7daysbookcoverchallengeSpinoff「2024」その35

あれこれ動くことができなくて 待つしかない という時 本を読むことが多い

あれこれ動けるのに 本を読むと

贅沢させてもらっちゃってる とか

ほかに もっと 益になることもやれるであろうに なんでこんな時間の過ごし方をしてるのだ!?と 申し訳ないような思いにもなったり…

心が 貧乏性なのかもしれない

…とかいって ほとんどの人が「なんでそんなことしてるのかよくわからない」と 思うことに 平気で 時間をかけたりする アンバランスバランスの わたくしでもあるがな

コロナ禍 騒がれ始めた2020年はじめ頃

お家滞在時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まって

7日間

本の表紙のみ紹介だとか

誰かに 繋いでタグ付けするとか 

いろいろ 制約あったのだけど

やはり 読んだ気持ち 言いたくて

制約取っ払い

そこから 勝手に 派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

飽きずに やっとります

2024年 その35

『いまここに在ることの恥』辺見庸(角川文庫)

震災前 まだ うちが 朝日新聞と 河北新報と 二紙 とっていて

わたくしも 目を通したりしていた頃

辺見庸さんの 書いたものがあると 正座し直すようにして 読んでいた

あまあまな気持ちを 張り倒されるような

刺されるような痛みを感じつつも 

刺されたくて読むような感じでもあった

病を得た後に 書かれた本は

かなり 角が柔らかくなった印象はあるものの

やはり その見極めようとする眼差しは さらに 鋭くなられたようでもあった

あんちゃ 母 父 と 倒れた後に 

その著作に かなり 励まされる思いを頂いた

ジャーナリストという立ち位置の

外延から みて かいて 評じることの恥を 肝に銘じておられる姿

聖域が設置されることによる「公共空間」の消失…それは 物質的なことだけではなく 今の世間に 実は 多発しているような事態

「国民の総意」という フィクション

わたくしも 足りない頭のままだけど

諦めずに 考え続けてゆきたい と 改めて思う

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