思っていったのでした

絵本に ひらがな表記もあったろうに!

申し訳ない

うっかり 柚木沙弥郎さん装幀 と思いこんでいた『日本の星』野尻抱影(中公文庫)は

柚木沙弥郎さんの師である 芹沢銈介さんのものでした

わはは

笑っちゃうほど ぐだぐだざっくりの把握

それで 柚木沙弥郎さんのこた 好きだ…とかいうの 申し訳ないですが…

真理さんの 柚木沙弥郎さんに対する 敬愛の思い

そしてそのお仕事に対する 過不足なく すとんと 届く ことばたち

素晴らしや!

特に 装幀について「本の中身を守り装飾を施し、より美しい本にする様々な工夫のこと」から始まる 表現は

あぁ そうだそういうことだ と うっとりしつつ 納得してしまう

柚木沙弥郎サンの作品に改めて 出会い直そう という思いと

小林真理さん作品に お目にかかりたや という思いと

もりもりに わいてきてしまったとこでした

7daysbookcoverchallengeSpinoff「2024」その33

2024 年 2 月 26 日 月曜日

ちと あきました

いつもならぬことが ちょこちょこと やってきていて

なんとなく ざわついていたものの

読んでました

ちょこ ちょこ と 休み休み読みだったもんで

はじめに出てきて あぁ♪と 知った気持ちになったはずの人物名が

どれがどれやら!?になっちまって(横文字の名前は おんなじ「がいこくのひと」の箱に入ってしまって ごっちゃになる感じ)

あぁもおぉ…でしたが

まぁ 試験に出るわけでもないし

かまうこたぁねぇやい!

コロナ禍 騒がれ始めた2020年はじめ頃

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

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本の表紙のみ紹介だとか

誰かに 繋いでタグ付けするとか 

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#7daysbookcoverchallengeSpinoff

飽きずに やっとります

2024年 その33

『ダーウィンをめぐる人々』松永俊男(朝日新聞社 朝日選書)

ダーウィンについて 知りたかったわけでもなく

たまたま わたくしと おんなじ誕生日 てことで 名前だけ しかと 覚えておった 地質学者 アダムセジウィックさんについて

だいぶ前に ディアゴスティーニの『トレジャーストーン』に ちら と 紹介されていたけど 

なんか もっと詳しく書いてある本てないのかなぁ…て 思って 調べたら

この本に 行き当たったのでした

アダムセジウィックさんのとこだけ読んでもいいかなぁ くらいの 軽い気持ちで 読み始めたものの

これがなかなかに 興味深く 読みやすい本でした

著者 松永さんの 筆力だろか?

ざっと ダーウィンとの 関わりを紹介した後 生い立ち…て

よくあるパターンだとしても

とても 受け取りやすかった

そして ダーウィンたら ウェッジウッドの一族なのね

キリスト教と 対立しているイメージだったけど

そんな単純でもないのね

結構な 男尊女卑だったのね

ミミズさまの 素晴らしさを発見してくれたのね

アダムセジウィックさんたら 結構な 反ダーウィン派閥と見られてたのね

ダーウィンの説は 矛盾点も多いのね

…などなど

思いの外 楽しく読めましたる

まだまだ解明されきってないことばかりだなぁ